スポーツの祭典オリンピック。日本選手の活躍を応援したり、イケメン選手を探したり、楽しみ方は人それぞれだ。
そんな中、密かにイベントを盛り上げているのは…そう、マスコットである! 競技会場に現れたり、グッズが作られたり、オリンピックへの貢献度は計り知れない。可愛い顔をして頑張り屋さんだ!
そこで今回の雑学では、歴代のマスコットをご紹介しよう!
【オリンピック雑学】五輪の歴代マスコットたち
【雑学解説】オリンピックマスコットは国の特徴や文化を表している!
オリンピックのマスコットは、1968年の冬季グルノーブル大会が始まりとされている。その名を「謎のスキーヤー」といい、大会の非公式キャラクターとして生まれたそうだ。
ツルツルな丸い頭にうっすら笑顔を浮かべ、顔を真っ赤にしながらスキーのジャンプをしてる。そしておでこには五輪のマーク…はっきり言おう、夜に出会ったら確実にホラーだ!
この謎のスキーヤーが好評だったのかは謎なのだが、以降現在までオリンピックでは毎回公式のマスコットが作られている。
では、歴代マスコットをいくつか紹介しよう!
【追加雑学①】オリンピック初代公式マスコットはダックスフンドの「ヴァルディ」
オリンピックの初代公式マスコットは、1972年ミュンヘン大会の「ヴァルディ」だ。
ヴァルディはドイツ原産の猟犬であるダックスフンドがモチーフになっており、長い胴体がカラフルに彩られている。これは可愛い! 謎のスキーヤーのテイストを継承してなくてよかった…。
ヴァルディはスポーツ選手の強靭さや忍耐強さ、俊敏さを表しているそうだ。これは可愛い姿に選手も観客も癒されたはず!
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【追加雑学②】歴代マスコットの中で一番不人気だったのは?
可愛くて人気のマスコットがあったなら、不人気だったマスコットもあったはず…!
今までで一番不評だったといわれているマスコットは、2012年のロンドン大会で作られた「ウェンロックとマンデビル」だ。メタリックな素材に大きい一つ目、これはお世辞にも可愛いとは言えない。
ウェンロックとマンデビルは、定年退職したオリンピックスタジアムの作業員が、孫のために建設時に使った鉄骨で作った人形という設定だ。
おじいちゃんと孫のほっこりしたエピソードも、この奇抜なキャラクターからは伝わってこないぞ…!
このマスコットはイギリス国内でも人気がなく、グッズが半額セールで売られるほど大不評だったそうだ。可愛くないうえに半額…なんだか頑張って作ったおじいちゃんの気持ちを考えたら切なくなってきた…。
【追加雑学③】気になる2020年東京オリンピックのマスコットは?
2020年東京オリンピックのマスコットは「ミライトワとソメイティ」だ。
ミライトワは藍色と白の市松模様が特徴のキャラクター。「未来」と「永遠(とわ)」を足して、「素晴らしい未来を永遠に」という願いが込められている。
一方のソメイティは両頬にある桜の触角が特徴のピンクと白のキャラクター。日本を代表する植物である桜の「ソメイヨシノ」と「so mighty(とても強い)」を足して作られた。
ソーマイティって…アベンジャーズの仲間にそんな感じの人がいなかったっけ?
このマスコット、実はどちらも特殊能力をもっている。なんと、ミライトワは瞬間移動ができ、ソメイティは空が飛べるのだ。
やっぱり君たちアベンジャーズじゃないの?!
ではここで、ミライトワとソメイティのデビュー動画を見てみよう!
スピード感がすごい! これは子供たちのヒーローになりそうだ!
雑学まとめ
今回の雑学ではオリンピックの歴代のマスコットを紹介した。
人気があるかどうかはさまざまだけど、どのキャラクターもその国の特徴や文化を表現していることが分かった。
東京オリンピックではミライトワとソメイティと一緒に選手を応援しよう!