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みかんを焼くと薬に!"焼きみかん"の効能と作り方とは?

雑学カンパニー編集部

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"焼きみかん"の効能と作り方に関する雑学

みかんは手軽に手に入る甘酸っぱくておいしい、風邪対策にもなる果物だ。

食べ過ぎて手や体が黄色になってしまう…という話は有名だが、みかんを加熱調理することで風邪予防の効果が増す事実は、それほど知られていないだろう。

今回の記事では、みかんを焼くことによって、どのような効能が得られるかをご紹介するぞ!

【食べ物雑学】"焼きみかん"の効能と作り方とは?

焼きみかんの効能と作り方に関する雑学

ぷよぷよくん
みかんを焼くっていう発想はなかったなぁ…ソレ、美味しいの?

ガリガリさん
焼くとみかんは甘みが増すんだ。焼きみかんは栄養が豊富で、まるで薬のような効能が得られるんだぜ。

【雑学解説】焼きみかんの効能

前提として、焼きみかんは「皮ごと」食べる。これにより、みかんの皮に含まれる栄養分までも摂取することが出来るのだ。

みかんの皮を細切れにして乾燥させた物は、漢方では陳皮(ちんぴ)として親しまれている。それほど栄養価が高い。みかんの効能を最大限に引き出すためにも、皮ごと食べることを推奨する。

ガリガリさん
陳皮は食欲不振・嘔吐・疼痛などに対して効果があるんだ。

以下に、焼きミカンに含まれる成分を解説しよう!

ビタミンC

焼きみかんの効能①ビタミンC水溶性ビタミンの1種。

細菌やウイルスを排除する働きをもつ「リンパ球」や免疫系および炎症の調節などをおこなう「インターフェロン」などを活性化することで、体の免疫力を高める。

また、脳内ホルモンの分泌量を調整することで、自律神経を整えてくれる。

βクリプトキサンチン

みかんに含まれる黄色の色素(β-カロテンの仲間)。

体内に吸収されると、必要に応じてビタミンAに変換され、体調維持の働きをなす。動物実験によると、βカロテンよりも強力な発がん抑制効果があることが分かっている。

ぷよぷよくん
えぇ、がんの発生を抑える効果まであるの?みかんってスゴイ…

ナリンギン

みかんの皮に含まれる成分。

腸のぜん動運動を活発にして、消化吸収を促進する効果がある。また、中枢神経の働きを抑制して、睡眠の質を向上させる効果もある。

ぷよぷよくん
みかんにはいろいろな健康効果があるんだね。この効果全部が摂取できる焼きみかんの作り方が気になるよ!
ガリガリさん
落ち着けよ。次から焼きみかんの作り方を紹介するぜ。

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【追加雑学】焼きみかんの作り方

焼きみかんの作り方に関する雑学焼きみかんの作り方は、焼きりんごや焼き芋と一緒だ。何も難しいことはない。

その1:ぬるま湯で表面を洗う

まずは、みかんの表面についている汚れやワックス(蒸散防止剤)などを洗い流そう。水よりもぬるま湯で洗うことで、効率よくワックスを洗い流せる。

ワックスは農薬とは違うので、あまり神経質になる必要はない。ざっくりと洗うだけで充分だ。

その2:アルミホイルに包んで加熱

みかんの水気をふきんなどでぬぐい取ったら、次はアルミホイルに包んで、オーブントースター(魚焼き用のグリルでも可)に入れよう。

加熱時間は、5分~10分。表面が黒く焦げてきたら、上面の加熱は充分だ。

みかんをひっくり返して、今度は下面も加熱していこう。半ば火が通っている状態なので、5分も加熱すれば充分だ。

ぷよぷよくん
10~15分程度でできちゃうお手軽スイーツなんだね。
焼きみかんを食べるときは空腹時に

みかんは酸味の強い果物なので、甘い果物やデンプン質の多い食べ物(白米や芋など)とは、食べ合わせが悪いといわれている。

焼きみかんの効能を最大限に引き出したいなら、空腹時に食べることを心掛けた方が良いだろう。普段から朝食を食べない人であれば、冬場の朝食としてオススメだ。体が温まるので、一石二鳥である。

ガリガリさん
冷え性の人の朝食にピッタリだな。

雑学まとめ

焼きみかんに関する雑学まとめみかんを焼くメリットは、何より「皮ごと」食べられる点にあるだろう。

皮に含まれる栄養分も摂取できるので、より高い風邪予防効果が期待できる。果物の皮には抗酸化物質も豊富なので、老化や生活習慣病も遠ざけられる。

ちなみに、みかんを焼くことによって、みかんの糖度が上がる。いくらか水分が飛ぶことで、味が凝縮されるためであろう。

風邪予防だけでなく、より甘い状態のみかんを楽しむためにも、焼きみかんに挑戦してみてはどうだろうか。

ぷよぷよくん
焼きみかんなら、料理が作れないボクでもできちゃうね。早速みかん1箱買ってこようっと。
ガリガリさん
体に良いからって食いすぎるなよ…

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