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"マルディグラ"は世界最大のLGBTのお祭り【動画あり】

オーストラリアにはマルディグラという世界最大のゲイ&レズビアンの祭典があるという雑学

世界にはたくさんのお祭りがある。日本でもねぶた祭や七夕まつりなど、数えきれないほどのお祭りがあり、その土地や神様とのつながりを大事にした、歴史を感じるものが多いだろう。

アメリカでは感謝祭やハロウィン、クリスマスなど日本でも楽しまれているお祭りがある。

有名なものからマイナーなものまで各地にはたくさんのお祭りがあるのだが、オーストラリアでは「マルディグラ」というゲイ&レズビアンの祭典が毎年行われているのを知っているだろうか? 今回は、その「マルディグラ」についての雑学をご紹介していくぞ!

【世界雑学】オーストラリアにはマルディグラという世界最大のゲイ&レズビアンの祭典がある

エイミー
この間オーストラリアに行ってきたんだけど、『マルディグラ』っていう世界最大規模のゲイ&レズビアンの祭典を見てきたのよ。
ロバート
そいつはなんだか楽しそうだな!

【雑学解説】オーストラリアのシドニーでは世界最大のゲイ&レズビアンの祭典「マルディグラ」がある

私はオーストラリアのシドニーに数年間滞在していたことがあるのだが、この祭典のことははじめ全く知らなかった。友人から「マルディグラっていうのがあるけど一緒に行こう!」と誘われ初めて知ったのである。

ネットで「マルディグラ」と検索してみてほしい。最初に出てくるのは「シュローブ・チューズデイ」や「パンケーキデイ」といった文字だろう。

シュローブチューズデイは懺悔の火曜日と呼ばれるもので、昔は断食の前日のことをいったのだ。断食前に食料を使い切る、ということから「パンケーキを焼く」という日になった。ここまで見るとゲイやレズビアンといった意味合いのものは出てこない。

なので、実際に行くまで全く知ることもなかった祭典なのだ。正式には「シドニー・ゲイ・アンド・レズビアン・マルディグラ」といい、約1ヵ月にわたる壮大なお祭りである。

ロバート
そんなに長い期間開催されるのかい?!

シドニーはオーストラリアのニューサウスウェールズ州にある場所である。オペラハウスといえば大抵の方が「あー! あそこ!」となるだろう。

そのシドニーで毎年2月の第二木曜日から始まるのが、このマルディグラだ。マルディグラ開催期間は、いたるところでパーティやイベントが行われている。

私が滞在していた当時もシドニーでは同性愛にあまり偏見がなく、LGBTの方たちも普通にカミングアウトしていたり、自由に手をつないで歩いている姿を見ることも多かった。

しかしシドニーでも、過去には同性愛に対する差別や迫害があったのだ。

現在ではとてもハッピーな祭典として知られるマルディグラだが、実は同性愛への権利を主張するデモが始まりだった。

1984年、シドニーのあるニューサウスウェールズ州で同性愛は合法、と法律の改正がされた。それまでは同性愛は犯罪扱いをされていた。

エイミー
同性愛を犯罪扱いするなんて、ひどい時代もあったのよね…。

よって、先ほどもお伝えしたようにそれによる逮捕や差別、迫害といったことが行われていたのだ。

まだ合法になる以前の1978年、同性愛者たちによるデモ行進が行われた。事前に許可を得たにも関わらず、その後その申請は却下され、第一回目のデモ行進は警察によって解散とされる。

当時の主催者のほとんどが逮捕された。当然のように参加者たちは職を失ったり、その後の生活に大きな影響を受けることとなった。

しかし、その後回数を重ねるごとに観客も少しずつ増えていく。そして1984年に合法化が決まる。

エイミー
同性愛が合法化されるまで、多くの人が血と涙を飲んだことでしょうね。

その後は参加者・観客もどんどん増えていき、現在では警察や政府もこのイベントのサポートをするようになった。

オーストラリアの有名企業などもたくさんフロートを出しており、国を挙げての一大イベントとして現在は大切にされているのだ。ちなみにフロートとはディズニーランドでいうミッキーやミニーが乗っている乗り物のことだ。

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【追加トリビア】約1ヵ月のフェスティバルをしめるパレードが圧巻

このように深い歴史を経て今の形になったマルディグラ、この祭典のメインイベントといえばマルディグラパレードだろう。

各国から約1万人以上の参加者が、ディズニーランドなみのきらびやかなフロートに乗ったりしながらパレードする。

ハイドパークからムーアパークまでの約2kmを長い時間かけてゆっくりと進む。シドニーの道は比較的わかりやすいので、初めていく方でもすぐにたどり着くことができるだろう。

ただし激混みなのでご注意いただきたい。パレードが到達していない場所でもきらびやかな衣装を着た美人のお兄さんたちや、コスプレをした若者などでごった返している。

ロバート
想像するだけでも、かなり楽しそうだぜ!

もしきれいなお兄さんを見つけたら一緒に写真を撮ってもらったりすることだってできる。私も当時お願いしたら笑顔で快諾してくれた思い出がある。

一枚撮って、「ありがとう!」というと「え? もっと撮りましょうよ! 次はこんなポーズで!」ととても気さくに何ショットも撮ってくれたのだ。ファンキー美人なお兄さんたちのことは今でも忘れない。

日中からお酒を飲んではいるが、夜になるとさらにみんなテンションがアゲアゲである。パレードへの声援も大きくなり、興奮は最高潮だ。

道々で「ハッピーマルディグラ!」と言いあったりしている人もいる。そんなときにはぜひ皆さんも笑顔で「ハッピーマルディグラ!」と返してみてほしい。とっても気さくな彼らは「イエーイ!」とハイタッチしてくれるだろう。

エイミー
ホント、みんながハッピーなお祭りなのよ!チャンスがあればみんなに行ってほしいわね!

トリビアまとめ

いかがだっただろうか? 今回はオーストラリアのゲイ&レズビアンの祭典「マルディグラ」についての雑学をご紹介した。

シドニーは治安も比較的安定しており、観光するにも生活するにも、とても良い場所だと思う。人々はフレンドリーで交通の便もとても充実している。

食べ物もファストフードはもちろん、日本食・韓国食・イタリアンなどなど、日本人にとってもおすすめの場所だ。

次回旅行の計画を立てるときには、マルディグラ期間を狙ってシドニーに行ってみてはいかがだろうか?

なかなか旅行は難しいというかたは、この2018年のマルディグラの動画で楽しんでみてほしい。

ロバート
WOW!マジで楽しそうだな!オレ、次のマルディグラは絶対見に行くぜ!

エイミー
アタシもまた行くつもりよ!

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