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日本一深い穴・洞窟・トンネル・駅を一気に紹介するよ!

zatsugaku

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日本で最も深い地下は?に関する雑学

「地下」というと何を思い浮かべるだろう。

都市部では地下街や地下鉄が複雑に入り組んで、まるで迷路のようになっているし、国会議事堂の地下には核シェルターがあるなど、「地下」は都市伝説のネタにも事欠かない。

「地下」というのは未知の領域が広がっているというイメージがあり、好奇心をくすぐられる人も多い。

では日本一深い「地下」はどこなのだろう? 今回の雑学では、日本全国の「地下」に目を向けてみた。

【生活雑学】日本一深い地下は?

日本一深い地下は、新潟県にある基礎試錐(きそしすい)「新竹野町(しんたけのまち)」という穴である。

【雑学解説】日本一深い穴が掘られたのはなぜ?

「基礎試錐」とは国の事業で、石油や天然ガスなどの資源調査のために地中を掘ることで、新潟県で掘られた基礎試錐「新竹野町」が日本一深い場所であり、その深さは「6,310m」だ。

ちなみに2位も同じ新潟県で、基礎試錐「三島」がほぼ同じ深さの「6,300m」である。

山岳地帯の新潟は深い穴が多いようだ。

日本一深い穴は資源調査のために掘られたことがわかったが、今回のトリビアは一番深い「地下」だ。

せっかくなので「穴」だけではなく、日本で一番深い「洞くつ」と「人口施設」もご紹介しよう。

【追加雑学】日本一深い洞くつ「白蓮洞」

日本一深い洞くつは、新潟県糸魚川市(いといがわし)にある「白蓮洞」だ。

全長1,060mで深さは513mにも達し、1974年に関西大学の探検部によってはじめて最深部まで踏破されている。

この洞くつの内部は井戸のように垂直な場所と、斜めに下っている大小無数の段差で構成されているようで、中には50mもの垂直な滝の上り下りをしなければ先へ進めない場所もあるようだ。

そもそも現在は立ち入り禁止だが、洞くつ探検を熟知しているその道の専門家でなければ、到底進むことはできないだろう。

このような構造であるため、ひとたび大雨が降るとそのまま大量の水が流れ込む。

実際に1976年に鉄砲水が原因で洞くつ内に人が閉じ込められるという事件が発生し、当時の救助活動の様子は全国の新聞やマスコミで大々的に報道された。

この事件がきっかけとなり、現在は全面的に立ち入り禁止になっている。少々残念である。

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【追加雑学②】日本一深い人工施設は「大清水トンネル」

一方、日本一深い人工施設は上越新幹線の上毛高原(じょうもうこうげん)駅と越後湯沢(えちごゆざわ)駅をつなぐ「大清水トンネル」の1,300mだ。

ただし、トンネルの深さの表記は地表からの深さになるので、山をくり抜いて掘るトンネルの深さの数字は大きくなりがちである。

大清水トンネルの掘削工事中には、湧き出る冷たい水に随分悩まされたようだが、この話にはちょっとしたトリビアがある。

それは、その湧水が非常に美味しかったため、後に「名水大清水」という名称でミネラルウォーターとして発売し人気を博したという話だ。なんとも柔軟でたくましい発想である。

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【追加雑学③】日本一深い駅「土合(どあい)駅」

現存する日本一深いところにある駅は、群馬県の「土合(どあい)駅」の70.7m。「日本一のモグラ駅」として時々メディアにも取り上げられている。

土合駅は変わった構造をしていて、上り線は地上にあるが、下り線は地下深くに線路がある。このため、上下線のホームがとても離れていて、その高低差はなんと81m

また、下り線の地上入り口から地下のプラットフォームに辿り着くためには462段もの階段を降りなければならず、エレベーターはおろかエスカレーターすらないため、階段の中間地点には休憩用のベンチが設けられているようだ。

プラットフォームには地下鉄特有の風圧や騒音から守るために、大き目の待合室が設けられているが、この待合室が原因で土合駅は現在ちょっとした問題を抱えている。

それは、待合室が登山客の寝泊まり場所に使われてしまっていることだ。

年間約200人もの人数が寝泊まりしていると考えられていて、特にガスの使用による火災の危険性があるとして一時は待合室を閉鎖したり、駅職員や警察が見回りをするなど対策をしているようだが、完全な取り締まりは難しいようだ。

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雑学まとめ

本記事では、新潟県にある基礎試錐「新竹野町」の「6,310m」が日本一深い場所であることの紹介や、一番深い洞くつ・人工施設についての雑学を紹介した。

総じていえることは、日本の深い部分は全て新潟県と群馬県をまたぐ山脈地帯に密集しているということ。日本一深い「穴」はおろか、日本一深い洞くつもトンネルも駅も全て新潟県か群馬県の山岳地帯なのである。

今度同県へ旅行に行った際には、「地下」にも注目して観光スポットを探してみてはいかがだろうか。

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