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たぬきうどんときつねうどんの"たぬき"と"きつね"の意味とは?

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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たぬきうどんときつねうどんの雑学

天かすがたっぷりのった「たぬきうどん」。しっとり油揚げが魅力の「きつねうどん」

ここでひとつ質問です。「あなたはどちらがお好みですか?」 うーん、私は…。とそんな話をしたいわけではない!

本当にしたかった質問はこうだ。「たぬきときつねと呼ばれる意味を知っていますか?」

どちらも、たぬきやきつねの肉を使っているわけではないのはみなさんもご存知の通り。今回は「たぬき」「きつね」と呼ばれる意味についての雑学を紹介する。

【食べ物雑学】たぬきうどんときつねうどんの「たぬき」と「きつね」の意味

ぷよぷよくん
たぬきうどんときつねうどん…なんで『たぬき』と『きつね』なんだろう?
ガリガリさん
これにはいろんな説があるんだ。動物に関係ある説はもちろん、省略語が由来となっている説もあるんだぜ。

【雑学解説】たぬきうどんは「たね抜き」、きつねうどんは「きつねの好物」が最有力

たぬき→きつねの順で解説していく。

たぬきうどんの由来はこの4つ!

・【最有力】たねを抜いているから!
・たぬきに似ているから!
・たぬきに化かされたから!
・きつねが先にあったから!

ガリガリさん
それぞれの由来を解説していくぜ。
【最有力】たねを抜いているから!

うどんの具のことを「たね」と呼び、その具である「たね」がないうどん「たね抜き」うどんと呼んでいた。

「たね抜き」が「たぬき」という言葉になり、たぬきうどんになった説が最有力である。具が抜かれて天かすだけがのっている、たねが抜かれたのがたぬきうどんということだ!

たぬきに似ているから!

ごま油で揚げた天かすが黒っぽい色になり、たぬきを連想させるからとのこと。黒っぽい天かすからたぬきを連想できない私の想像力のなさを悔やむ。

また、天かすがたくさんのっているうどんを食べて、お腹が膨れる様がたぬきに似ているからという説もある。

ぷよぷよくん
天かす美味しいよね!うどんが見えなくなるくらい、山のように天かすを盛ると最高だよ…えへへ…
ガリガリさん
…お前…それ店ではやってないよな?出入り禁止食らうぞ?
たぬきに化かされたから!

天ぷらうどんかと思ったらたぬきうどんだった。天かすに騙された状態を「たぬきに化かされた」といいこの説も生まれたという。

きつねが先にあったから!

きつねうどんに対抗して、たぬきうどんを作った説もある。これは諸説あり、たぬきうどんの方が歴史が古いという意見もあるが、はっきりとはわかっていない。

ぷよぷよくん
『たね抜き説』が一番説得力あるね。でもボク、『抜く』っていう言葉は大嫌いだよ。やっぱりモリモリに盛ってもらわないと…へへ…

きつねうどんの由来はこの2つ!

・【最有力】油揚げがきつねの好物だから!
・油揚げがきつねの姿に似ているから!

それぞれの由来を解説していく。

【最有力】油揚げがきつねの好物だから!

きつねといえば稲荷神社。稲荷神社ではお供えとして油揚げが供される。それは油揚げはきつねの好物といわれているから! そこから油揚げをのせたうどんが、きつねうどんになった。

油揚げがきつねの姿に似ているから!

綺麗なきつね色の油揚げ。きつねがうずくまる様子に似ているから、きつねうどんと名付けられた説もある。これは私の想像力でも理解できる。

いろいろな説がある「たぬき」うどんと「きつね」うどん。ちなみにこれらは、関東地方の話を前提としている。そう、関東と関西でたぬきときつねはまるっきり違うのだ。

ガリガリさん
次からは、関東と関西のうどんの呼び方の違いを見ていくぜ。

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【追加雑学①】関東と関西でうどんの呼び方が変わる

実は関西にはたぬきうどんはないのだ! ただ、たぬきの名がつく麺類はある。それが油揚げがのったそば「たぬきそば」だ。関東でいうならそれは「きつねそば」。相当ややこしい。

ぷよぷよくん
えぇ?じゃあ、『たぬきそばください』って言っても天かすが乗ったそばが出てこないの?イメージと違う食べ物が出てきたら絶望しかないよ…。

じゃあ天かすがのったうどんを関西ではなんというかというと、そのまま「天かすうどん」だったり「ハイカラうどん」だったりする。関東人・関西人ともにお互いの地域に行ってうどんを食べる時、かなり戸惑うのではないだろうか。

地域ごとに違いがあるなら、義務教育でうどん屋さんに行く時はメニューをきっちり見ないといけないと教えてほしいものだ…。

ガリガリさん
関東と関西ではカップ麺の味付けまでらしいぜ。食べ比べしてみたいよな。

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【追加雑学②】「たぬき」と「きつね」合体させたら「おばけうどん」?!

実は油揚げと天かすを両方入れた、「たぬき」と「きつね」を合体させたメニューもある。それが「おばけうどん」だ。きつねとたぬきで化かし合うことが由来らしい!

他にも「むじなうどん」「たぬきつね」という呼び方もある。たぬきにもきつねにも似ているが、どちらでもないアナグマが狢(むじな)と呼ばれていたことが由来だろう。

ぷよぷよくん
サクサクの天かすと味が染みた油揚げのコンボ…考えるだけでもよだれが出ちゃう…えへ…
ガリガリさん
キモっ!ヨダレ拭けよ…
きつねが「赤」でたぬきが「緑」なのはなぜ?

きつね・たぬきといえば、「赤いきつね」「緑のたぬき」が思い浮かぶのではないだろうか。ここでふと思うのが、なぜきつねが赤でたぬきが緑なのか。それぞれ調べてみた! ちなみに私は圧倒的緑のたぬき派だ。

結論からお伝えすると「きつね」と「たぬき」は色には全く関係ない。ただ熱々感を演出できるインパクトのある色を採用しようということで、先に販売されていた「きつね」に「赤」が選ばれた。そして「たぬき」が「緑」なのは赤の補色だからだ。

色の雑学に納得してもらったところで、このカップ麺に関する極上の雑学をお届けしよう。それは…「緑のたぬきの天ぷらは後入れすると美味しさが1,000倍アップする」ここだけ覚えてもらえればいいかもしれない。

ぷよぷよくん
せ…せ…1,000倍?!ボク絶対する!絶対するよ!!

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たぬきうどんときつねうどんの雑学まとめ

今回の雑学では、たぬきうどんときつねうどんの「たぬき」と「きつね」の意味について紹介した。たぬきは具の状態から、きつねは好物に関する由来が最有力で、他にも諸説あることがわかった。

そして関東と関西では呼び方も意味も全く違うため、「たぬきうどんときつねうどん、どっちが好きですか?」 というビジネスでも日常でもよく使うフレーズが使えないこともわかった。え、使わない? そりゃそうか、私も使わない。

でも聞いた相手が関西生まれだとしたら、話が深まり仲も深まるかもしれない。ぜひお試しあれ。

ガリガリさん
ちなみに京都のたぬきうどんは『刻んだ油揚げの上に餡がかかったうどん』らしいぜ。
ぷよぷよくん
とろみのあるまったりとしたお汁かぁ…。はんなりした京都らしいうどんだね。食べたい…ボク食べたいよ…
ガリガリさん
お前…目がヤバいぞ。

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