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静岡県で交通事故が多いのはなぜ?死者数が多い県は?【新東名高速道路】

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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静岡県で交通事故が多い理由に関する雑学

静岡県や静岡県民について、あなたはどんな印象をもっているだろうか。世間では、気候が穏やか・マイペース・温厚・水道の蛇口からお茶が出る…などといわれているようだ。

私は静岡県出身なのだが、「雪が1cm積もったら交通機関がパニックに陥るんでしょ?」とも聞かれたことがある。たしかに、地面がうっすらと白くなっただけで「雪が積もったァァ!」と大はしゃぎするほど、雪は珍しいものだった。

では、「静岡県は交通事故が多い」というのは聞いたことがあるだろうか? 正直私は、静岡県は交通事故が多いという印象はまったくなかった。

今回は、静岡県で交通事故が多い理由についての雑学を調べてみたぞ! 思わず、「なるほど~」と言ってしまうような理由だった。

【生活雑学】静岡県で交通事故が多い理由

静岡県には東名高速道路の約半分ほどと、新東名高速道路のほぼすべてが通っているため、県内で重大な事故が起こりやすい。

【雑学解説】静岡県は主要幹線道路の総延長が長いため事故が起こる確率が高い。

静岡県は主要幹線道路の総延長が長いため事故が起こる確率が高い。というトリビア

2018年1月から11月末までの人口10万人あたりの交通事故による死者数は、静岡県の浜松市がワースト1位で、静岡市がワースト2位だった。

浜松市民は公共の交通機関を使う人が少なく、高齢者の免許保有率が高いそうだ。私が住んでいたのは浜松市ではないが、たしかに日々の生活に車は欠かせなかった。

私の場合は最寄り駅まで歩いて1時間…! 公共の交通機関を使う機会が少ないというのはわかる。

ただ、それは他の地方都市にも共通することではないか? なぜ、静岡県での交通事故が多いのか。

県内を走る高速道路が長い

県内を走る高速道路が長いというトリビア

東京と名古屋を結ぶ東名高速道路は、全長およそ346km。東京・神奈川・静岡・愛知を通っているのだが、そのうちの約180kmが静岡県内にあるのだ。半分以上が静岡県!

そして、新東名高速道路は2019年現在、ほぼすべてが静岡県内を走っている。国道の総延長(道路法で認定された道路の長さ)も他県に比べて長い。

静岡県に事故が多いのは、主要幹線道路が長く通っているからだった! 東西の物流の要衝として、また富士山をはじめとする観光地へアクセスできる道路であるため、交通量がとても多いのだ。

交通量が多ければ、必然的に事故は起こりやすくなる。さらに、高速道路を走る車は貨物トラックや観光バスなどの大型車両が多い。ひとたび事故が起これば、大事故になってしまう確率も高くなる!

「静岡県民がマイペースだから事故が多い」と思っていたが、静岡県民だけが交通事故増加の原因ではなく、高速道路もその原因のひとつのようだ…!

「静岡県で交通事故が多い」=「静岡県民は交通事故を起こしやすい」というわけではないことを、皆さんに知ってもらいたいと思う。

しかし、静岡県内には霧が発生しやすい牧ノ原台地や強風が吹く県西部の沿岸部、伊豆の山道など危険な場所が意外と多いので、一般道での運転も注意が必要だ…。

ちなみに、停止線で一旦停止はちゃんとするのに、発進を焦って衝突する「せっかち運転」をする運転手も多いそうだ。「静岡県民はのんびり屋さんなイメージ」と言われているはずだが…おかしいな。

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【追加雑学①】交通事故による死者数が多い県は…?

交通事故による死者数が多い県についてのトリビア

静岡県は交通事故が多いといわれているが、交通事故による死者数は都道府県別ワースト5には入っていない。こちらは、2018年の交通事故による死者数のベスト5とワースト5を記した表だ。もちろん、少ない方が上位。

2018年都道府県別交通事故による死者数

2018年都道府県別交通事故による死者数ベスト5

順位都道府県死者数
1位島根県20人
1位鳥取県20人
3位石川県28人
4位高知県29人
5位佐賀県30人

2018年都道府県別交通事故による死者数ワースト5

順位都道府県死者数
47位愛知県189人
46位千葉県186人
45位埼玉県175人
44位神奈川県162人
43位兵庫県152人

静岡県はワースト5に入っていない! 事故は多いが死亡事故はそこまで多くないということか?

静岡県は全国47都道府県中37位の104人。…やはり下から数えたほうが全然早かった。

上記の表は、あくまで交通事故死者の数だけを見たもの。人口が多い都道府県では死亡事故も必然的に起こりやすくなるので、総人口を考慮したうえでのランキングも見てみよう。

2018年人口10万人あたりの交通事故死者数

2018年人口10万人あたりの交通事故死者数についてのトリビア

2018年人口10万人あたりの交通事故死者数ベスト5

順位都道府県10万人あたりの死者数
1位東京都1.04人
2位大阪府1.67人
3位神奈川県1.77人
4位京都府2.00人
5位埼玉県2.39人

2018年人口10万人あたりの交通事故死者数ワースト5

順位都道府県10万人あたりの死者数
47位福井県5.26人
46位富山県5.11人
45位三重県4.83人
44位岩手県4.70人
43位山形県4.63人

大都市が意外にも上位にきている。やはり、電車でどこでも行けるというのは大きいよな。静岡県は、全体の15位で2.83人。

私の家は最寄り駅まで徒歩1時間。バスで行こうにも2時間に1本で、移動に車は必須だ。しかし、データをみると静岡県民は意外と公共の交通機関を使っている人が多いのかもしれない。

【追加雑学②】静岡県民の運転(悪い例)

都道府県別のランキングでワースト1位となってしまった愛知県では、有名な「名古屋走り」という迷惑運転をする運転手が多いといわれている。

しかし、静岡県のドライバーも、止まる・譲る・待つができない人たちが多いらしい…。あと、方向指示器を出さない人も多いんだとか。

静岡の温厚な県民性どこ行った!? 悪い方向にマイペースさが出てきてしまっているようだ。

雑学まとめ

静岡県で交通事故が多い理由についての雑学をご紹介してきた。その理由は、県内に幹線道路が多く走っているからだった。交通量が多いと必然的に交通事故が発生する確率も高くなるのだ。

「静岡県は交通事故が多い」というと、静岡県民が事故を頻繁に起こしているように聞こえる。だが、東名高速などでの交通事故は県外の人による場合もあると思う。

一概に、静岡県民に原因があるとはいえない。もちろん、静岡県民の中にも運転が荒い人やルールを守らない人はいるが。

「富士山に見惚れちゃうから交通事故が多いんじゃない?」と言っている人もいた。一理あるかも…? 富士山に限らず、わき見運転は絶対にダメだ! 車に乗るときは、安全運転を心がけよう。

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