サッカーといえば、1チーム11人で行うスポーツだというのは誰もが知っているだろう。
もちろん、危険なプレーや侮辱的な行為で審判にレッドカードを提示されると、その選手は退場となりチームの人数は減ってしまう。しかし1試合中にレッドカードで退場になるのは多くても2人程度で、実際に目にしたことがある人は少ないだろう。
しかし、なんとアルゼンチンでは37人が退場になるという試合があったのだ! 37人ってもはやフィールド上の選手の人数超えてるし! どういうこと!?
まさに前代未聞の異常事態。そこで今回の雑学では、アルゼンチンで起こった珍事件について紹介していきたいと思う。
【スポーツ雑学】アルゼンチンでは、37人が退場になったサッカーの試合がある
【雑学解説】驚きのサッカー試合!ベンチの選手も合わせて36人が退場に!
この珍事件が起こったのは2011年2月26日、アルゼンチン5部リーグのクライポーレvsビクトリアーノ・アリナスの試合だ。まずは気になる試合映像を見ていただこう。
日本だと想像できない乱闘騒ぎだ…。この乱闘の引き金になったのは、アウェーのビクトリアーノ・アリナスが試合中に2名の退場者を出してしまい、試合にも敗れてしまったことだ。
フラストレーションがたまっていたビクトリアーノ・アリナスの選手は、試合終了後にクレイポーレの選手に詰め寄り、そこから小競り合いが勃発。よっぽどイライラしてたようだ。
さらには、フィールド上の選手だけでなく、ベンチの選手もこの小競り合いに参加すると、一気に乱闘に発展。両チーム合わせて36人の選手が退場したのだ。審判もいちいちレッドカード出すの疲れそう…。
スポンサーリンク
実は用具係も1人退場していた!
ん? 36人にレッドカードが出された? タイトルではたしか37人って…。
そう。じつは、両チームの選手だけでなく、用具係にもレッドカードが提示されていたのだ! スタッフにもレッドカードって出せるんだ…。
【追加雑学】レッドカードが乱発されたのは、審判が混乱していたから?
まさかの37枚のレッドカードが提示されたこの試合。じつは、試合後にクレイポーレの監督は「主審が混乱していた」と述べており、審判のミスもあると指摘している。
たしかに映像を見る限り、全員が乱闘に参加しているわけではないような…。ただ、試合後にこんな乱闘起きたら審判が混乱しても仕方ない気もするが。審判にも同情…。
雑学まとめ
アルゼンチンで起きた珍事件についての雑学を紹介してきた。37人もの選手が退場となったサッカーの試合、その原因は乱闘だった。そして37人もの選手にレッドカードを提示した審判は、なんと混乱していたという…。
37人も退場したら、両チームは次の試合どうしたんだろうか? 選手足りなくて、ベンチが空っぽになったりしているのかな?
おすすめ記事
-
-
サッカーから戦争に…。ホンジュラスとエルサルバドルのサッカー戦争
続きを見る
-
-
サッカー選手"ゲーリー・リネカー"の偉大すぎる記録とは?【動画】
続きを見る