都市伝説として語られる生き物は世の中にたくさん存在する。日本でいえば河童やツチノコ、海外でもスレンダーマンやネッシーなどが有名だろう。
怖い存在だったり、神秘的なものだったりといろいろな設定はあるものの、いまだに解明されていない。
その中で、日本でも耳にしたことがあるであろう「雪男」について、おもしろい雑学を発見したのでご紹介したいと思う。
【面白い雑学】雪男はカナダにいる!?
【雑学解説】カナダには「雪男を殺してはいけない」という法律がある
まさか、雪男の存在をカナダ政府が認めているとは…。衝撃の法律に目を疑ったが、なんと事実だそうだ。とはいえ、実際何年に制定されたのかというところまでは探すことができなかった。
まずは雪男について簡単に紹介しておこう。雪男はその名前の通り雪山などに住んでおり、とても体の大きな生き物である。
日本では「雪男」と呼ばれることが多いが、海外でもそれぞれ呼び名が違っており、「ビッグフット」や「ヒバゴン」・「イエティ」などと呼ばれている。
個人的には雪男=イエティのイメージが強い。年代がばれるが私が子どものころ見ていた「少年アシベ」というアニメの中に登場していた。
ネパールに引っ越した主人公アシベの親友であるスガオくん。そのスガオくんにものすごく懐いているもふもふの生き物だ。
また、ディズニー映画の「モンスターズインク」にも登場する。こちらはかなり陽気なタイプで、スノーアイスを主人公タッグのマイクとサリーに勧めてくるのだ。
このように、デフォルメされるときにはかなりかわいいタイプにされることが多い雪男。しかし、今回取り上げるカナダでの雪男の画像をみるとなかなかにいかつい。
直立するゴリラのような感じだろうか。もちろん画像もイメージ図のみなので実際の風貌はわからない。
とにかく大きいということは共通点のようだ。毛の色は白かったり茶色かったりと様々らしい。
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カナダは雪男の目撃率が高い!【動画】
このように未確認生物の域を出ない雪男だが、実はカナダではこの雪男の目撃率が高いのだ。
数年前にはカナダのスコーミッシュの雪山で雪男を見た人物が、その姿を動画におさめたというのが話題にもなった。
探してみるとまだ動画が残っていたので、さっそく見ていただきたい。
…いや、遠いな…。
コメントでも「人間じゃない?」や「雪男には見えないけど…」といったものも寄せられている。
たしかにこれでは雪男かどうかの判別がつかない。他にもたくさんの目撃談が話されたり、痕跡が残っているといわれるが、今だ判明していないのは事実である。
研究結果としては「あれは熊だ」とされているものが多く、雪男の痕跡として残されたもののDNA鑑定をすると熊と一致したというデータもあるようだ。
他にも複数の熊が集まっていた、古代ホッキョクグマの系統だとなどといろいろな説がとなえられている。それはもう多分、なにかしらの熊であることは間違いないんじゃないだろうか…。
しかしカナダをはじめとする世界の雪男研究者たちは存在を信じている方も多く、国際的な捜索も行われているそうだ。
そんなわけで、カナダでは「雪男は存在する」前提で法律が作られていることになるわけである。
正直なところ、本当に雪男が存在して体の大きな毛むくじゃらの生き物が雪山で襲ってきたら、殺す前に殺される気しかしない。
【追加雑学】カナダの部族にとっての雪男とは?
ちなみになぜ雪男を「殺してはいけないのか」ということについて、はっきりとは記載されていないが、カナダのインディアン部族にとっては聖なる生き物とされていることが理由の一つにありそうだ。
日本でも白蛇様は神様の使いだったりと、言い伝えや伝説から殺してはいけない、殺すと縁起が悪いといわれる動物がいるだろう。
また、前述したアニメの「少年アシベ」の中でも、イエティは大切な山の守り神とされており「大事にあつかわなくちゃ!」といわれているのだ。
法律にしなくても…と思うのも無理はないが、それだけ雪男は大切な生き物であり謎の多い生き物ということであろう。
雪男の雑学まとめ
雪男の雑学、いかがだっただろうか。まさか国をかけた法律で伝説の動物が出てくるとは思わなかった。
もはやここまでくるとロマンである。カナダをかけたロマンなのだ。
日本でも、河童を見つけても殺してはいけないという法律ができる日がくるかもしれない。みなさんも伝説上の生き物であろうと身近な動物であろうと、命は大切にしてほしい。
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