食べ物はいつか腐るとみなさん思うだろう。どんなに保存期間が長くても、さすがに10年以上前の食べ物に手をつけたいと思う人は少ないのではないだろうか。
では3000年前の食べ物なんて、もはや化石…。と思ったが、なんとそんな昔の食べ物が発見されたのだ。しかもどうやら食べられる状態だったらしい。今回の雑学記事ではそんな怪しい食べ物についてご紹介していこう。
【食べ物雑学】はちみつの消費期限がスゴい
【雑学解説】3000年前のはちみつは食べられる状態だった!
3000年前のはちみつって…。よくそれがはちみつと分かったな…。そしてよく食べられると判断したな…という感想がよぎってしまった。
海外の情報サイトが発信したものなのだが、それによると、考古学者のデービス博士が古代エジプトのお墓の中で、はちみつのツボを見つけたということなのだ。
なんともふわっとした情報なのだが、この情報サイト自体は有名な会社であり、雑誌なども販売しているところなので、ある程度の信ぴょう性はあるのだろう。
たしかに、古代エジプトでははちみつを重宝して使ってきた。これはたくさんの考古学者たちが結論付けており、遺跡に残る壁画などにも蜂やはちみつの絵が残っているのだ。
何年ごろからはちみつが使われていたのか確定した情報はないが、一番古いものだとなんと1万年も前から使われていたという研究もある。
よって3000年前にはちみつが使われていたことは間違いないのである。
【追加雑学①】古代エジプトでははちみつは薬だった?
はちみつには高い栄養価があり、食用はもちろんのこと、薬用としても使用されていた。このことは壁画にも残されているそうだ。
こちらの動画でも患者にはちみつを使っていたと説明がある。英語だが冒頭に出てくるので注意して聞いてみてほしい。
ちなみに私はこういった古代のことが解明されるとき、昔の人って「はちみつには高い栄養価がある」とか「フグは毒があるが食べられる部分もある」とかってよく気づいたな…と思う。
蜂とか絶対襲ってきたはずである。はちみつ死守! って感じで襲ってきたはずなのである。「これはあぶない! よし、やめよう!」とならないところがサバイバルだなと感心する。
ちなみにどうやってはちみつを採取していたかというと、当時は野生のミツバチの巣を切り取り、それを押しつぶして中のはちみつを摂取していたようだ。
サバイバル。めっちゃサバイバル。ブンブン蜂が襲ってきたことこの上ないであろう。
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【追加雑学②】はちみつの消費期限はどのくらい?
ではもう一つの発見でもある、3000年前のはちみつが食べられる状態だったということについて。調べてみると、はちみつは基本的に腐らない食べ物らしい。もちろん長く保存していれば取ってすぐの風味などは損なわれる。
ましてや当時の保管方法といえば、室温を保つようにする…などといった技術はないのだ。常温保存自体は問題なく、日光の当たらない涼しい場所であればいいそう。風味うんぬんを気にしなければ何年でも使用できるそうだ。
ということは、3000年前のはちみつが食べられる状態だったというのも、あながち間違いともいえないのかもしれない。
美味しくいただく…という意味ではさすがに無理であろうが、食べてお腹を壊すとかそういったことはないのかもしれない。
興味のある方やチャレンジしたい方は、ぜひトライしてみてほしい。もちろん3000年前のはちみつが手に入ったら…だが。
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はちみつの雑学まとめ
いかがだっただろうか。今回は古代エジプトのはちみつについての雑学をご紹介した。
もはや3000年前といわれても、それって何年前なのさ…? というくらいピンとこないが、世の中にはまだまだ解明されていないことがたくさんあるのだなと感じた。
はちみつの情報ばかり見ていて久しぶりに食べたくなったので、おやつはホットケーキにしようと思う。