宇宙

そんなに多い!?肉眼で見れる星の数は6,000個もある【動画あり】

雑学カンパニー編集部

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肉眼で見ることができる星の数は6,000個という雑学

夜、星空を見上げるのが好きだという方も多いだろう。私も結構好きだ。別にロマンチストとかそういう意味ではない。

特に私は地方に住んでいるので、街灯のすくない場所などではきれいに星が見えたりする。

夜遅く帰ってきて、ふと空を見上げるときれいな星が輝いていて、なんだか気持ちよくなるのだ。

そうやってときどき星を見上げることがあるのだが、実は肉眼で見ることのできる星は6,000個ほどだということをご存じだろうか?

今回はそんな星についての雑学をご紹介するぞ!

【宇宙雑学】肉眼で見ることができる星の数は6,000個

ばあさん
今日も星がキレイですねぇ。
じいさん
そうじゃなぁ…。そういえば、肉眼で見ることができる星の数は、だいたい6,000個らしいぞ。
ばあさん
6000個…!そんなにあるんですねぇ…!

【雑学解説】肉眼で見ることが出来る星は6等星で、数としては約6,000個

肉眼で見ることが出来る星は6等星で、数としては約6,000個についてのトリビア

そもそも、肉眼で見える星を数えようと思った人がいたこと自体がすごいなと素直に感心した。さらによく数えたな…と。まぁ「1、2、3…」と数えたわけではないだろうが…。

とりあえず、現在の私たちが肉眼で見ることができるのは約6,000個の星だということだ。

古代ギリシアの天文学者にヒッパルコスという人物がいるのだが、この人物が星の明るさによって等級を決めたといわれている。一番明るい星たちが1等星とし、6等星までを定めた。

そして肉眼で見える星のグループが6等星までの星だ。実際、6等星までの星の数は全部で8,600個といわれている。

ばあさん
6等星まで見えるなら、8,600個見えるはずじゃないですか…?

と思うだろうが、これは見える場所が関係している。

どう頑張っても地球の裏側の星空に広がる星は見ることができないためだ。また、それとは別にタイミングや見る人の視力などによっても変わってくる。

ばあさん
なるほど…!そういうことですか。

日本では条件が良い場所では4,300個ほど見えるともいわれている。そのため、もっとも環境の良いところに行って最大6,000個ということになる。

実際、私は地方に住んでいるといったが、そうはいっても山奥ではないし街灯・住宅地・車の光・信号の光などもある。

普通の生活をしていながら、6,000個の星を見ることはなかなか難しいといえるだろう。

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【追加雑学①】肉眼で見える星は天の川銀河の一部だった

肉眼で見える星は天の川銀河の一部だったというトリビア

さて、肉眼で見える星は6等星までの約6,000個だとお伝えしたが、実際のところ星は全部でいくつあるのだろうか?

小学校の理科の時間などに少し授業で触れたり、こどものころにお父さんやお母さんに聞いて「自分で調べなさい」などとあしらわれたことが思い出される。

せっかくこの歳になって自分でパソコンも使えるので調べてみることにした。すると想像以上に宇宙が広いということが分かったのだ。

まず、肉眼で見える6,000個の星は、ひとつの銀河である「天の川銀河」という群衆の一部だということだ。

さらに、この天の川銀河は約2,000億個の星があるというのだ。しかもこれは少なく見積もった数字であり、実際はもっと多いとされている。

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私たちが見ているのはあくまで、一番近くのほんの少しだけの星ということなのである。

じいさん
うー!ロマンがあるのぅ…!

【追加雑学②】宇宙にある星の数はどれくらい?

宇宙にある星の数はどれくらい?というトリビア

では見えない星も合わせて、空には約2,000億個近くの星があるということが結論だろうか。いや、それは全くの見当違いだ。

宇宙は広かった。想像を絶するほどに広かったのだ。

先ほど、私たちが肉眼で見ているのが天の川銀河の一部だとお伝えした。この銀河という群衆が、実際は1,000億個とか1兆個とかあるといわれている。

少なく見積もって2,000億個の星の集まりが1兆個ある、ということなのである。2,000億個×1兆個だ。

計算機がエラーを起こしたので私には計算することができなかった。「とにかくすっごくいっぱいある」といった小学生並みの答えしか出すことができなかった。

ばあさん
星の数について深く考えていると、気が遠くなってきますね…。

たとえていうなら、自分が小さな蟻だったとしよう。小さな蟻の私は30㎏の米俵の中に入り込んだ。

するとそこには自分を取り囲むようにたくさんの米粒がある。蟻の私の目についたものだけでも十分すぎる量があったのに、実際はその米俵の中にはもっともっとたくさんの米が詰まっているのだ。

さらにはその米俵の置いてある納屋には同じような米俵が何束も保管されている…。といった感じだろうか。

イメージしていただけたかどうかはわからないが、なんとなく感じ取っていただけたら嬉しいと思う。

雑学まとめ

そんなに多い!?肉眼で見れる星の数は6,000個もある【動画あり】についてのトリビアまとめ

今回は宇宙に広がる星についての雑学をご紹介した。正直なところ、科学がこれだけ進歩していてもまだまだ謎が多い部分だということである。

ということは、ドラえもんの世界のようにほかの惑星にはほかの住人がすんでいたりするということも絶対ないとはいえないかもしれない。

ちなみに世界で一番星の観測に適しており、宇宙に一番近いといわれているのがハワイのマウナケアという場所である。今回はそこからの美しい星空を見て、その先に広がる広大な宇宙に想いをはせてみてほしい。

ばあさん
まぁ…!とってもキレイ…!
じいさん
この動画、流れ星まで見られるぞ…!感動的じゃ…。

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