日本史

600年前!日本一古いトイレは東福寺の"東司"。トイレのトリビアいろいろ

日本一古いトイレに関する雑学

紅葉の名所・東福寺

人生で必ず行く場所はどこか? トイレである。トイレは朝起きてから夜寝る前まで、1日の中で何度も足を運ぶ場所だ。トイレのない生活なんて、想像したくない…

生まれたときからトイレのある生活が当たり前だったが、トイレはいつからあるのだろう? 調べると、日本一古いトイレが京都にあるとわかった。昔のトイレを知れば、今のトイレのすばらしさに感謝したくなるぞ!

今回は、日本最古のトイレについての雑学を紹介していく!

【歴史雑学】日本一古いトイレは?

秀吉くん
完全プライベート空間のトイレって、けっこう大事な場所っすよね。今でも残ってる日本で一番古いトイレってどこにあるんっすかね?
信長さん
約600年前に京都の東福寺に建てられたものが、現存する日本最古のトイレだぞ。

【雑学解説】現存する日本最古のトイレは東福寺の「百雪隠」

日本一古いトイレを探した結果、京都の東福寺というお寺にあると判明した。京都のお寺は長い歴史をもつお寺が多い。古いお寺なら、日本一古いトイレがあるのも納得ができる。

東福寺には、「東司(とうす)」という建物がある。東司はお寺のトイレを示す言葉で、東福寺の東司こそが今の日本に残る最も古いトイレなのだ。

では、日本一古いトイレはどのくらい古いのか? 東福寺は鎌倉時代に建てられたお寺なのだが、最初に建てられた東司は残念ながら火災で焼失していた。現在残っているのは、約600年前の室町時代に建てられた東司である

東司は建物の中に壷(つぼ)の入った穴が並んでおり、その壷に用を足す。穴はたくさんあるので同時に複数の人が利用でき、公衆トイレのような形式だ

東福寺の東司は「百雪隠(ひゃくせっちん)」とも呼ばれ、国の重要文化財に指定されている。雪隠は昔の言葉でトイレを意味し、大人数が同時に利用できるため、百雪隠と名づけられたようだ。現代風にいうと、百人トイレということか!

秀吉くん
現代語にすると、趣もクソもなくなるっすね。

重要文化財の百雪隠だとすごくかっこいいのに、日本一古い百人トイレだとボロボロのトイレを想像してしまう…。言い方しだいでトイレもかっこよくなるんだな…。

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【追加雑学】トイレは観光名所へと進化している

トイレは時代とともに進化し、昔は珍しかったウォシュレットも今では珍しくなくなった。昔はよく見かけたボットン便所と呼ばれる汲み取り式のトイレや、和式のトイレのほうが最近では珍しい。

現代のトイレは機能面だけでなく、トイレという場所そのものが進化しているのをご存知だろうか。今やトイレはただの用を足す場所ではない。観光名所にもなっているのだ! ここからは、観光名所のトイレを紹介するぞ!

千葉県市原市の「世界一大きなトイレ」

千葉県市原市には、「世界一大きなトイレ」がある。世界一大きいとは、トイレのどの部分が大きいのか。便器は大きすぎても使いづらい気がするのだが…。どんなトイレなのか、動画で見てみよう。

信長さん
開放感に充ち溢れすぎなトイレだな。
秀吉くん
なんか僕、ここで用を足したら変に興奮しそうなんっすけど…。

黒い壁の内側は菜の花が咲く自然豊かな場所なのに、不自然に存在するトイレ。このトイレこそが、世界一大きなトイレなのである。便器のサイズではなく、壁の内側全体をトイレと考えた空間の広さで、世界一大きなトイレと呼ばれているのだ!

世界一大きなトイレは飯給駅(いたぶえき)の近くに設置されている。世界一大きなトイレというのはキャッチコピーで、本当の名前は「Toilet in Nature」だ。訳すと「自然の中のトイレ」である。

自然の中のトイレだから、このような場所にあるのだろう。使用時にはカーテンで目隠しができるのだが、落ち着いてトイレできなさそう…。このトイレは女性用なので、気になっても男性は使用禁止だぞ! 男性は近くの公衆トイレを利用しよう!

秀吉くん
え!男性用も作ってほしいっす!!
道の駅おおとう桜街道の「1億円のトイレ」

清潔感のあるキレイなトイレは、使うときに気持ちがいい。内装にもこだわったおしゃれなトイレも増えている中で、福岡県にはとてつもなく豪華なトイレが誕生していた。

福岡県の大任町(おおとうまち)にある道の駅「おおとう桜街道」には、「1億円のトイレ」があるのだ。トイレのどこにそんなにお金をかけられるのか? 実際に道の駅に行った人が撮影した動画をごらんいただこう。

信長さん
トイレにピアノ…?コンセプトがいまいちわからん…。

自動演奏のクリスタルピアノ…! これはお金がかかっている…! トイレにピアノが必要なのかと首をかしげる人もいるだろうが、トイレ待ちの行列で子どもの気を紛らわすのに役立ちそうだなと私は思った。

動画で紹介されていないが、女性用のトイレにはたくさんの絵画が飾られている。ピアノや絵画があるなんて、まるでホテルのロビーのようだ。ゆっくりと落ち着いて用を足せそう。

雑学まとめ

今回は日本一古いトイレと現代のトイレについての雑学を解説した。約600年前は穴と壷だったトイレが、今では温かい便座にウォシュレットがついたのだから、技術の進歩と開発者の発想に感心する

今から600年後には、どんなトイレが誕生するのだろう。個人的には、掃除の不要なトイレができてほしい。今後のトイレの進化が楽しみだ!

秀吉くん
僕は美女数人がお尻拭いてくれるトイレができてほしいっすね。
信長さん
猿よ…そういうことを言うからお前は人気がないのだ。

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