人体雑学

混ぜるな危険!牛乳と薬を一緒に飲むと副作用が起きやすくなる|人体雑学

牛乳と一緒に薬を飲むと副作用を引き起こしやすくなるという雑学

風呂上がりに飲みたくなるモノといえば牛乳。一気に飲んで「プハーッ!」とやるのがたまらない。なかには薬と一緒に飲んでしまう方もいるのではないだろうか?

しかし、牛乳と一緒に薬を飲むと副作用を引き起こしやすくなる……という噂を耳にした。本当であれば、牛乳で薬を飲んでいる方はただちにその習慣を止めるべきだが…。以下より、噂の真相に迫っていこう。

【人体雑学】牛乳と一緒に薬を飲むと副作用を引き起こしやすくなる

下剤や整腸剤などは、牛乳で飲むと腸に届く前に溶けてしまう。そのため、薬の効果が十分には発揮されず、ひどいケースでは胃の粘膜が傷つく恐れもある。

【雑学解説】便秘薬と一緒に飲むと胃が傷つく恐れがある

まず知っておきたいのは、胃のなかは酸性に保たれているということ。胃は胃酸を出して、入ってきた食べ物を溶かしているからだ。

牛乳はこの胃酸を中和する性質をもっている。よって牛乳が入ってくると、胃は普段よりアルカリ性に傾くことになる。そのため、ストレスが溜まって胃酸過多状態に陥っている場合、牛乳を飲むと効果があるとされているのだ。

さて、基本的に食べ物や薬は胃のなかで溶けるのだが、なかには胃で溶けないよう、アルカリ性もしくは中性で溶けるようコーティングされたものが存在する。

これは胃を通り抜け、腸で吸収されることを意図したものだが、牛乳によってアルカリ性に傾いた胃において、こうした薬は胃のなかで溶けてしまうのだ。

このコーティングが施されている薬とは、下剤や整腸剤などの便秘薬だ。腸の働きを活性化させる目的の薬だから、腸で吸収される必要がある。

牛乳により、本来腸で溶けることが想定されていた薬が胃で溶けてしまうと、むろんのこと薬の効果は落ちてしまう。それどころか、胃が荒れてしまい、粘膜障害を引き起こす可能性もある。便秘薬は絶対に牛乳とは一緒に飲まないようにしよう。

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【追加トリビア】値段が高い牛乳と安い牛乳の違い

スーパーに買い物に行くと、さまざまな種類の紙パック牛乳が販売されている。しかし、同じ牛乳なのに、値札を見ると値段に幅がある。値段が高い牛乳と安い牛乳の違いはどこにあるのだろうか?

値段が高いということは、それだけ希少価値が高いということだ。牛乳でいう希少価値が高いものとは、生産に手間がかかるものに他ならない。

牛乳の源である牛を育てるとき、牛にとってストレスフリーな環境を用意できれば、栄養価の高い牛乳を出してくれる。

しかしそのためには、できる限り大自然に近い、広々とした牛舎で育てなければならない。放牧して運動させる必要もあり、かなり広大な敷地が必要だ。

また値段の高い牛乳は、殺菌にも時間をかけている。

牛乳をそのままの状態で販売するとお腹を下す恐れがあるので、食品衛生法で禁じられており、必ず殺菌しなければならない。

基本的には安売りの牛乳ほど高温かつ短時間で殺菌するのに対し、高値の牛乳は低温で長時間にわたって殺菌する。

高温で殺菌すると時間がかからない代わりに、有益な細菌まで死んでしまう。対して低温なら時間やコストがかかる代わりに有益な細菌が死なないので、栄養価を保つことができる。

このように牛乳の値段には、生産にどれだけ手間をかけているかが表れているのだ。

トリビアまとめ

牛乳と一緒に薬を飲むと、腸で吸収されるはずの薬(便秘薬)が胃のなかで溶けてしまい副作用が出ることがある。

薬の効果が薄まってしまううえに胃の粘膜が傷ついてしまうこともあるのだから、メリットはひとつもない。風呂上がりにプハーっ!とやりたいにしても、薬とは時間を別にして飲むように心がけたいところだ。

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