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規模じゃない?林と森の違いはどう決まる?

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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林と森の違いは規模の大きさだけではないという雑学

世の中には線引きがあいまいだったり、差がよくわからないものが多い…。リンスとトリートメント・バターとマーガリン・卵と玉子…数え上げたらきりがないほどたくさんある…。

バターとマーガリンのように原料に違いがあるものはまだいい…。パッケージなどを見たらわかるしな。ただ…リンスとトリートメントなんて見た目の違いもないし、成分の違いもいまいちわからない。

それにその他にもコンディショナーみたいなものもあったりと、私のようなオッサンにはどれも同じように思えてしまう…。洗う髪がないから、なおさら気にならないしな…。

このような差がよくわからないものは日常生活だけではなく、実は自然界にも多く存在しているのだ! みなさんは説明できるだろうか…。自然界にはびこっているあいまいなものの違いを…。お子さんや恋人に聞かれたときに答えられないと恥ずかしいぞ!

ということで今回は、境界があいまいなものに関する雑学を紹介していこう!

【自然雑学】林と森の違いは規模だけではない

林と森の違いは木の本数や面積だけではなく、最終的には人のイメージで決められる。

【雑学解説】林と森の違いのポイントは「人」

ポイントは「人」というトリビア

「林に一本だけ木を足せば森になる」と小学校のとき教わっただろう…。しかしあれは間違いなのだ…。大人は簡単に嘘をつくから気をつけろ!

まぁ…たしかに漢字の話なら間違いないのだが、実際に自然界にある林と森の木の数を数えたところで、その違いなんてわかるはずがないのだ。

「違いなんてないのでは?」と思う人もいるだろう。ただの大きさの違いで、クジラとイルカの関係と同じなのではないか…。しかし、林と森にはちゃんとした違いが存在する。

その違いとは…人がその樹木の群生地に手を加えているかいないかである。

農林水産省曰く、「林」は人が手を加えて作り上げたり、元々あるものに手を加えたもの。「森」は自然と樹木が群生し、そのまま残されているものなのである。

「え…私の家の近くに○○の森公園があるけど…」と思ったそこのあなた! たしかに公園は自然のまま残されていないし、そもそも人工物の塊のようなものだ。では「○○の林公園」が正しいのかといわれれば、決してそういうわけでもない。

たとえば、「竹林」とか「スギ林」とか「林」という言葉は同じ種類の樹木が生い茂っているところに使われ、「森」は多種多様な樹木が集まっている場所を指す。

だから、あなたの近くにある公園にはたくさんの種類の木が植えられているはずだ! チェックしてみよう。といっても、農林水産省の定義や樹木の種類という違いがしっくりこない例はたくさんある。

熱帯雨林という言葉はご存知だろう。これはイメージとして人の手がはいっていないし、同じ木ばかりが生えているイメージもない。にもかかわらず、「林」が使われている。

実は「森」は木が上に重なっているから山のようなこんもりした形のものであり、「林」は横に連なっているから平らな場所というイメージがあり、それになぞらえて熱帯雨林とよんでいるのだ。

「どれが正しいんだ…。」と思うかもしれない。これは…実はどれも正しい。もっというと、木の本数や規模だって明確な違いであり、これらすべてが「林」と「森」の違いといえる。

そう、あえて林と森の違いをいえば、「人のイメージ」なのである。

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【追加雑学①】山と丘の違い

山と丘の違いについてのトリビア

実は、山と丘に明確な違いはない。なんとなくのイメージで丘は「山よりも小さく傾斜もゆるやかなもの」であると思っているが、自然界には約6メートルくらいの山だって存在するのだ。そのため、「標高が何メートル以下なら丘」のような定義はない。

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ではどうして山と丘があるのか…。それは、そこでどう呼ばれているかが違うだけなのだ。つまり、ちょっと小高い土地があってそれを山とよんでいたら山だし、丘とよんでいたら丘というわけだ!

…もしかしたら「富士丘」とか「阿蘇丘」なんて名前だったのかもしれないのか…。ダサいな…。

【追加雑学②】池と湖の違い

実は、これにも明確な違いがない…。世の中どうなっているんだ…。

これにも一般的な違いとして水深というものがある。人工物で水深5メートル以下のものを「池」とよび、天然のもので水深5メートル以上のものを「湖」とよぶ。

しかし、鹿児島県にある「鰻池」は最大水深がなんと約56メートル! しかも人工的に作られたものじゃない! 何一つ当てはまっていないのに…池なのだ…。

自然界にある線引きがあいまいなものは、全部違いなんてないのかもしれないな…。

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雑学まとめ

規模だけじゃなかった!林と森の違いは最終的に人のイメージという雑学まとめ

今回の雑学では林と森など、境界があいまいなものについて解説してきた。林と森の違いがあくまでイメージだったとは…。それを名付ける人が語感の良い方を選んでいるだけという気もしないでもないが…。

それにイメージなら名前を付けるときにケンカしたりしなかったのだろうか…。「いやいや全然小高くないし!」「いやいやいや! こんもりしているし!」とか、あくまで主観だから決着がつかなさそうなのだが…。

しかしこれだけあいまいな線引きのものが多いとは…。しかもイメージで解決しているものが多い…。…そうか! 定義不足のものは主観で語ってかまわないのか! なら私はイケメンだし髪だってフサフサだな! 異論は認めないぞ!

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