仕事から帰ってきて疲れているとなかなか夕飯が作れない人も多いだろう。そんなとき近くにオリジン弁当があったら、ついついそこで済ませてしまう人も多いのではないだろうか。
実際オリジン弁当のお弁当は凄く美味しい。唐揚げなどのお惣菜も安くて、1品足したいときにも便利だ。
しかし、オリジン弁当に関してこんな疑問をもったことはないだろうか。「オリジン弁当ってなんかセブンイレブンのそばにあるよなあ…」って。
実はそれは偶然ではなかったのだ! オリジン弁当の運営会社はちゃんと、戦略を立ててセブンイレブンの近くに店舗を設置していたという…。今回はその戦略についての雑学をご紹介していこう!
【生活雑学】オリジン弁当の近くにセブンイレブンがある理由とは?
【雑学解説】オリジンの近くにセブンがあるのは、実はwin-winの営業戦略
オリジン弁当はセブンイレブンの近くにあることが多い。
普通に考えたら、セブンイレブンの近くに店舗を置いてしまったら、客の取り合いになってしまいそうだが…。
オリジン弁当には「出来たてのお弁当」という強みがある。出来たてのお弁当は、コンビニのものよりも美味しい。だがその半面、お弁当を作る前にどうしても何分か待たないといけない。
そこでオリジン弁当の運営会社は、セブンイレブンの近くに店舗を設置するようにしたのだ。
オリジン弁当もセブンイレブンも、メインターゲットは独身の男性。彼らがオリジン弁当でお弁当を注文し、その待ち時間にセブンイレブンで買い物ができるようにと考えた。
なるほど…そういう作戦だったのか…。たしかに待ち時間の間、何もやることがないと暇だもんなあ。待つのがめんどくさくなってしまうと、お弁当を買うのを止めたくなってしまう。
そしてこの戦略は、セブンイレブン側にもメリットがある。顧客は待ち時間の間、セブンイレブンで買い物をしてくれる。セブンイレブン側は、お弁当と一緒に食べるデザートや飲み物を提供できるのだ。
オリジン弁当のこの戦略は、オリジン側とセブンイレブン側、どちらもwin-winになれるものだった!
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【追加雑学①】オリジン弁当で1番人気の弁当はのりチキン竜田弁当
オリジン弁当で、1番人気商品なのは「のりチキン竜田弁当」だ。
こちらがのりチキン竜田弁当を食べている動画である。非常においしいそう。
のりチキン竜田弁当は399円という安さとなっている(動画では390円といっているが、正しくは399円)。もっと安いのだと「のり弁当」が存在するが、のりチキン竜田弁当はその分おかずが豪華に。
チキン竜田に甘辛いタレがかかっており、それがごはんと良く合うようになっているのだ。しかもごはんにはおかかがかかっているため、飽きることはない。
オリジン弁当で購入するものに迷ったら、とりあえず「のりチキン竜田弁当」を購入する人は多い。みなさんも1度食べてみてはいかがだろうか。
【追加雑学②】かつてオリジン弁当の会社はドン・キホーテに買収されそうになった
オリジン弁当は実はかつて「ドン・キホーテ」に買収されそうになっていたといったら、驚く人は多いだろうか。
ドン・キホーテはオリジン弁当を買収し、「次世代コンビニエンスストア」を確立しようとしていた。コンビニより安く、ドン・キホーテ水準の価格でお弁当を提供するという試みを開始しようとしていたのだ。
しかし! オリジン弁当側はドン・キホーテの傘下に入ることを拒否。
そして最終的に、オリジン弁当はイオンの方に買収された。ドン・キホーテはオリジン弁当の買収に失敗してしまったのだ。
雑学まとめ
今回の雑学ではオリジン弁当の近くにセブンイレブンがある理由について解説した。
まさか、近くにある理由が、オリジン弁当側の営業戦略だったとは衝撃的だった。合理的でなるほどと思う考えだ。
オリジン弁当に行ったときは、待ち時間がどうしても退屈。そんなときは、近くのセブンイレブンに飲み物やデザートを購入しに行ってはいかがだろうか。
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