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メイクすごい!舞妓さんや芸者さんが顔を白く塗る理由は?【動画あり】

雑学カンパニー編集部

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舞妓さんや芸者さんはどうして顔を白く塗るのか?という雑学

「京都といえば?」と聞かれると、人によっては舞妓さんや芸者さんを思い浮かべるのではないだろうか?

真っ白な顔に凛とした表情の舞妓さんたちに、憧れる女性もいることだろう。

それにしても、なぜ舞妓さんや芸者さんは顔を白くしているのだろうか? 白い肌というのは、美人の肌というイメージがあるが、それにしても白くしすぎではないか?

実は、舞妓さんや芸者さんが顔を白くしているのには、ちゃんとした理由があった。今回は、そんな舞妓さんたちの雑学を紹介しよう。

【生活雑学】舞妓さんや芸者さんはどうして顔を白く塗るのか?

舞妓さんや芸者さんが顔を白く塗る理由に関する雑学

孫ちゃん
舞妓さんとか芸者さんって、なんであんなに真っ白なメイクするんだろうね。まぁでもかわいいけど。

おばあちゃん
あれはね、夜でも顔がちゃんと見えるようにするためなんだよ。昔は電気もなくて、日が落ちると顔が見えなくなるからねぇ。

【雑学解説】舞妓さんや芸者さんが夜でも顔を見せたいから

舞妓さんや芸者さんが登場したのは、江戸時代のころだった。この時代には、もちろん今のように電気などない。夜になれば真っ暗で、明かりといえばロウソクぐらいだろうか。

ロウソクの明かりといっても、照らすことができるのは、ほんの一部分のみだ。現代の電気のように、広い範囲を照らすことは難しかっただろう。

周りが暗かったら、もちろん顔が見えづらい。そこで、その問題を解決するために、舞妓さんや芸者さんは白塗りメイクをするようになったのだ。

顔を白く塗れば、暗くても顔が見えやすくなる。お客さんも、彼女たちの顔が見れてご機嫌になる。まさに、舞妓側・お客側どちらにとっても良いことづくめだ。

孫ちゃん
win-winってやつか〜!

電気も普及し、夜になっても電灯のスイッチを入れればいつでも明るくできるが、今や白塗りの顔は舞妓さんや芸者さんのトレードマークである。夜に顔がはっきり見える現代でも、白塗りが彼女たちをより美しくしているのではないだろうか。

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【追加雑学】白塗りメイクは肌への負担が大きいの?

白塗りメイクの肌への負担に関する雑学さて、綺麗に見える舞妓さんたちの白塗りメイクだが、女性なら1度はこんなことを思わなかっただろうか?

「あの白塗りメイクって、肌の負担が大きそう」と。

孫ちゃん
うんうん!それは思う!

化粧品にもよるが、特に「厚塗りメイクは肌への負担が大きい」といわれている。舞妓さんたちは顔や首に白塗りメイクをしているので、その負担は大きいものなのではないだろうか。

しかし、実はあの白塗りメイクは、意外にも肌への負担が少ないのだ!

というのも、舞妓さんたちのメイクで使われている化粧品は、自然由来の成分でできた化粧品による「水化粧」というものだ。

今となっては無添加ものもあるが、女性が普段メイクで使う化粧品には、石油由来の成分でできているものもある。この石油由来の成分が、肌への負担を大きくしているのだ。

反対に、舞妓さんたちが使う化粧品は、天然素材の鬢付け油(びんづけあぶら)と水で溶いた白粉だ。どちらも自然由来なので、肌に優しい。口紅もベニバナの色素で作られたものなので、こちらも負担が少ないものとなっている。

おばあちゃん
昔おばあちゃんがまだ若いころ、一度舞妓さんの格好をさせてもらったことがあるんだけど、たしかに粉を水で溶いてたよ。それを刷毛を使って肌に塗ってもらったねぇ。

舞妓さんがメイクしている姿を見ているとなんだか感動。

孫ちゃん
はぁ~!なんか見入っちゃった!
おばあちゃん
お客さんに喜んでもらえるように、お化粧の仕方もいろいろ工夫してるんだろうねぇ。

私は「舞妓さんたちはあのメイクなのに、なんで綺麗なんだろう? 肌が強いのかな?」と思っていたのだが、自然由来の化粧品を使っているのなら納得がいく。

鬢付け油が下地となっているのだが、あれで汗をかいても落ちづらいメイクができるというのだから驚きだ。

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雑学まとめ

白塗りについての雑学まとめ白塗りについての雑学をご紹介してきた。舞妓さんや芸者さんが白塗りなのは、彼女たちが登場した江戸時代、夜でも顔が見えるために考えられたメイクなのだ。

電気が普及したら、舞妓さんたちも白塗りメイクをやめそうだが、やはり白塗りメイクは彼女たちのトレードマークなのだろう。私としては、あの特徴的なメイクが好きなので、現代でも白塗りメイクが健在で良かったと思う。

孫ちゃん
やっぱり京都といえば舞妓さん!舞妓さんといえばあの真っ白なメイク!だもんね。
おばあちゃん
あんたも京都に行く機会があれば、体験で舞妓さんの格好させてもらったらいいよ。
孫ちゃん
あ!してみた~い!…でもいつそんな機会がくるかな…。

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