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超絶人気!海外でウケてる"昭和のロボットアニメ"はなに?

雑学カンパニー編集部

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昭和のロボットアニメは海外で人気だった!という雑学

「クールジャパン」が政府によって提唱され、いわば国家公認となった日本のアニメ文化。そのなかでも、主人公が巨大ロボットに乗り込んで活躍するロボットアニメは、日本独特のものといえるだろう。

とくに昭和においては、「ガンダム」・「マジンガーZ」・「ゲッターロボ」などの作品が日本中の子どもを虜にしたのはご存知の通りだ。

しかし、昭和のロボットアニメが虜にしたのは、日本の子どもだけではない。一部のロボットアニメは、海外で国民的な人気を誇っていたのだ!

今回は、海外で人気だった昭和のロボットアニメについての雑学を紹介したいと思う。

【サブカル雑学】昭和のロボットアニメは海外で人気だった!

ひかり
日本だけでなく、フランス・イタリア・フィリピンでも昭和のロボットアニメは大人気だったんだよ!
ゆい
そうだったんだ…!

【雑学解説】海外で人気だったロボットアニメとは?

海外で人気だったロボットアニメについてのトリビア

日本で人気のロボットアニメといえば、「マジンガーZ」「機動戦士ガンダム」の名が真っ先に挙がるだろう。しかし、海外で人気だったロボットアニメは、日本での人気作品とはちょっと違うのである。

では、どのロボットアニメが人気だったのか? 国別に紹介していきたい。

「UFOロボ グレンダイザー」/フランス

日本では「マジンガーZ」・「グレートマジンガー」に続くマジンガーシリーズの3作目として、1975年(昭和50年)に放送された「UFOロボ グレンダイザー」。

フランスでは、1978年に「Goldorak(ゴルドラック)」というタイトルで放送され、平均視聴率75%、最高視聴率はなんと100%! というお化け番組だったのだ。

ひかり
視聴率100%!?そ、そんなことがあり得るの!?

しかし、この集計は年代別のものであり、子どもに限定されたものであること、当時はテレビ局が3つしかなかったことなどの条件が積み重なった結果の数字のようである。

ひかり
び、びっくりしたぁ…!いやでも、そうだとしてもスゴすぎるよ…!

とはいえ、「グレンダイザー」がフランスで人気だったことは間違いなく、日本では発売されなかった敵役の玩具や、さまざまなキャラクターグッズが発売されたという。

また、「グレンダイザー」は中東のイラクでも1982年に放送されて大変な人気を博し、放送時間の夕方6時になると街角から子どもの姿が消えたという伝説があるそうだ。

「鋼鉄ジーグ」/イタリア

「グレンダイザー」と同じ1975年(昭和50年)に放送された「鋼鉄ジーグ」は、主人公がロボットの頭部に変身し、磁石の力で体のパーツが合体するという一風変わったロボットアニメ。

それもそのはず、この作品はまず玩具の企画から始まったロボットアニメであり、磁石で手足がくっつく玩具が大人気であった。

ちなみに、私もこの玩具をもっていたが、関節が磁石なので壊れる心配がなく、手と足の位置を入れ替えてくっつけたりと、いろんな遊び方ができた記憶がある。

イタリアで「ジーグ」の放送が始まったのは1979年のこと。「Jeeg Robot d'acciaio」というタイトルで放送された「ジーグ」は、本編も人気だったが主題歌はさらに人気が高かったようで、イタリアの自動車製造会社ルノーのCMにも使われたほどなのだ。

また、イタリアの有名歌手がカバー曲を発表するなど、なぜかイタリア人にウケがいい「ジーグ」の主題歌。理由はよくわからないが、イタリア人の心をつかむ何かをもっていたらしい。

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「超電磁マシーン ボルテスV」/フィリピン

「超電磁ロボ コン・バトラーV」に続いて1977年(昭和52年)に放送された「超電磁マシーン ボルテスV」は、5台のマシンが合体してロボットになるという「コン・バトラーV」の流れを継承した作品だ。

