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同じ怪獣?"ウルトラマン"にゴジラそっくりの怪獣が登場したことがある【ジラース】

雑学カンパニー編集部

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ゴジラそっくりの怪獣がウルトラマンに登場したことがあるという雑学

ゴジラウルトラマンは、日本を代表する特撮作品である。どちらも、特撮の神様と呼ばれる円谷英二が深く関わった作品だが、世界観は全く別物。基本的にウルトラマンとゴジラに関連性はない。

現在まで、ウルトラマンとゴジラが共演したことはない。しかし、初代ウルトラマンには、ゴジラに瓜二つの顔をした怪獣が登場したことがある。

一体どういうことなのだろうか? 初代ウルトラマンには、ゴジラそっくりの怪獣が登場するという雑学についてご紹介しよう。

【サブカル雑学】ゴジラそっくりの怪獣がウルトラマンに登場したことがある

ゆい
ウルトラマンにゴジラによく似た怪獣が登場したそうですけど…
ひかり
そうそう!ウルトラマン第10話『謎の恐竜基地』に顔も体もゴジラそっくりの怪獣が出てるんだ~!

【雑学解説】ジラースはゴジラにエリ巻きをつけた姿をしている

ジラースはゴジラにエリ巻きをつけた姿をしているというトリビア

初代ウルトラマンの第10話「謎の恐竜基地」には、イギリスのネス湖生まれの「ジラース」という怪獣が登場する。

卵の状態で日本に運ばれ、二階堂教授という科学者に育てられたという設定である。なんだかネス湖のネッシーを彷彿とさせるような設定だが、なんとこのジラースはゴジラにそっくりなのである。

外見はそのままゴジラにエリマキをつけただけ。ゴジラとの違いといえば、体の一部が黄色に塗られている点だけにみえる。

下の動画は、ジラースのソフビ人形を撮影したものだ。この人形、現在はプレミアがついていてなかなか高額…。

ゆい
ファン垂涎(すいぜん)のアイテムなんですのね。

ジラースの高さは45メートル・体重2万トンであり、ゴジラより5メートル低いが体重は同じである。ウルトラマンと戦っているうちにエリマキをちぎられ、色違いのゴジラそのものにみえる。

このジラースが登場する回はウルトラマンが小馬鹿にした様子でジラースを挑発したり、戦闘中に笑い出したりなど、かなりコメディ調になっている。そんな場面がありつつも、ジラースが倒されると育ての親の二階堂教授が泣き叫ぶ姿が描かれるなど、悲劇的な演出もされており落差がひどい

散々馬鹿にしたような態度をとっていたウルトラマンはジラースを哀れに思ったのか、倒した後は弔うような姿も見せている。

ゆい
それにしても、どうしてゴジラに似ている怪獣がウルトラマンに登場したんでしょう?
ひかり
ゴジラに似ているっていうか、ゴジラそのものなんだよ!

ジラースはゴジラの着ぐるみがそのまま使用されていた。

あまりにゴジラそっくりなジラースであるが、その正体は本当にゴジラである。

もちろん作中の話ではなく現実の世界の話だが、ゴジラの着ぐるみが貸し出され、ウルトラマンに出演したのである。撮影後はゴジラとして返却されることが決まっていたため、できるだけ着ぐるみを傷つけないように気を使って撮影が行われたという。

ちなみに、ジラースの中に入ったスーツアクターの中島春雄はゴジラのスーツアクターだ。

ひかり
中島さんは初代ゴジラのスーツアクターとして世界的にも有名なんだ♪
ゆい
そうですわよね。2018年の第90回アカデミー賞発表の際には、お亡くなりになった中島氏の追悼セレモニーが行われたほどですものね。

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ジラースとゴジラの関連性は深い!?

ジラースとゴジラの関連性は深い!?というトリビア

さらにジラースは1日にマグロを2万頭食べるという設定がある。これはゴジラとは関係ないような気がするが、実はそうでもない。

1998年に公開された最初のハリウッド版ゴジラはワニをモデルに作られており、外見が日本のゴジラとはかけ離れている。さらに普通のミサイルで致命傷を受けてしまうほど弱いため、評判が良くなかった。

ひかり
あのゴジラが普通のミサイルで致命傷とか…全然ダメじゃんっ!

このゴジラが映画の中でマグロを食べているのである。これだけならマグロを食べるゴジラがいたという事実があるだけだが、この話には続きがある。

2004年に公開された「ゴジラファイナルウォーズ」では、98年版のゴジラそっくりの怪獣ジラという名前で登場しているのだ。このジラはハリウッド版の着ぐるみを使用したわけではないが、間違いなく最初のハリウッド版ゴジラと同じ姿をイメージして作られている。

日本版のゴジラと姿がかけ離れているのでハリウッド版を知らないと意味がわからないが、ハリウッド版と日本版のゴジラが対決するシーンが「ゴジラファイナルウォーズ」で描かれたのだ。

ゴジラそっくりの怪獣が違う名前で登場したという意味でも、ジラとジラースは似ている。肝心の対決の結果は、日本版のゴジラに10秒で負けるというなんとも情けないものになっている。ゴジラに負けたせいで操っていたX星人に「やっぱりマグロを食ってるような奴は駄目だな」といわれてしまうギャグシーンだが、このせいでジラはマグロを食べるイメージが強くなってしまった。

ゆい
やっぱり元祖ゴジラの強さはハンパありませんわね…

ジラースとジラは名前も似ているうえにマグロを食べるところまで、同じような設定となるとわざとそうしたのではないかと深読みするが、あくまで偶然らしい。妙なシンクロニシティを感じてしまう。

【追加雑学】怪獣の着ぐるみが使い回されることは珍しくない

怪獣の着ぐるみが使い回されることは珍しくないというトリビア

実はゴジラとジラース以外にも、似たようなケースがある。怪獣の着ぐるみが使い回されることは珍しくないのだ。

ウルトラマンが製作される前にウルトラQという番組が放送されていた。ウルトラQに最初に登場するゴメスという怪獣は、ゴジラの着ぐるみを改造したものが使われ、撮影終了後に返却されている。実はゴメスと戦った怪獣リトラも、ゴジラのライバルのラドンを改造したものが使われている。

ゴジラにも登場したことがある「フランケンシュタイン対地底怪獣」のバラゴンは、何回もウルトラシリーズに登場した。バラゴンは改造され、ウルトラQではパゴスウルトラマンではネロンガ・マグラー・ガボラとして使用されたのである。

ひかり
めっちゃ使い回しされまくってる!!

初代ウルトラマンの中でもレッドキングアボラスに改造された後、元の姿に戻されて二代目レッドキングになっている。他にもベムラーがギャンゴ、ゴモラがザラガスに改造されたりと、怪獣の着ぐるみの再利用はかなり多いのである。

雑学まとめ

ウルトラマンにゴジラそっくりの怪獣が登場したという雑学についてご紹介した。

ジラースはゴジラの着ぐるみが利用されたこともあってか、再登場を望む声は根強い。しかし、権利関係の問題なのか、テレビのウルトラシリーズに再登場することは現在まで一度もない。

それでもウルトラマンの漫画や小説などにはさまざまな形で登場しており、ウルトラマンファンの人気が高いことがわかる。

ゆい
権利が絡んでいるなら、今後の再登場はあまり見込めないかもしれませんわね…
ひかり
でも、これだけ人気なんだからファンに忘れられることはないよね!

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