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"守ってくれる"存在だから!"イモリ"と"ヤモリ"の名前が似ているのはなぜ?|動物雑学

イモリとヤモリはなぜ名前が似ているのか?に関する雑学

左:イモリ 右:ヤモリ

夏に田舎のおじいちゃん家に遊びに行ったとき、白いとかげみたいな生き物が壁に張りついて、「キキキッ」っと鳴いていた。おじいちゃんは、ニコニコ笑ってなんだか嬉しそうに「あれヤモリっていうんだぞ」って教えてくれた。

正直、イモリもヤモリもトカゲもカナヘビも区別がつかないのだが、イモリとヤモリに関しては名前まで似ているのでますますわかりづらい。

イモリとヤモリは、なぜ似たような名前がついたのだろうか? 今回は、イモリとヤモリの名前雑学をご紹介するぞ。

【動物雑学】イモリとヤモリはなぜ名前が似ているのか?

イモリは井戸を守る「井守」、ヤモリは家を守る「家守」。このようにイモリもヤモリも名前の由来が「守る」というところからきているため、名前が似た。

【雑学解説】イモリとヤモリの名前の由来とは

イモリとヤモリはどちらも害から守ってくれる良い存在と捉えられていたようだ! 一体なにを守ってくれたのだろう…? イモリとヤモリの由来をご紹介する。

イモリの由来

イモリはきれいな水田や井戸などに生息し、昆虫やミミズなどを捕食している。黒っぽい身体をしており、お腹はど派手な赤と黒の斑点模様だ。

また毒ももっている。イモリの毒は、フグの毒と同じテトロドトキシンである。

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井戸や水田に住みつき害虫を食べてくれるので、井戸(水田=井という説もある)を守る「井守」という名がついたそうだ。イモリもヤモリも人に危害を加えず、人家に関わるものを守る縁起のいい動物だったんだね!

ヤモリの由来

ヤモリは夜行性で、よく夜になると窓に張りついている。ヤモリのエサは昆虫なので、窓ガラスからもれる光に集まってきた虫たちを食べに来ているのだ。家の周りの害虫を捕食してくれるし、人には危害を加えてこないため、ありがたい動物とされた。

そこから「家を守る」=「家守(ヤモリ)」と呼ばれるようになった。ヤモリはハエや蚊、ゴキブリなどの害虫を食べてくれるとってもいいやつ!

どちらも人間にとって、いい存在だった。昔のひとは感謝の気持ちからそのような名前をつけたのかもしれないなと思った。

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【追加トリビア①】イモリとヤモリの見分けかた

姿形が似ていて、区別がつきづらいイモリとヤモリだが、主な見分け方はお腹・目・発見場所だ。

イモリ(両生類:カエル・サンショウウオなどの仲間)

  • 水辺にいることが多く、身体は粘膜で覆われていてやわらかい
  • お腹が赤い
  • 前足の指は4本でツメがない
  • まぶたがある
  • 驚かせると毒を出す
  • 準絶滅危惧種に分類され、あまり見かけることはない

ヤモリ(爬虫類:カメやヘビの仲間)

  • 夜に人家の壁や自動販売機に張りついている
  • お腹は赤くない
  • 前足の指は5本でツメがある
  • まぶたがない(一部例外あり)
  • 驚かせると「きゅー」と鳴いて逃げていく(毒はない)

もしヤモリが窓に張りついていたらラッキー! お腹が観察できる良い機会だぞ。

しかし、ヤモリもイモリも驚かせたり怖がらせたりすれば、尻尾を自分で切って逃げようとする。イモリは骨まで完全再生するが、ヤモリは完全に再生できないので、短い尻尾しか生えてこない。ちょっとかわいそう…。

見つけたからといって、いきなり捕まえたり、尻尾を持ってつかんだりはしないようにしようね。

【追加トリビア②】ややこしい…「ヒョウモントカゲもどき」はヤモリの仲間

「ヒョウモントカゲモドキ」という種類のヤモリがいる。ヒョウモントカゲモドキは、ヤモリの仲間なのに、まぶたがある。しかし、壁を這うことはできない。

この、まぶたがあり壁を這うことができない姿が、トカゲと似ているというのだ。

ちょうど、ヤモリとトカゲの中間のような種類なので「トカゲモドキ」と呼ばれることになったようだ。ちなみに海外では「レオパードゲッコウ」というかっこいい名前で、日本でも「レオパ」という愛称で呼ばれている。

アメリカやヨーロッパなどではブリーダーたちが販売用として計画的に繁殖させており、これがけっこうなお値段。5000円~2万円が相場だが、中には6万円以上の値がつくヒョウモントカゲもどきもいるくらい。爬虫類ファンに人気のヤモリなのだ。

爬虫類は無表情なんていわれるが、ヒョウモントカゲモドキは表情豊か。とにかく目も口もとても可愛いのだ。次の動画を見て、爬虫類の魅力を知って欲しいぞ!

【動画】おめめぱっちりでかわいすぎ!ヒョウモントカゲもどき

2:50辺りから、ヒョウモントカゲもどきのくりくりおめめが見られるぞ! 口にも注目してみて欲しい!(爬虫類嫌いさんは閲覧注意)

苦手だったひとはごめんなさい。真っ黒いつぶらな瞳で「出して出してー」「エサちょうだい~」と言ってそうな顔は本当にかわいい!

私も数年前飼っていたのだが、人懐っこく手に乗せること(ハンドリング)もできるので、本当に飼っていて楽しい爬虫類だった! この動画をきっかけに、爬虫類に興味がわくひとが出てくれたらうれしいぞ!

トリビアまとめ

イモリとヤモリ、なぜ名前が似ているか? という雑学をご紹介した。

イモリもヤモリも、家や水田の守り神として扱われていたので、「井守」「家守」だったなんて驚きだった。おじいちゃんが、家の中にいたヤモリを見つけて嬉しそうにしていたのは、もしかしたらヤモリが家を守る守り神だったからなのかな…。

私も、家でイモリやヤモリを見つけたら、追い払わず大事に扱おうと思う!

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