由来

喫煙者に朗報…?かつてタバコは医薬品だった!昔ね…

かつてタバコは医薬品だったということに関する雑学

タバコは百害あって一利なし! 臭いしケムい。タバコに費やすお金と時間があるならば、もっと有益な事ができるだろう。

こうした昨今の世間の流れはどんどん加速している。

ここで、「タバコは昔、医薬品だったんだよ」としたり顔で語りだすと、タバコとともに人間まで敬遠されかねない。だが、かつてタバコはたしかに医薬品だったのだ。

ここでは、嫌われ者になっちゃたタバコの雑学を紹介しよう!!

【人体雑学】かつてタバコは医薬品だった

科学者くん
タバコは健康を害するんですよね。
ダヴィンチさん
しかし、かつては医薬品の顔をもち、祭事にも使用されていたんだ。

【雑学解説】昔々タバコは医薬品でありスピリチュアルアイテムであった

タバコを嗜む、喫煙という習慣が一般化するまで、タバコは医薬品として世界各地で用いられていた。

医薬品としてタバコが用いられたのは、タバコに含まれる成分・ニコチンが関係している。喫煙や噛みタバコ・嗅ぎタバコでニコチンを摂取すると、一種の覚醒作用や軽い興奮状態になる。また、鎮静効果もあるため、腹痛や頭痛の治療に用いられた。

16世紀中頃、フランス公使「ジャン・ニコ」が、頭痛に悩む皇太后「カトリーヌ・ド・メディシス」を嗅ぎタバコで治した事例は、有名なタバコトリビアだ。

科学者くん
たしかに、眠気覚ましにタバコ吸う人もいれば、イライラを抑えるためにタバコを吹かす人もいるって聞いたことあります。
ダヴィンチさん
まさに万能薬のように考えられていたタバコだが、タバコの害が明確に認識されるにつれ、

ご存知の通り、喫煙者は肩身の狭い思いを強いられることになってきたんだよ。

スピリチュアルアイテムとしてのタバコ

歴史を遡ると、タバコは神事や宗教のアイテムとして使われていたこともタバコ雑学の一つであろう。

マヤ文明のパレンケ遺跡をご存知だろうか。この遺跡のレリーフにタバコを吸っている神の姿がある。「十字架の神殿」に描かれた神、エル・フマドールは明らかにタバコを吹かしているのだ。この壁画から、少なくとも7世紀頃のマヤ文明にタバコを嗜む風習があったことが伺い知れる。

しかし、タバコの煙を通して、神々や精霊と魂通わをせるのは決して過去のことではない。現代のネイティブアメリカンにもその姿を見ることができるのだ!

ネイティブアメリカンは、「聖なるパイプ・カルメット」を用いてタバコを吸う。立ち昇る煙を通して精霊と会話し様々な教えを乞う。また、部族間の争いを治め、和解し親睦を深める場合にも、カルメットを使用する。

ダヴィンチさん
彼らにとってタバコは、一種のスピリチュアルアイテムといえるだろう。
科学者くん
面白いトリビアですね。

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【追加トリビア①】世界中に広がるタバコの栽培と喫煙文化

世界中にタバコが広がり始めた時期は15世紀。15世紀半ばから17世紀半ばにかけた歴史的トピックが大航海時代だ。海賊王を目指した者もいたかもしれないが、多くの者は新しい海路の発見や珍しい特産品の貿易に挑戦した。

探検家クリストファー・コロンブスが15世紀末に入手したタバコは、16世紀にはポルトガルで栽培が行われ、中東からロシア、中国へと広がる。また、スペインからのタバコの拡散は、中米からフィリピンを経由し中国へと伝わった。

初めてタバコの存在を知った各地の関心は、やはり、医薬品としての効用に向けられた。しかしながら、すぐに嗜好品として認識され、喫煙の習慣や文化が誕生している。

タバコ栽培と喫煙の文化は日本も例外ではない。一時は、ほとんどの県でタバコを生産していたほどだ!

日本にタバコが伝わったのは16世紀末。九州で栽培が始まり、明治以降ほぼ全ての県でタバコ栽培が行われていた。この段階になると、タバコは嗜好品というよりも日常的なアイテムといえるだろう。

これを読んでいる方の中には、「医者がタバコを吸いながらカルテに目を通していた」とか「咥えタバコの先生に職員室で説教された」という方もいるのではないだろうか…。

科学者くん
この禁煙ブームの現在では考えられない光景ですね!
ダヴィンチさん
本当に!時代は変わったなぁ。

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【追加トリビア②】紙巻タバコは化学物質の塊

タバコは健康に悪い。あれこれと理由を付けても、これは変わらない事実である。

中毒症状や心臓へのダメージ、肺や咽頭部などの癌発生リスク、数え上げれば切りがない! 認知症への関連性も示唆されているほどだ。

近年は電子タバコが流行しているが、コンビニのレジカウンター越しに鎮座している一団「紙巻きタバコ」もいまだ健在だ。紙巻きタバコに含まれている化学物質は約4,000種類以上に及ぶ。これはもはや、化学薬品の塊を燃やして吸っているようなものである。

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トリビアまとめ

今回は、タバコについての雑学を紹介してきた。その昔タバコは、頭痛や腹痛を治し、覚醒作用を与える医薬品として用いられていた。現在は、医療データにより禁煙が推奨され、病院に「禁煙外来」が設けられている。

タバコを吸う吸わないは、個々のライフスタイルや思想が異なるため難しい問題である。双方が歩み寄れる方法、トリビアがあれば良いのだが…。

科学者くん
お互い思いやりを持つことが第一歩ですね。
ダヴィンチさん
そうだね。双方が気持ちよく過ごせる社会になれるといいね。

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