成人向けの週刊誌「プレイボーイ」。そのロゴマークといえば、ウサギだ。
どうしてウサギが使われているのだろう。読者層から考えると「バニーガール」からの発想でウサギを採用しているのだろうか?
いかにもな発想だが、そんな理由ではない。プレイボーイのロゴマークは、可愛らしいウサギの意外な一面から採用されたものだ。今回はそんなウサギの習性に関する雑学を紹介しよう。
【面白い雑学】週刊プレイボーイのロゴにウサギが使われた理由とは?
【雑学解説】週刊プレイボーイとウサギの性欲の関係
ウサギといえば、か弱く、人畜無害…そんなイメージがある。しかし、ウサギは凄い…。何が凄いかというと、性欲が強いのだ!
つまりプレイボーイのロゴは、性欲の強さを表したものだという。成人向け雑誌としては、すがすがしいほどストレートな表現である…。
動物には季節によって発情期というものがあるが、ウサギには発情期が無い。季節を問わず繁殖できるのだ。
ちなみにオスは、同じウサギのメスだけでなく、人間にも発情することがあるそう…。まさにプレイボーイも真っ青なストライクゾーンの広さである。
発情しっぱなしのオスはもちろん、メスもいつでも妊娠の準備ができている。というのも、ウサギのメスは交尾がきっかけで排卵するからだ。ちなみに交尾の直後でも排卵する…理屈的には、際限なく交尾を繰り返せるわけである。
「おなかに赤ちゃんがいたら、さすがに交尾はしないでしょ…。妊娠中に交尾したら赤ちゃんはどうなるの?」と思うかもしれない。
しかしウサギは、たとえおなかの中に赤ちゃんがいようが交尾をするし、そこで新しく赤ちゃんができても、母ウサギはどちらの赤ちゃんもおなかの中に宿すことができる。人間の感覚では考えられない体だ…。
どうしてこんなに交尾をして、ポコポコ赤ちゃんを産むのか。これは私の推測だが、ウサギは草食動物…いわゆる「食べられる側」の動物だ。そのため、「ウサギ」という1つの種として生き残るために、繁殖力が強くなったと考えられるのではないだろうか。
…いや、それでも強すぎると思うのだが…。
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「週刊プレイボーイ」の雑学まとめ
「プレイボーイ」のロゴがウサギなのは、ウサギの性欲が強いからという雑学を紹介した。基本的に多くの動物は春や秋に発情期を迎え、それに合わせて交尾をして子供を作る。
しかし、ウサギには季節による発情期というものが存在しない。オスはいつでも交尾する気満々だし、メスはいつでも赤ちゃんを作る準備ができている。
ウサギの性欲が強いといわれると、その見た目とのギャップに驚かされる。しかし食べられる側のウサギだからこそ、子孫を残す力が強く備わっているのだとすると、自然界は上手くバランスが取れているな…と感心させられる。