私たちの生活にかかせないもの、ティッシュ。
とくに花粉症の人からしたら「あなたがいないと生きていけない!」という恋人以上レベルの生活必需品だが、こんな疑問を持ったことはないだろうか?
「なぜ2枚1組?」
今回は、知っていればきっと誰かに話したくなるティッシュの雑学を紹介する。
【生活雑学】ティッシュが2枚重ねになっている理由
【雑学解説】ティッシュが2枚重ねになっている理由は3つ
ティッシュが2枚重ねになっている理由は製造上の理由が1つ、使用上の理由が2つある。
製造上の理由:大量生産だから
ティッシュは人の肌、特に敏感な顔に使用することが多いため、薄く柔らかくできている。その薄さゆえ、大量生産する際に、1枚では裁断することが非常に難しく破れてしまうのだ。
使用上の理由①表が肌に触れるように!
紙には必ず表と裏がある。もちろんティッシュも例外ではない。
ティッシュの裏面は比較的ザラザラしているため、裏を内側にして組み合わせることで、使用する際に表が肌に触れるようになっている。素晴らしい配慮だ。
使用上の理由②吸水性のため
ティッシュは主に水分を拭きとるために使われる。2枚重ねることで、紙と紙の間に空気の層が生まれ、これを利用してより多くの水分を吸収できるようになっている。
なるほど、どれも納得の理由だ。しかし、ここでもう1つ疑問がわいてきた。
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【追加雑学①】トイレットペーパーはシングルとダブル?
ティッシュと同じような生活必需品としてトイレットペーパーがあるが、こちらはシングル(1枚)とダブル(2枚)の2種類がある。
トイレットペーパーもダブルの方が当然使用感は良くなる。しかし、その使用用途からティッシュほど繊細ではなく厚みがあるため、シングルでも製造上まったく問題なく、確実にコスパも良くなるためシングルも販売されている。
ちなみに、関西はシングル、関東はダブルの販売が多いそうだ。ふむ、関西人は節約家が多いということもあながち間違いではなさそうだ。
【追加雑学②】ティッシュ?ティシュ?ティシュー?
あなたの部屋にあるティッシュの箱の裏面を見てほしい。おそらく説明文の中に「ティッシュ」という文言はなく、「ティシュ」もしくは「ティシュー」のどちらかではないだろうか?
日本人の9割以上が口頭で「ティッシュ」と呼ぶそうだが、製品名ではほとんど使用されていない。これは単純に発音の問題で、本来は「ティシュ」に近い発音だが日本人にとって「ティッシュ」の方が発音しやすかったため、「ティッシュ」が一般的に広がったそうだ。
【追加雑学③】高級ティッシュは甘い
とくに花粉症の人は、少し値段が高めの高級ティッシュを使ったことがあるだろう。しっとりしていて、鼻をかんでも鼻が赤くなりにくいというアレだ。そのティッシュ、舐めると甘いという噂を聞いたことがあるだろうか?
いや、たしかにあまりティッシュを舐める人はいないと思うが、騙されたと思って少し舐めてみてほしい。少し甘く感じるはずだ。
これは保湿成分として含まれている「グリセリン」や「トレハロース」が甘味料の一種だからだそうだ。まぁ、だからと言って積極的に舐める人はいないと思うが…。
ティッシュの雑学まとめ
普段何気なく使用している、ティッシュの2枚重ねの理由についての雑学を紹介したが、意外と知らないことも多かったのではないだろうか? これからは製作側の優しさを噛みしめながら、1枚1枚大切に使ってみてほしい。
ただ、「ティッシュとって」と言われたときに、「ティッシュ?ティシュならあるけど」とドヤ顔で返すのはやめたほうがいいかもしれない。
友達が減っても私は責任は負わないぞ。
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