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一番高い路線は?電車の中吊り広告は鉄道会社によって料金が違う

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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電車の中吊り広告の料金は鉄道会社で違うという雑学

電車に乗ったら、ほぼ必ず見かける中吊り広告。週刊誌の広告や旅行プランの広告など、内容は様々であるが、なんにせよ暇つぶしで眺めるのにはちょうど良い。

ふとした疑問だが、広告を出すのにいくらくらいかかるのだろう。通勤や通学で電車を利用する人は多いので、なかなかの宣伝効果があるとは推測できるが…。

実は、電車の中吊り広告の料金は鉄道会社によって違うようだ。今回の雑学ではこれについて詳しく調べてみたので結果をお伝えするぞ。

【生活雑学】電車の中吊り広告の料金は鉄道会社で違う

孫ちゃん
電車に乗ると、なんとなく中吊り広告に目が行っちゃうよね。なんか見ちゃう。
おばあちゃん
だから高くても企業は広告を出すんだろうけどね。
孫ちゃん
やっぱり中吊り広告って高いの?
おばあちゃん
高いだろうけど、鉄道会社とか路線によっても広告料は違うみたいだね。いちばん高いのは山手線らしいよ。

【雑学解説】中吊り広告は山手線が一番高い

山手線が最も高額というトリビア

JR東日本やJR西日本など鉄道会社もいろいろあるが、広告料金は鉄道会社によって異なる。また、同じ会社でも路線によって値段が異なる。

なぜ一律の料金にしないかというと、路線によって乗客数の違いがあるからだ。乗客数が多い路線であれば、それだけ人の目に触れる機会が多い。乗客数の少ない路線と同一の広告料金では、割りに合わない。

孫ちゃん
あ~、そりゃそうか。山手線は乗ってる人多いもんね。

では、どういう料金体系なのだろうか? 公益社団法人「日本鉄道広告協会」の料金表を参考にすると、「首都圏全線セット」や「3線群セット」などセット商品が発売されている。

まるでマクドナルドのバリューセットのようだ。3線群とは、中央線・山手線・京浜東北線群の3つ。首都圏全線は、この3つをまとめたものに加え、湘南新宿ラインと上野東京ラインも含まれている。

肝心の料金だが、首都圏全線セットで7日間広告を出すと仮定すると、B3のシングルサイズで8,000,000円。B3が2枚分のワイドサイズは16,000,000円だ。

孫ちゃん
えっと…いち、じゅう、ひゃく、せん…えぇ~!?800万円!?ワイドサイズだと1600万円も!?

さすがの高額…! とても個人で手が出る金額ではない。

JR東日本以外の会社だと下の表のようになり、鉄道会社によって大きく差が開くことがわかる。

路線シングルサイズの値段ワイドサイズの値段
東京メトロ全線シングルサイズ 6,000,000円ワイドサイズ 1,800,000円
小田急線シングルサイズ 900,000円ワイドサイズ 1,800,000円
山手線群シングルタイプ 4,300,000円ワイドタイプ 8,600,000円
京浜東北線群シングルタイプ 1,900,000円ワイドタイプ 3,800,000円
中央線群シングルタイプ 2,650,000円ワイドタイプ 5,300,000円

また、路線群ごとにみると、山手線群がもっとも高額となっている。

山手線は新宿駅や東京駅など、利用者数が全国でもトップクラスの駅を多く抱えているため、やはり値段が高いのだ。

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【追加雑学】中吊り広告はこれから消える?

中吊り広告はこれから消えるというトリビア

2015年、山手線に中吊り広告がない新型通勤電車「E235系」が登場したことが記憶に新しいが、これから中吊り広告は消えてしまうかもしれない。

というのも、近年はデジタルサイネージによる広告が増えているからだ。

電車のドアの上部にデジタル画面が備え付けられ、テレビのコマーシャルのように映像が流れている。あれがデジタルサイネージだ。首都圏では最近、モニターの付いた車両が増えてきた。

デジタルサイネージの利点は、中吊り広告のようにスペースを取ることがなく、ひとつの端末で多くの会社のCMを流すことができる点だろう。

おばあちゃん
どっちのドアが開くかとか、乗り換え情報とかもあるから、そのままの流れでずっと見てたりするねぇ。
孫ちゃん
ほんとにテレビのCMみたいな感じだよね。

正確な価格は分からないが、紙媒体と比べてかなり料金も安いようで、中吊り広告からデジタルサイネージに転換する会社も増えている。

ということは、このまま中吊り広告は消えてしまうのだろうか? いや、一概にそうとはいい切れない部分もある。

中吊り広告の情緒を懐かしむ声も多いし、映像だと見逃す場合も多いため、一定の需要はあると思う。

おばあちゃん
おばあちゃんみたいな年寄りだと、次の広告がすぐ出てくるからなかなか内容までしっかり覚えてられないってのはあるねぇ。

雑学まとめ

最高級はどこ?電車の中吊り広告は鉄道会社によって料金が違うという雑学まとめ

電車の中吊り広告の雑学をご紹介してきたが、いかがだっただろうか。電車の中吊り広告の料金は、鉄道会社や路線によって異なるのだ。そのなかでも、山手線は利用者が一番多いので、広告料ももっとも高い。

山手線に広告を出している企業は、利益をあげている会社だったり、大企業であったりすることが多いということだろう。広告費にこれだけかけるのはもったいないと考えるかもしれないが、意外と宣伝活動が業績につながっているケースも少なくない。

皆さんも、通勤電車で見かけた中吊り広告から情報を仕入れている場合も多いだろうし、広告には多額の費用をかけるだけの価値があるのだ。

おばあちゃん
ちゃんと一定の効果があるから、広告ってのはなくならないんだろうね。
孫ちゃん
しかも広告って、思わず「お!?」って見ちゃうような書き方してるもん。あれはうまいよね~。
おばあちゃん
まぁ高い広告料払うからには、見てもらわないと話にならないからねぇ。

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