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視線に注目!目の動きでウソを見抜く方法とは?

雑学カンパニー編集部

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視線の動きでウソを見抜けるということに関する雑学

「目が泳ぐ」・「目が据わる」・「目くじらを立てる」など、目にまつわる言葉や慣用句はとても多い。

では、「目は口ほどにモノを言う」というのは、果たして本当なんだろうか? 冷静に考えれば、口で話した方が思っていることは伝わるんじゃないだろうか?

見つめ合うだけで心が伝わるのは、80年代に「週刊少年ジャンプ」で連載していた「キックオフ(※)」くらいなものだ! ※主人公とヒロインが見つめ合い、名前を呼びあうだけで甘い会話をするのが特徴の、昭和世代には懐かしいラブコメ漫画。

そんな疑問を解き明かす、今回の雑学をご確認いただきたい。

【人体雑学】目の動きでウソを見抜くことができる

ダヴィンチさん
目の視線の動きによって、考えてることはある程度推測できるんだ!
科学者くん
興味深い話ですね!詳しく教えて下さい。

【雑学解説】目の動きで考えてることがわかる?

目の動きで考えてることがわかる?というトリビア

突然だが、NLP心理学というものをご存知だろうか?

NLP(神経言語プログラミング)心理学とは、1970年代に米国で生まれた、人間心理とコミュニケーションに関する学問で、最近ではビジネスや医療などの場面で利用するために学ぶ人も増えている。

そのNLP心理学の中には「アイ・アクセシング・キュー」という、目の動きによって相手の心理状態を知ることができるテクニックがある。

「アイ・アクセシング・キュー」によると、「過去のことを思い出すときは眼球は左上」を向き、「未来のことを考えているときは右上」に動くらしい。

たとえば、アナタが恋人に対して「昨日は誰と一緒にいたの?」と質問したときに、相手が「左上」を見ていた場合は「過去のこと」を思い出していたので本当の場合が多く、「右上」を見ていた場合は「(まだ起こってない)未来のこと≒ウソ」が多いということだ。

なるほど、これで相手がウソをついてるかどうかわかるね! …というのは、まだ早い。

先ほどと同じように、恋人に「明日は誰と会うの?」という質問した場合は、いずれにしろ未来の話なので「右上」を向くのだ。つまり、目の眼球の動きによって、相手が考えていることはわかるものの、本当かウソかを見破るのは難しいのである。

なお、これまで話したなかでの「右」と「左」は、考えている人から見た方向なので、アナタから見た場合は「右上が過去」・「左上が未来」となることに気をつけていただきたい。

科学者くん
なるほど、目の動きで、いつのことを考えているのかわかってしまうんですね。
ダヴィンチさん
ただし、推測ができるというだけで、ウソを見抜くまではなかなか難しいんだよ。

【追加雑学①】目の動きにまつわる心理学

目の動きにまつわる心理学についてのトリビア

先ほどは、NLP心理学による「眼球の動きによって、相手がウソをついているかを判別する」方法を説明したが、NLP心理学以外でも、目に関する動作と心理の関係を研究しているものは多い。ここでは、そのいくつかを紹介しよう。

目を見つめる

相手が目を見つめてくるのは、基本的に好意がある場合。

ただし、あまりに長い時間見つめられているときは、アナタを支配したり、騙そうとしたりしている可能性もあるので注意しよう。

目をそらす

アナタが見つめていたのに「目をそらす」場合は、「恥ずかしい」という気持ちと「警戒心」のパターンの両方がある。

前者なら照れ隠しの動作だが、後者なら「目も合わせたくない」という嫌悪感なので、勘違いしないことだ。

科学者くん
心理が真逆すぎて、間違えたら大変なことになりそうですね!
ダヴィンチさん
これは、空気や状況も理解しないといかんな。
まばたきをする

話をしているときにまばたきが多いのは、緊張感や不安を感じているケース。

緊張や不安を感じているのは、威圧されている場合やウソをついている場合などがあるので、そのときに応じて相手の心理を読むようにしよう。

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【追加雑学②】目だけじゃない!体の動きでわかる心理

目だけじゃない!体の動きでわかる心理についてのトリビア

これまで目に関する動作と心理について語ってきたが、人間の心理は目にばかり出るわけではない。ここでは、体のあらゆる部分にまつわる心理学を紹介していきたい。

前かがみで話を聞く

相手が前かがみでアナタの話を聞いていたら、それは「話に興味がある」という証拠だ。逆に、背もたれに寄りかかって話を聞いてるときは、興味がないということ。

それまでふんぞり返って話を聞いていた人が、お金の話になった途端、前のめりになってくるのはよくあることだったりする。

ダヴィンチさん
君も、このトリビアを聞いたとたん前のめりになっていたよ。
科学者くん
はい、早く知りたかったんです!
腕組みをする

腕組みをするのは、相手に対して壁を作っている心理状態のことが多い。また、自分をよく見せたいと思うときにも腕を組むことがあるそうだ。

つま先が自分に向いているか?

人間は興味がある人やモノに対しては、顔だけではなくつま先も相手に向く。つまり、どんなにいい笑顔でこちらを見ていても、つま先が別の方を向いていたら「アナタに興味ありません」ということだ。

雑学まとめ

視線に注目!目の動きでウソを見抜く方法についてのトリビア

目や体の動作にまつわる心理雑学、いかがだっただろうか? 「目は口ほどにモノを言う」どころか「体全体が口よりもモノを言う」ことがわかっていただけただろう。

逆に言えば、これらの心理学を知っていれば、相手をうまく操ることも可能かもしれない。たとえば、浮気がバレないようにしたり、夜のお店で可愛いお姉さんに好意を持たれるように誘導するとか…。ゲフンゲフン。

いずれにしろ、人間の心理は体全体に表れることを理解して、今後の人間関係に活かしてくれれば幸いである。

科学者くん
隠してるつもりでも心の中が、体のどこかしらに現われちゃうことがあるんですね!
ダヴィンチさん
そうだね。言葉で言ってることと、心理は逆だったなんてこともあるかもしれないね。

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