地域

90ヵ所以上も!文学の街・松山市には"俳句ポスト"がある【愛媛県】

松山には市内のあちこちに「俳句ポスト」があるという雑学

「柿食えば鐘が鳴るなり法隆寺」

皆さん、こんにちは! こんな出だしなので、今回のテーマは法隆寺…というわけではない! 今回は俳句に関することをお届けしようと思う。最初の文は筆者が俳句といわれて思い浮かんだものである。(まぎらわしくてごめんなさい)

先日のことだ。友人に、松山って「俳句ポスト」があるの? と訪ねられた。松山とは愛媛県の県庁所在地、松山市のことである。

筆者は学生時代に松山に住んでいたのだが、俳句ポスト…? と口ごもってしまった。名前から察するに俳句を投稿するポストだとは思うのだが、初耳である。(実は見たことがあったのかもしれないが)

うーん、実際に住んでいたのに知らないとは恥ずかしい。今回の雑学記事ではその「俳句ポスト」について詳しく調べてみた!

【生活雑学】松山には市内のあちこちに「俳句ポスト」がある

孫ちゃん
おばあちゃん、松山の俳句ポストって知ってる?
おばあちゃん
あぁ、知ってるよ。俳句を書いて入れるポストだね。松山は文学の街だからねぇ。

【雑学解説】松山市内にある俳句ポストは90ヵ所以上

調べてみると、松山市内には俳句ポストと呼ばれるものが90ヵ所以上設置されていることがわかった。俳句ポストとは市が管理している俳句を募集するためのポストのことだ。そんなに大量に設置されているのにも関わらず、知らなかった筆者は反省である。

なぜそんなに俳句ポストを設置しているのかというと、いわゆる観光事業の一環だそうだ。松山は正岡子規(まさおかしき)・高浜虚子(たかはまきょし)といった名だたる俳人の出身地として知られている。

また、夏目漱石(なつめそうせき)の小説「坊っちゃん」の舞台にもなった。これらのことから松山は全国でも有数の文学の街なのである。

孫ちゃん
教科書でも見慣れた名前だ!

そして俳句ポストが最初に生まれたのは昭和41年ごろ。そのポストで観光俳句を募集したところ、大変好評だったため、現代にいたるまで数を増やしていった。主な設置場所は主要観光スポットやお遍路で有名な四国八十八ヶ所のお寺だ。

俳句ポストは誰でも自由に俳句を投稿することができ、季節にあわせて年に4回、優秀な俳句が選ばれる。選ばれた俳句は市のホームページで公開されるほか、記念品などももらえるので、俳句好きの楽しみになっているそうだ。

また、実際に松山まで足を運ばなくても「俳句ポスト365」という市が運営する俳句投稿サイトがある。興味がある人は一句詠んで投稿してみてはどうだろうか。

毎年、夏には高校生の俳句全国大会である「俳句甲子園」が市内で開催されているので、こちらも目が離せない。もし読者の人でエントリー資格をもっている人がいれば挑戦してみるのも良いだろう。

おばあちゃん
俳句はおじいちゃんおばあちゃんの趣味かと思ってたら、高校生の俳句大会があるんだねぇ。
孫ちゃん
若い子は俳句って馴染みがないけど、こういう大会があると始めやすいかも。

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【追加トリビア】俳句ポストは全国各地にある

松山市内には俳句ポストが設置されていることをお伝えしたが、なんと俳句ポストは全国各地にもあることがわかった。筆者が冒頭に出した奈良県の法隆寺、その観光案内所「法隆寺iセンター」にも設置されている。

東京では新宿区に2ヵ所設置されているそうだ。他にも熊本城鶴ヶ城など、全国の観光スポットにその数を増やしている。実は知らないだけで身近にも設置されているかもしれない。

孫ちゃん
へぇ~!東京にもあったんだ?

また、情緒あふれる街「鎌倉」でも俳句ポスト事業をやっている。もし観光に訪れたときは一句詠んでみてほしい。

さらに! 広島県尾道市の千光寺付近にも、俳句ポストがある。

俳句ポスト_尾道市千光寺

ポストには「一句およみ下さい」とある。なかなか積極的な俳句ポスト だ。尾道商工会議所が主催しており、選者は鷹羽狩行さん。俳人協会の名誉会長さんらしい。おふざけの投稿は怒られそうだ…!

そして俳句ポストの動画も見つけた! こちらは山口県周防大島の俳句ポストの動画だ。動画中でポストがしゃべっていてなかなかシュールである。

孫ちゃん
プププ。たしかにシュール…。
おばあちゃん
この「つとむくん」の解説を聞いてて思ったけど、俳句ってのは解釈が人それぞれ違うからおもしろいねぇ。「つとむくん」と違う解釈をした句もあったよ。

トリビアまとめ

今回の雑学では松山の俳句ポスト俳句にかける熱量をお伝えした。松山は人々が温かく、道後温泉などの観光スポットもたくさんあるので旅先におすすめだ。ぜひ、足を運んだときは俳句ポストも目にしてほしい。

さて、記事を締める挨拶として一句思いついたので披露しよう。

「ひまなとき よむとたのしい ざつがくを」

筆者のつたない川柳でした! 

孫ちゃん
あはは!まんま!
おばあちゃん
細かいことを言うと…これは川柳だねえ…。

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