私たちが日ごろから野菜を食べているときに、これは野菜の葉なのか茎なのか? はたまた実なのか!? などとはあまり意識はしていないだろう。しかし実際には意識してみると、とても面白いものがたくさんあるのだ。
たとえばアスパラガスやたけのこは、茎を食べている。では、ごぼうは? というと見るからに根の部分である。ではでは芋類は…? えーサツマイモやジャガイモも土の中にあるから根っこなのでは? という声が聞こえてきそうだ。
それがジャガイモはどうやら違うらしい…。では我々は一体どの部分を食べているのか? そんな雑学に迫っていきたいと思う。
【食べ物雑学】サツマイモは根っこでジャガイモは茎
【雑学解説】サツマイモは根っこがふくらんだもの・ジャガイモは茎がふくらんだもの
そう、上記で述べたとおりサツマイモは根っこがふくらんだもので、ジャガイモは地下茎(ちかけい)が肥大したものなのだ。地下茎(ちかけい)とは地中にある茎のことで、要するに土の中に茎があるということだ。
ジャガイモが茎なんてにわかに信じがたいが、ジャガイモは塊茎(かいけい)と呼ばれ、養分を蓄えてあのように大きく肥大するのだ。根っこを食べていると思っていたら、実は地下茎だったという野菜は他にもある。
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サトイモやレンコンも実は地下茎にあたる。これも知らない人は多かったのではないだろうか? 私は知らなかったぞ! というか、あまり意識していなかった…。私のように、野菜のどの部分を食べているか知らずに過ごしていることが、意外と皆さんにもあるかもしれない。
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【追加雑学①】女性に人気!サツマイモにはどんな種類があるの?
私が小さい頃はサツマイモといえば、ほくほくしていたものだが、ここ最近はねっとり甘い系のサツマイモも大人気だ。特に女性にはサツマイモ好きは多いだろう…。私も大好きだ!
そこでサツマイモにはどのような種類があるのか、タイプ別にみていこう。
ほくほくタイプ
- 紅あずま
- 鳴門金時
ねっとりタイプ
- シルクスイート
- 安納芋
紅あずまや鳴門金時は、昔ながらのホクホクタイプ。近年人気のねっとりとしたあまーいサツマイモではなく、サツマイモはやっぱりホクホクしてなくちゃ! という方へおすすめ。そしてもうすっかり定番の安納芋に、最近よく見かけるシルクスイート。
スーパーなどの焼き芋コーナーを見ると、シルクスイートの文字をよく見かけるようになった。まだ食べたことはないが、ネットで調べたところ、シルクのような食感が特徴らしい。シルクのような食感てどんなん!? 気になる…。
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【追加雑学②】サツマイモで作ろう!おいしいスイーツレシピご紹介!
サツマイモといえば、スイーツはテッパンだ。
なんとなくダイエットに不向きのような気がするサツマイモだが、最近ダイエット食材としても注目を浴び始めている。とはいえ、今から紹介するレシピでは、ガッツリ砂糖を使用しているため、ダイエットどころではない気もするが…。
生クリーム以外はお家にあるものばかりなので、簡単に作れそうだ! しかも後乗せしたグラニュー糖もパリパリでとっても美味しそう。お客様のおもてなしにいかがだろう?
雑学まとめ
今回の雑学で、今後ジャガイモを見る目が変わってくれると嬉しい。そう、実はあれは茎の一部を食べていたというのだ。ジャガイモだけではなく、サトイモやレンコンに関しても同じことがいえるのだが。
そしてサツマイモに関しては私は古いタイプの人間だから、焼き芋はやっぱりホクホクタイプが好きだ…。しかしシルクスイートは気になる。シルクのような食感…あなたも試してみては?