企業・商品

1927年誕生!セブンイレブンはアメリカの氷屋から始まった

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。

セブンイレブンはアメリカの氷屋から始まった!に関する雑学

皆さんがよく利用するコンビニはどこだろうか? ローソン? ファミリーマート? おそらく一番名前があがるのはセブンイレブンだろう。

セブンイレブンはとにかく店舗数が多い。どこに行っても見かけるコンビニであるため、必然的に利用する頻度が増える、それもセブンイレブン好調の要因となっているようだ。

そのセブンイレブンだが、なんと元々は氷屋だったらしい。今回の雑学では、氷屋からどのようにしてコンビニが生まれたのか検証してみた。

【生活雑学】セブンイレブンは元は氷屋だった

孫ちゃん
おばあちゃ~ん、セブンイレブンでプリン買ってきたよ。一緒に食べよ~。
おばあちゃん
おやおや、これはまたおいしそうだね。セブンイレブンってもともとはアメリカテキサス州の氷屋さんだったんだよ。それが今じゃこんなおいしそうなプリンまで…。
孫ちゃん
え?もともと氷屋さんだったの?
おばあちゃん
1927年にテキサス州でオープンした氷販売店っていうのを、なにかで見たことがあるよ。

【雑学解説】はじまりはテキサス州の氷屋さん

はじまりはテキサス州の氷屋さんというトリビア

氷製造会社で働いていた「アンクル・ジョニー」の愛称でみんなから呼ばれていたジェファーソンさんは、テキサス州ダラスで氷屋をはじめた。会社員から自営業に転身したわけである。自分のペースで働きたかったのだろうか。

さて、アンクル・ジョニーは氷だけでなく、食べ物も売ろうと思いつく。はじめはミルク・パン・卵を貯氷庫のデッキの上で売り出した。さらに、他の生鮮食品店が店を開けていない夜や日曜日にも、おかまいなしに営業を続けた。

そのアイデアが功を奏し、夜と日曜日は特に売り上げが増えたのだった。1933年には禁酒法が廃止となり、ビールやリキュールも売りはじめると店の成長に拍車がかかった。これがのちのセブンイレブンのはじまりだとされている。

孫ちゃん
なんかもうすでに原型ができてるね。

このアンクル・ジョニーの氷屋に目を付けたのは、アンクル・ジョニーが元々働いていた会社であるサウスランドカンパニーの社長ジョー・トンプソンジュニア。経営手法を取り入れ、他の地域にある氷販売の小売店でも生鮮品の販売をはじめたのだ。そのお店の名前は「tote'm Stores」と呼ばれ、10年で店舗数を3倍に増やすまで成長した。

「tote'm Stores」は1946年にセブンイレブンに名称を変えた。これは一週間無休で朝7時~夜11時まで店をオープンするという営業時間を拡張したことに由来する。こうしてみんな大好き、セブンイレブンの名称が誕生したのである。

孫ちゃん
え…でもこれ、ぶっちゃけ部下のパクリじゃん…?
おばあちゃん
原型を作ったのはジョニーさんなのにねぇ…。

スポンサーリンク

【追加雑学①】セブンイレブンのロゴマークの由来は?

セブンイレブンのロゴマークの由来についてのトリビア

さて、セブンイレブンといえば赤で書かれた数字の7に、緑の英語表記のELEVEnをあしらった特徴的なロゴマークでも有名である。あのロゴマークの正確な由来についてはわかっていない。おそらく営業時間に関係しているのだろうが、当時の資料があまり残っていないため、確定したことがいえないそうだ。

また、不思議なのはELEVEnの最後のnだけ小文字表記になっているところ。この理由も正式には分かっていないが、2つの説があるのでご紹介する。

まずはデザイン的な理由で変更した説。ロゴ考案当時の社長夫人が「最後だけ小文字にしたほうが美しいのでは?」と提案したのだそう。さすが社長夫人、鶴の一声だ。

もうひとつは、商標申請が通らなかったため、仕方なく最後だけ小文字にしたという説。これもありそうな話である。

孫ちゃん
そもそも最後だけ小文字になってたってことすら知らなかったよ!
おばあちゃん
商標申請は、全部大文字のELEVENだと一般的な言葉すぎて申請が通らないからってことらしいねぇ。

【追加雑学②】コンビニの1日の売り上げは?

コンビニの1日の売り上げの平均は、約40~60万円程度だといわれている。もちろん平均の数字なので、これよりも売り上げている店舗もあるし、これ以下の売り上げの店舗もある。

しかし、「以外と多いな」と思った人は多いのではないか。私たちがコンビニで買い物するときは、だいたい1,000円前後くらいの軽い買い物しかしない。

孫ちゃん
いやいや…そんなに買ってないですけど…。

単純計算すれば、60万円÷1,000で600人の人が、1日にコンビニを訪れていることになる。24時間営業していることを考えると、それくらい客が出入りするのかもしれない。

雑学まとめ

1927年誕生!セブンイレブンはアメリカの氷屋から始まったという雑学まとめ

セブンイレブンにまつわる雑学をご紹介してきたが、いかがだったろうか。セブンイレブンはもともとはテキサス州の氷屋。しかし、氷だけでなく生鮮品の販売もはじめたこと・夜や日曜日も営業を続けたこと、この2つが当時は斬新なアイデアだったのだ!

これは現代でもいえるが、ビジネスにおいて重要なのは、他の競合とどのように差異をつけるかだ。アンクル・ジョニーのこのアイデアは、差異化の大切さを如実に表した話だろう。皆さんもビジネスをはじめるなら、なにか奇抜な発想があったほうがいいかもしれない。

孫ちゃん
う~ん…奇抜な発想っていってもね~…。そんな簡単に思い浮かばないよ。
おばあちゃん
まぁ何気ない中でパッとひらめいたりするかもしれないよ。しかしこのプリンおいしいねぇ。

おすすめ記事

win-winの戦略!オリジン弁当の近くにセブンイレブンがある理由は?

続きを見る

いま読まれている記事

  • この記事を書いた人

雑学カンパニー編集部

雑学カンパニーは「日常に楽しみを」をテーマに、様々なジャンルの雑学情報を発信しています。