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海苔のソムリエ!"海苔食味検査員"の難関試験とは?【佐賀県】

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雑学カンパニー編集部

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佐賀県には、海苔の美味しさをチェックできる「海苔食味検査員」がいるという雑学

海苔はおにぎりや海苔巻きなどの和食だけでなく、パスタに細く切ってかけるなどいろいろな料理で活躍する。味付け海苔なら、そのままおやつとして食べても美味しい。

日本有数の海苔産地といえば、佐賀県だ。佐賀県は日本の海苔の養殖量ランキングにおいて、長年1位の座を守り続けている。

佐賀県の海苔は生産量が多いだけでなく、味もいい。佐賀県には、海苔の美味しさをチェックする「海苔食味検査員」がいるらしいが、どんな存在なのか。今回の雑学記事では「海苔食味検査員」について調べてみたぞ。

海苔食味検査員になるためには、厳しい試験が行われていた…!

【生活雑学】佐賀県には、海苔の美味しさをチェックできる「海苔食味検査員」がいる

味覚と海苔の識別能力の試験に合格すると、海苔食味検査員としてブランド海苔の選定に参加できる。

【雑学解説】海苔食味検査員はブランド海苔の選定に必要な資格

海苔食味検査員はブランド海苔の選定に必要な資格についてのトリビア

佐賀県では有明海での海苔養殖が盛んだ。佐賀県産の海苔は一般家庭で日常的に食べるだけでなく、贈答用としてもよく使われている。

日本を代表する海苔産地の佐賀県には、海苔食味検査員という制度がある。海苔食味検査員は海苔の美味しさをチェックする、海苔のソムリエのような存在だ。

海苔食味検査員の試験は毎年開かれており、合格率は約3割である。厳しい試験だが一般の人でも参加でき、以下の2種類の試験に合格すると、海苔食味検査員になれるぞ!

  • 味覚能力試験
  • 海苔の識別能力の判定試験

味覚能力試験では、8つのコップから「うま味・酸味・甘味・塩味・苦味」の5つを識別する。8つのコップから5つでは、3つあまるのではないか? 3つのコップはダミーとしてただの水が用意されるそうだ。難易度が高い…!

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海苔の識別能力の判定試験は、3種類の海苔を食べ比べてやわらかい順に選ぶ。海苔はパリッとしている食べ物なのに、やわらかさ? 奥が深すぎるぞ海苔の世界。

試験に合格し海苔食味検査員になると、佐賀県のブランド海苔である「佐賀海苔有明海一番」の選定に参加できる。ブランド海苔の選定を任せられる海苔のプロの証が、海苔食味検査員の資格ということだ。

味付け海苔ならともかく、ふつうの海苔の味にはあまり注目したことがなかった。私には、海苔の味の大きな違いもよくわからない。海苔食味検査員になるには、優れた味覚だけでなく海苔への愛も必要なのだろう。

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【追加雑学】食味検査員の制度は企業でも採用されている

食味検査員の制度は企業でも採用されているというトリビア

佐賀県の海苔食味検査員のような、味を確かめるプロの制度を導入している企業がある。食品メーカーでは、自社の製品が美味しいかどうかは重要な問題のため、味のチェックは大切だ。

今回は食味検査員のような制度を導入した、2つの企業を紹介しよう。食味検査員は美味しいものを食べるだけではない、製品の味を保証する責任ある役割だぞ!

亀田製菓の「亀田の柿の種」

亀田製菓は新潟県に本社を構える、せんべいなどのお菓子を手がける企業だ。亀田製菓の看板商品ともいえる「亀田の柿の種」は、食べたことのある人も多いかと思う。

亀田の柿の種の工場には、食味検査員がいる。食味検査員は1時間に1回、柿の種の味をチェックするのだ。チェックの間隔が細かい…!

チェック方法は、当日作った柿の種と2~3日前に作った柿の種を食べ比べて、味に変化がないことを確認する。当日作った柿の種を食べるだけだと、味の変化がわかりにくいのだろう。

同じ味と判断するのは、味の違いを見つけるよりも難しそうだ。味の違いならここが違うと説明できるが、同じ場合には説明がしづらい。食味検査員には説明する能力も必要なのか!

アメリカのアイスクリームブランド「Dreyer's(ドライヤーズ)」

ドライヤーズは日本での知名度はあまり高くないが、アメリカでは広く親しまれているアイスクリームブランドだ。ドライヤーズのアイスクリームを長年支えてきたのが、こちらの動画の人物である。

この男性はジョン・ハリソンという名前だ。ジョンはドライヤーズに勤務し、アイスクリームの試食を担当した。アイスクリームを食べるのが仕事とは、うらやましすぎる!

ジョンは1日に60種類ものアイスクリームのチェックをしていた。動画でジョンが金のスプーンをもっているが、アイスクリーム本来の味を確かめるのに適していたのが、金のスプーンらしい。プラスチック製のスプーンはプラスチックの味がするそうだ。

アイスクリームをパッケージごと半分に切っているのにも、理由がある。クッキーアンドクリームのようなアイスでは、クッキーとアイスのバランスが正しいかを確認するのだ。上にしかクッキーがなかったら、食べたときにがっかりするぞ…。

うらやましい仕事だと思ったが、想像以上に大変な仕事なのかもしれない。ジョンは一般の人よりも味覚が優れており、舌に100万ドルの保険がかけられていた。100万ドルの舌で味を保証されたアイスクリームって、美味しそう!

雑学まとめ

今回の雑学では、佐賀県には海苔の美味しさをチェックする海苔食味検査員がいることを解説した。海苔食味検査員の選定したブランド海苔を、ぜひ一度食べてみたいものである。

味の違いがわかるのは、大人という感じがしてかっこいい。もっと繊細な味覚をもつ人間になるために、これからはゆっくりと味わって食事をしよう。

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