今回の雑学テーマは何を隠そう「もやし」について。みなさんは「もやし」が好きだろうか。安くて炒め物や鍋ものなどにも使えるため活用している方も多いだろう。我が家でも何かと登場してはかさ増しに貢献してくれているようである。
このもやし、実は漢字にするととってもかわいいのである!
【面白い雑学】もやしを漢字にすると萌えた
【雑学解説】もやしを漢字で書くと?
実は「もやし」は漢字がある。そもそも漢字で書くとは思っていなかったので想像したこともなかった。なによりもやしを漢字で書いてある商品など見たことがない。
世間一般でも、もやしは「もやし」なのだ。そんなもやしにも、ひっそりと漢字があてがわれていた。
もやしの漢字はずばり「萌やし」。もっと、ひょろっとしたなよっとしたイメージの漢字かと思いきや、まさかの「萌え」である。
この漢字に反応する方もいるだろう。「萌え」といえばアニメのキャラクターやゲームのキャラクターである。しかもかわいい子限定である。ひょろっとしたもやしとはイメージが真逆だ。
なぜこの真逆のイメージの漢字をつけてしまったのだろうか…?
【追加雑学①】もやしの漢字「萌」の本来の意味は?
この「萌」という漢字、本来は「草木の芽が出る、物事の起こり、兆し」という意味である。
よく最近の子どもの名前にも使われるが、決してただかわいいという意味で使われているわけではなさそうだ。いや、かわいいというだけでつける方もいるだろうが、実際はしっかりと意味があった。
「萌やし」は、この「草木の芽が出る」という意味からとられたそうだ。
決してかわいいという意味合いの「萌え」からとられたわけではない。もやしのイメージと真逆、などど失礼なことを言ってしまったことを反省したい。
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【追加雑学②】アニメの「萌え」の語源は?
そこでもう一つの疑問が生まれる。なぜアニメキャラやかわいいものに対して「萌え」というのだろうか。
そもそもアニメなどの「萌え」という言葉は「燃え上がる」というところからきているらしい。かわいいものを見たり、キュンとしたときに「心が燃え上がる」→「燃える」→「燃え」ということだそうだ。
それでは漢字が違うじゃないかと思うであろう。そうなのだ。「もえ」は「萌え」であって「燃え」ではない。
ここには、「萌」の本来の意味が関わってくる。先ほど説明したように「萌」には「草木の芽が出る」という意味がある。
キュンとした気持ちが「芽生えた」ことによって、心が「燃え上がる」わけである。
「燃え上がる」→「燃える」→「燃え」→「萌え」→「もえ~」なのである。よくぞうまいこと漢字を当てたなと感心する。
【追加雑学③】「萌」がつく有名人
先ほども少し触れたが、この「萌」という字は名前に使う方も多くいる。有名なところでは山口もえさんやもえあずさん、AKBグループの中にも数人いる。
ほかにも調べてみると「大人」な女優さんに結構多いらしい。芸名がほとんどであろう。なんとなく理由がわかるようなわからないような気に皆さんもなるだろう。
個人的には真っ先に「もえあずさん」を思い浮かべた。「もやし」といえばカサ増し料理、カサ増し料理といえば大食いである。
今夜はもやしを大量に使ったおかずを作ってみてはいかがだろうか。
そして、この美味しそうなもやし料理を美味しくかわいく「萌え萌えきゅん」な感じで50食分くらいを平らげてみてはいかがだろうか。
雑学まとめ
今回は「もやし」の漢字についての雑学をご紹介した。
今となってはサブカルチャー的な使い方でなく、広く一般的に浸透した「萌え」という言葉。もやしが食卓に上がったら、ぜひこのトリビアを披露してもらいたい。