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ハゲじゃないよ!ザビエルの頭は聖職者のヘアスタイルでした

ザビエルの頭は聖職者のヘアスタイルに関する雑学

キリスト教の布教活動をした宣教師、フランシスコ・ザビエル。歴史の教科書に出てきたとき、教中が「この宣教師、頭のてっぺんだけハゲてるよね…」とざわついたような記憶がある。

私もザビエルはずっと「てっぺんハゲ」だと思っていたが、実は彼の髪型はハゲではなかったらしい…!? 今回は、「ザビエルの頭はハゲではない」という雑学を紹介していくぞ!

【面白い雑学】ザビエルの頭はハゲではない

秀吉くん
あれ!ザビエルさん、ハゲじゃなかったんすか!?
信長さん
怒られるぞ!あれは意図的にやってんの!

【雑学解説】ザビエルは頭頂部を剃る「トンスラ」というヘアスタイルだった

ザビエルは日本にキリスト教を伝え、カトリック教会の聖人と讃えられている人物である。そんな彼の髪型は、当時のカトリック教会修道士の定番ヘアスタイルだったようだ。

起源は諸説あるようだが、7世紀には頭頂部を剃るというヘアスタイルが広まっており、13世紀になってからは聖職者に強制されるようになっていたという。

「世間と離別するために、あえて変な髪型にした」などともいわれているが…たしかに、これはなかなか勇気のいる髪型だ。

ちなみにこのヘアスタイルにはちゃんと「トンスラ」という名前がある。まさかザビエルの髪型に名前があったなんて…!

秀吉くん
わざとだったんすねえ…!

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【追加トリビア①】「そもそもザビエルは頭頂部を剃っていなかった」説も

そして驚いたのが、引き続き調べていたら「そもそもザビエルは頭頂部を剃っていなかった」という説もあったのだ…!

17世紀にスペインの画家が描いたザビエルの絵画では、頭頂部を剃り上げていないようにみえる。また、大分県にある「フランシスコ・ザビエル像」はしっかりと頭頂部の髪が生えている。

日本で有名なのは、あの特徴的な髪型(トンスラ)のザビエルの絵画だが、あの絵はザビエルの死後かなり経ってから、想像によって描かれたものといわれている。さらにザビエルが属していたイエズス会では、トンスラの髪型にする習慣もなかったらしい。

私たちが知らないだけで、もしかしたらザビエルの髪はフサフサだったのかもしれない…!?

信長さん
ちょっと時代ズレてるからな〜…会ったことないんだよなあ…

【追加トリビア②】ザビエルの右腕は死後60年経っても腐敗しなかったらしい!

ザビエルのエピソードに、「ザビエルの右腕は死後60年経っても腐敗しなかったらしい」というものがある。

キリスト教には「生きているときに信心深かった人は、神様から選ばれて聖人となり、さらに死後に不朽体になる」という考え方があるのだ。

不朽体の条件は「腐敗しない」「微香が漂う」「体の一部から出血」「関節が硬直しない」ことだという。普通の人間には無理な話だが、ザビエルの右腕は違ったそうだ…!

ザビエルの右腕は、死後60年以上が経過してから切断された。通常は60年も経っていれば、腕は腐敗して血は乾燥しているのだが…なんと腕を切断した際に赤い血が滴り落ちてきたという!

体の一部から出血するということは不朽体の特徴であるため、ザビエルは神様から選ばれた聖人と考えられている。

秀吉くん
これはツッコんじゃいけないやつっすね…。

トリビアまとめ

今回は、「ザビエルの頭はハゲではない」という雑学をご紹介した。ザビエルはハゲではなく「トンスラ」という髪型だったなんて知らなかった。しかもトンスラでさえなく普通の髪型だったかもしれないなんて驚きだ…!

聖人と考えられているザビエルの遺体は、接した人が苦しみから解放されるなど、さまざまな奇跡を起こしているらしい。ちなみにザビエルの右腕は、イタリアの「ジェズ教会」に安置されている。イタリアに旅行に行く予定のある人は、立ち寄ってみるのもいいかもしれない。

信長さん
まだ右腕が残ってるのがスゴいな…。

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