さむーい季節になると恋しくなるお鍋。そんな中でも、若い女性を中心に人気なのがチゲ鍋ではないだろうか? ヘルシーだし、辛いものが流行っているし…。しかしちょっと気になることが一つ。チゲってよく考えたらなんだ?
今回の雑学では、このチゲ鍋の「チゲ」について迫っていきたいと思う。直訳すると…なんだかへんてこな意味になってしまうらしいぞ。
【面白い雑学】チゲ鍋の「チゲ」の意味とは?
【雑学解説】「チゲ鍋」を直訳すると面白い意味になる…
えーとチゲは? というわけで調べると…つまりは朝鮮半島の鍋料理のことで、お肉・魚介類・豆腐を煮込んだものらしい。ふむふむ。たしかに私のイメージからしても、様々な具材が入ったものを辛めのダシで煮込んだもの、というものがあった。
だが、「チゲ」を韓国語でいうと「鍋」となる。よってチゲ鍋を直訳するとチゲ鍋は「鍋鍋」となってしまうのだ! 日本でチゲ鍋といっても特に疑問に感じることはないため、うっかり韓国でも注文してしまいそうだが気を付けよう。
そして先述したとおり、チゲとは鍋料理のことを指しており、種類もさまざまなものがあるようなので、のちほど紹介していこう。
ちなみに韓国料理を食べに行ったときによく見かける黒っぽい色の土鍋は、トッペギというもので、汁物だけではなくビビンバなどにも利用することができる。一つもっていると重宝すること間違いなしだ。
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【追加雑学①】チゲにはどんな種類がある?
チゲという言葉の意味が鍋料理のことを指していることは分かった。
では、チゲにはどのような種類があるのだろうか? さっそくみていこう。
- キムチチゲ…これはいわなくてもみんなご存知、キムチ鍋だ。キムチ鍋の素なども市販されているため、とても簡単に作ることができる。
- テンジャンチゲ…韓国では家庭料理の定番であり、朝鮮味噌(テンジャン)で味付けをしたチゲだ。日本の味噌でももちろん作ることは可能だぞ!
- プデチゲ…プデチゲの大きな特徴はランチョンミートやソーセージが具材として使用されていること、またインスタントラーメンが使用されていることだ。ボリューム満点で食欲旺盛な男性にもピッタリの一品。
- スンドゥブチゲ…こちらもメジャーなチゲといえるだろう。あさりなどから旨みが出たスープに、とろけそうなほど柔らかい豆腐が入った女性からも大人気の鍋である。
他にもチゲの種類はあるが、今回はこれくらいとしておこう。おうちでも簡単に作れるものばかりなので、一度挑戦してみてはどうだろうか?
【追加雑学②】おうちで作ろう!スンドゥウブチゲ【動画】
ご存知の方も多いであろう、みきママのレシピをご紹介する。
忙しい主婦でもサッと作れ、お家にある食材で簡単に作れるのが嬉しい内容となっている。
市販のスープの素で簡単に済ませるのも良いが、家庭にある調味料で本格スンドゥブが作れるのだ!しかも余りがちな調味料が消費できるとあって、一石二鳥なのも嬉しいポイントだ。
チゲ鍋の雑学まとめ
今回はチゲ鍋の「チゲ」についての雑学を紹介してきた。
普段なにげなく使っているチゲという言葉ではあったが、実は鍋料理のことを指していたとは…。私はてっきりキムチ鍋やピリ辛鍋のことを指しているものだと思っていた。意外と知っているようで知らない言葉って多いんだろうな…。
そして紹介したレシピだが、鍋のスープベースだけ参考にして、具材は自分の好きなものにアレンジするのもおすすめだ。いろいろな鍋を楽しみながら、野菜をたっぷり食べようではないか!