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カニは前後にも歩ける!横歩きだけじゃない【動画あり】

雑学カンパニー編集部

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カニは前や後ろにも歩けるという雑学

カニ歩き」をしてみてほしい。動けない人は、動きを想像して…

脚を前ではなく横に伸ばして、地面についたらもう一方の足をその横にもってきてというのを繰り返して、一歩ずつゆっくりゆっくり進む、といった感じだろうか。

手をチョキにまでしてくれた人、ありがとう。

人間にとってはかなり動きにくいが、この横歩きはカニの代名詞だろう。横歩きといえばカニ、カニといえば横歩き。カニは横にしか進めない…と思いきや、実は彼ら、前や後ろにも歩けるのだ!

今回は、カニにまつわる驚きの雑学をご紹介しよう!

【動物雑学】カニは前や後ろにも歩ける

ライオンくん
カニって横向きにしか歩けないんだよな?
ウサギちゃん
ライオンくん、実はカニは前進も後退もできるんだよ。ゆっくりだけどね。

【雑学解説】カニの脚は、前や後ろに出しづらい

ひしめき合うように生えている脚は、前や後ろに出しづらいというトリビア

カニといえば横歩きと述べたが、カニはなぜ横歩きをするのか。その理由は至って簡単、カニの関節が横を向いているから! 前や後ろに脚が動かしにくいのだ。さらに、脚の生え方も横歩きになる要因の一つに。

ではここで問題。イカは10本、タコは8本、ではカニは?

答えは10本。そう、脚の数だ。カニの脚は10本といっても、そのうち2つは爪で残り8本が四角っぽい胴体に左右4本ずつついている。ちなみに、イカは10本のうち2本は脚でなく腕。タコに至っては8本中6本が腕なんだそうだ。

ライオンくん
イカやタコには腕もあるのか?!

カニは、小さい胴体に太くて短い8本の脚がひしめき合うように生えているため、前進するために脚を前に出そうにも、脚どうしがぶつかってうまく出せない

敵に襲われそうになったときに、脚を前に出してもつれさせていては敵に食べられてしまう。効率よく移動するための方法が、横歩きだったというわけだ。

前や後ろには脚が出しづらいから普段は歩かないというだけで、絶対に歩けないということではない。なので、一応前にも後ろにも歩ける。すごく遅いけど歩ける

常識を覆す、「横歩きができないカニ」もいる!

横歩きをするのがカニだと思っていたが、横歩きをするカニはなんと全体の約半分くらいしかいないらしい。横歩きだけではなく前後左右に動くカニもたくさんいるのだとか。

たとえば、タカアシガニやズワイガニこれらのカニは脚が長く関節の可動域が広いので、前にも後ろにも好きなところに行くことができる。人間と同じく、脚が長いことはカニ界でもいいことなのかも…。

そして、「カニは横向きに歩く」という我々の常識を破るカニがいるその名もアサヒガ二。歩くための脚も爪もすべて平たくできていて、砂に潜るのに適した作りになっている。カニというより蜘蛛っぽい見た目だ。

砂をほじることができるので、脚の関節も前後に動くようにできている。脚が短く横には動かせないので横歩きができないのだ。

甲羅が大きく、重たい体を引きずるように前進する姿はずっと見ていたくなるほどかわいらしい。ちなみに、肉の量が多くカニとエビの中間くらいの味でめちゃくちゃおいしいらしいぞ

ウサギちゃん
アサヒガニには『ヨロイガニ』・『カブトガニ』・『ヘイケガニ』などの地方名がついているんだ。聞いたことがある人もいるんじゃないかな?

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カニが前後に歩くって、実際どんな感じなの…?

脚がもつれないように前に出せばカニも前進できるというのは、理論的にはわかったけどどうもイメージが湧かない…そんな人は、動画をみてもらえればすっきりするだろう。

アサヒガニが前に進む様子をとらえた動画がこちら

そして、こちらは後退するカニ。

ライオンくん
前進・後退するカニ…なんか違和感がある光景だな…。

あれ? 意外と素早い。関節を一生懸命動かして進んでるんだろうな…。なんだか、応援したくなる。

【追加雑学】タラバガニはカニじゃない!

先ほどアサヒガニがおいしいという話をしたが、食用のカニで有名なのはタラバガニではなかろうか。大きな体に太い脚。身がぎっしり詰まったタラバガニは、「カニの王様」と呼ばれている。そんなタラバガニは、実はカニではないのだ

「エビ目ヤドカリ下目」に分類される彼らは、正式にはヤドカリの仲間。脚もヤドカリと同じく爪を含めて8本しかない。

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「タラバガニ=おいしい」「タラバガニ=ヤドカリ」ならば、「ヤドカリ=おいしい」も成立するのではないか…!? ヤドカリというのは、あの貝殻を背負ったやつである。…食べられるのだろうか。

答えはYES! 島根県の旅館などで事前にリクエストすれば、食べられることもあるらしいぞ! 気になる人はぜひ試してみてほしい。

ウサギちゃん
新鮮なヤドカリはお刺身でも食べられるんだって!

雑学まとめ

カニは前後にも歩ける!遅いけど。横歩きだけじゃないよ!という雑学まとめ

今回の記事では、カニは前や後ろにも歩けるという雑学をご紹介した。

「カニといえば横歩き」というのは、川や浅瀬などに生息することで、私たちがよく見かけるカニに横歩きのものが多いからできたイメージ。深海に生息するものの中には普通に前後左右に移動するカニもいるが、私たちが見ていないだけということだ。

川遊びに行って前進しているカニを見かけたら、それは動かしにくい関節を一生懸命動かして歩いているカニ。応援してあげよう。

そして、誰かに「カニ歩きしてください」といわれたら、手をチョキにして前進し「カニだって前に進めるんだぜ」と教えてあげよう。

ライオンくん
タラバガニがヤドカリだったっていうのも驚きだよな~。
ウサギちゃん
そうだよね。見た目はヤドカリよりカニに近いもんね。

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