褒め言葉には、いろいろある。蓼(たで)食う虫も好き好きというが、シングルのさみしい生活を送る筆者だって、男性から褒められたことがある。
一番記憶に残る褒め言葉は、「初めて見たときから、変態の目をしていてこの人かなりヤバいと思った。すっごく素敵。」である。目からして変態なんて、恐れ多いことである。ちなみにM男から言われた。筆者はこれが褒め言葉であったと信じている。
さて、海外に目を向けてみると、日本人からはちょっと想像のつかないような褒め言葉が存在する。文化が違うと女性を褒める表現もここまで違うものなのかと、まことに興味深い。
そこで今回の雑学では、世界の驚きの褒め言葉をご紹介していこう!
【世界雑学】アフリカの恋愛では「うんち」が褒め言葉!
【雑学解説】「うんち」がアフリカでは褒め言葉になる理由とは?
「あぁ、君って牛の糞のように美しいよね!」
男性がそんなことを女性に言えば、日本ならば平手打ちを喰らうだろう。あるいは、特殊性癖の持ち主と思われるかもしれない。しかし、アフリカは違う。これは立派な褒め言葉なのである。
日本人にとってはちょっと高度な連想ゲームであるが、想像してみてほしい。
ハエの中には、金属光沢をもつ金バエという種類がある。牛の糞の周りに、その金バエたちが群がる。それはまるで、美しく着飾った男性たちが一人の女性に群がっている姿に似ているのだという。
筆者はなんとなく納得した。むしろ周りの金バエにより、牛の糞に金バエのメタリックな輝きが反射して、糞自体まで光り輝く連想までできた。女性の美しさは、ときに周りの男性たちの存在によっても磨かれるのではなかろうか?
アフリカ人にとって、糞とはただ汚らわしいものという存在ではないようだ。糞は日常生活に密着しており、例えば、家の室内温度が上がらないように牛の糞を壁に塗る地域がある。また、キプシギス族というケニアの種族は、家の中の祭壇の土台に牛の糞を使っているのだという。
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【追加雑学】アフリカでモテる女性のタイプ
筆者には、豊満な体型をした友人がいる。彼女はアフリカ人にモテまくるんだそうだ。
頻繁にアフリカ人からアタックされる彼女だが、一度日本を旅行中という見知らぬアフリカ人に、「結婚してくれ。牛4頭あげるから。」と言われたことがあるらしい。
牛をプレゼントするよといわれても、いきなり知らない人に求婚されると対応に困るものだ。っていうか、なんで牛なんだよ。彼女が断ると、「じゃあ…6頭!!」と交渉を続行してきたらしい。
そんな話を別の豊満ボディーの友人に話していたところ、アフリカではふっくらしている女性が人気だという事実を教えてくれた。
体の豊満さは社会的な豊かさや健康を表し、逆に細いと不健康に見えるのだそうだ。ちなみに彼女はアフリカに住むのが夢で、しばしば現地に婚活に行っているらしい。
そして気になる牛の貢物についてだが、アフリカでは牛は財産なので、「牛をあげるから、結婚してくれ。」は「オレの財産あげるから、結婚してくれ。」ということになるらしい。しかし、牛6頭の価値はアフリカ的にはいくら程度なのであろうか?
「アフリカの恋愛」の雑学まとめ
今回の雑学はいかがだっただろうか。もしもアフリカ人に「君は牛の糞のように美しい!」と言われたら、それは褒め言葉なのでありがたく受け取っておこう。「じゃあ、あなたはそんな牛の糞のことが好きなハエの中の一匹?」と笑顔で返すくらいの心のゆとりはほしいものだ。
またアフリカでは、豊かさと健康さを表す豊満な体型の女性が好まれる。そもそも現在の日本人の理想体型は、がりがり過ぎて病的だと筆者は思う。女性ファッション誌がこぞって細いモデルばかり使うのは、いかがなものかと思う。
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