フィリピンで放送された1978年当時は、アメリカのアニメが多くて日本のアニメは珍しかったためか、子どもたちのあいだでかなりの人気となり、最高視聴率は58%にまで達した。

しかし、大人たちからは「暴力的である」「子どもがグッズを欲しがったり、勉強しなくなる」などと批判され、評判はよろしくなかったようだ。

そして、1979年8月には当時のマルコス大統領が「ボルテスV」の放送禁止を宣言し、最終回直前に「ボルテスV」は放送中止となってしまう。

ゆい
楽しみに観ていた子どもたちがかわいそう…。

この放送禁止については、作中において敵側で革命が起こるという内容が描かれており、独裁的な政治を敷いていたマルコス大統領がこれを嫌ったからではないか…という説も出ている。

なお、放送が中止された残りの回は、革命によってマルコス政権が倒された1986年に無事に放送されたとのこと。現地では、「ボルテスVを放送させるために革命が起こって、マルコス政権が倒された」というジョークがあるらしい。

その後、1999年に再放送されると、その人気は再燃し、世代を超えた人気作品となった。そして、「ボルテスV」の主題歌は現地でかなり人気があり、現在でも日本語で歌えるフィリピン人は数多くいるという。

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【追加雑学①】「鋼鉄ジーグ」を題材にした映画が作られていた!

2015年、「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」という映画が、イタリアで公開された。この作品はいわゆるダークヒーローもので、突然超人的なパワーを手に入れたローマのチンピラが、「鋼鉄ジーグ」好きのヒロインからDVDを見せられたことをキッカケに悪の組織と戦う…というストーリー。

まずはトレーラーで雰囲気を確認していただきたい。

ゆい
予告編観ちゃったら、全編観ないと気が済まないよ…!

「皆はこう呼んだ、鋼鉄ジーグ」は、イタリアのアカデミー賞において7部門で受賞するなど、かなり評価の高い作品だ。監督は「鋼鉄ジーグ」のファンであり、作中でも映像が頻繁に使われるなど「鋼鉄ジーグ」に対するリスペクトで溢れている。

興味をもった方は、ぜひ本編をご覧になっていただきたい。

【追加雑学②】「ボルテスV」主題歌の歌手はフィリピンで国賓級の扱いだった

フィリピンで「ボルテスV」の主題歌が人気であるのは先ほども述べたが、その主題歌を歌っていたのは、歌手の堀江美都子である。

堀江美都子といわれてもピンとこない方もいるかと思うが、「キャンディ・キャンディ」「花の子ルンルン」の主題歌を歌った歌手である…といえば、ロボットアニメに馴染みのない女性でもおわかりいただけるだろう。

そして、堀江美都子が自らの30周年リサイタルでフィリピンを訪れた際には国賓級の扱いを受けたらしく、堀江美都子が乗った車が走行する信号はすべて青であり、ノンストップで移動可能だったそうだ。

ひかり
すごっ!すべて青の信号…経験してみたい~!

ちなみに、2017年には「ボルテスV」の40周年イベントが開催される(もちろん、日本では開催されていない)など、時代を超えてフィリピン人に愛されている「ボルテスV」。堀江美都子には「ボルテスV」の象徴として、日本とフィリピンを繋ぐ架け橋として頑張っていただきたい。

雑学まとめ

超絶人気!意外な昭和のロボットアニメが海外でウケている!という雑学まとめ

今回は、日本のロボットアニメの海外での反応に関する雑学を紹介した。日本のロボットアニメが海外でも熱狂的な人気だったのは、とても驚きである。どうやら、国の東西を問わずロボットアニメは子どもを惹きつける魅力にあふれているようだ。

ひかり
やっぱりロボットアニメは、国を問わず子どもを虜にするんだね…!

21世紀に入ってから提唱された「クールジャパン」だが、昭和の時代から世界に通用するコンテンツであったのは誇らしい限りである。

クリエーターの皆さまは、今後も世界に通用する作品を作っていただき、日本文化を世界中に広めていただきたい。

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