食べ物の由来

ミントとハッカの違いは?なんでスースーする?【ハーブ】

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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ミントとハッカの違いに関する雑学

パフェやアイスクリームの上にちょこんと乗っているミントの葉。最近では「チョコミント」が大人気。さわやかな味のミントは、スイーツにもってこいのハーブだ。

その一方で、よく聞く「ハッカ飴」や「ハッカ油」。色とりどりなサクマ式ドロップスのなかで一際異彩を放つ存在、「ハッカ味」

ピンクや黄色の他の味と違って無色で、味も甘くない。一匹狼のようなハッカ味は、子供達からは嫌われがちだが根強いファンも多く、ハッカ味だけの缶が売られるほどだ。

スースーとした清涼感のあるハッカだが、なんとなく「和のミント」なイメージがある。ポップなミントとレトロなハッカ。イメージにはだいぶ差があるが、ミントキャンディもハッカ飴も似たような味がする。

そこで今回の雑学では、ハッカとミントはいったいどう違うのかを解説していくぞ!

【食べ物雑学】ミントとハッカの違いは?

ぷよぷよくん
ボク、ハッカのキャンディーはあんまり好きじゃないんだけど、チョコミントのスイーツは大好き。でも、ミントとハッカってなんか似てるよね…
ガリガリさん
ハッカとミントはほとんど同じもので、ミントの種類のひとつがハッカなんだぜ。

【雑学解説】ハッカはミントの1種

ハッカはミントの1種についてのトリビア

ハッカもミントも世界中で栽培されているハーブだ。ハッカ(薄荷)は日本語で、ミント(mint)は英語

ほとんど同じものなのだが、厳密にいうとハッカはミントの1種。ミントの仲間にハッカもいるというわけである。ハッカも含めたシソ科ハッカ属の植物を全部まとめてミントと呼んでいるのだ。

ぷよぷよくん
ミントって1種類の植物のことじゃなかったんだねぇ。

そのミントの仲間は大きく分けて3種類

  • ペパーミント
  • ジャパニーズミント
  • スペアミント

このうち、ジャパニーズミントとペパーミント「ハッカ」と呼ばれている種類なのだ。

ハッカはミントのなかでもスースーする成分「メントール」の含有量が多く、清涼感を強く感じることが特徴だ。キリッとした爽快感から、飴やガム、歯磨き粉などによく使われる。

逆にハッカではないミント、スペアミントはメントールが少なく「カルボン」という甘い香りの成分が多く含まれている。そのため刺激は弱く、さわやかで甘い香りがするのだ。料理やスイーツ、カクテルなどに使われることが多い。

つまり、ミントの仲間のなかで刺激が強いものがハッカともいえるだろう。

ガリガリさん
ちなみにメントール含有量はペパーミントが50~60%、ジャパニーズミントは70~90%なんだぜ。

ミントもハッカもほぼ同じものだと思っていたが、細かく見るとずいぶん違うのだと驚かされる。用途でうまく使い分ければ豊かなミントライフを送ることができそうだ。

【追加雑学①】ミントがスースーする理由とは?

ミントがスースーするのはなぜ?というトリビア

ところでミントの清涼感は一体なんなのだろう。この清涼感の秘密は、ハッカの成分として紹介した「メントール」だ。

人間の肌は熱いものや冷たいものに触れたとき、「あつっ!」「つめたっ!」と感じることができる感覚神経がついている。

この神経は主に温度に反応するのだが、まれに植物の成分に反応することもあるのだ。

たとえば、唐辛子に含まれる「カプサイシン」。唐辛子自体は熱をもっていないのに、熱さを感じる神経がこのカプサイシンに反応してしまうのである。辛いものを食べると熱く感じるのはそのためだ。

この不思議な反応が、ミントのもつメントールにも当てはまるのだ。メントールは、唐辛子と逆に冷たさを感じる神経を刺激するのである。

実際に体温は下がっていないのに、メントールによって「冷たい」と体が錯覚を起こす。あのスースーした清涼感は、実はミントの起こした錯覚だったのだ。

ぷよぷよくん
ミントのスースー感って錯覚だったんだ…人の体って不思議だなぁ…

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【追加雑学②】虫よけにも?ハッカの上手な使い方!

虫よけにも?ハッカの上手な使い方!についてのトリビア

すっきりとして爽やかなハッカは食べ物としても人気だが、実は食べる以外にもさまざまな用途がある優秀なハーブなのだ。

虫除け

ハッカのすっきりとした香りは、虫たちにとっては「嫌いなにおい」。ハッカ油をエタノールと水に混ぜて作るハッカスプレーを、網戸やキッチンにシュッとかければ虫除けになるのだ。

人にも安心な成分だから、家にも体にも使えるのが嬉しい。ただ、猫や小鳥もハッカを嫌うのでペットを飼っている家庭では注意が必要だ。

消臭剤

ハッカには消臭・抗菌効果があるので消臭剤としても大活躍。

ハッカ油を柔軟剤代わりに使えば嫌な生乾きのにおいを防げるし、靴にハッカスプレーを使うことで足の臭い対策にも。

ガリガリさん
お前汗臭いし足臭いからハッカ使えよ。
ぷよぷよくん
ガリガリさん、ひどいよ…
入浴剤

ハッカ油をお風呂に数滴たらせばすっきりとした「ハッカ風呂」に様変わり。さわやかな香りはもちろん、メントール効果でお風呂からあがったあともスースーとした刺激が続く。

ベタベタしがちな真夏のお風呂にぴったりだ。

マウスウォッシュ

コップの水にハッカ油を2、3滴入れれば即席のマウスウォッシュに。口の中がベタベタして不快…というときもすぐにすっきりできる。ハッカの消臭効果で息もリフレッシュできるのも嬉しい。

ミントティー

紅茶にハッカ油を入れて作るミントティーもおすすめだ。ハッカの清涼感ですっきりリフレッシュできる。さわやかに過ごしたい朝や集中力を高めたいときにおすすめだ。

ガリガリさん
ミントティーは胃腸の調子を整える効果や美肌効果があるんだぜ。

実用的な使い方からリラックス効果まで…まさに生活の知恵。一人で何役もこなすハッカはとても便利なハーブだったのだ。

ミントとハッカの雑学まとめ

似たような味…。"ミント"と"ハッカ"の違いはなに?という雑学まとめ

ハッカとミントについての雑学を紹介してきた。

ハッカとミント同じ植物とはいえ、私たちに与える印象は違ったものであることには驚きだ。ミントに出会ったときには、ハッカかスペアミントか当ててみるのも楽しいかもしれない。

とはいえ、どちらも私たちの生活を豊かにしてくれる優秀ハーブ

特にハッカの用途の広さは衝撃的だ。実用的すぎる。一家にひとつハッカ油を置いておけば、何かと重宝するに違いない。

ぷよぷよくん
ハッカ油は神だね!…そういえば、百貨店の北海道物産展に行ったらハッカ油が売ってること多いよねぇ?
ガリガリさん
今は廃れてしまったけど、昔北海道ではハッカの栽培が盛んにおこなわれてたんだ。その名残で、今でも精油を製造しているところがあるから物産展に出展してるんだぜ。

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