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首相暗殺の現場。東京駅のタイルには秘密のマークがある【動画あり】

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東京駅内のタイルには秘密のマークが埋め込まれているという雑学

2012年にリニューアルオープンし、創建した大正時代、その当時の姿に復元された東京駅。以前から赤レンガの外観が特徴的で観光客もたくさん訪れていたが、リニューアルしてさらに美しく、そして圧倒的な存在感をプンプンと放っている。

そんな新しい東京駅だが、過去に衝撃的な事件が起こっていたことを知っているだろうか。その事件現場には違和感のあるマークが付けられたタイルがあるというのだ。

タイルに付けられたマークの秘密とは? どんな事件が? 今回の雑学記事では、そんな東京駅トリビアをご紹介しよう。

【生活雑学】東京駅のタイルには秘密のマークが埋め込まれている

孫ちゃん
おばあちゃん、東京駅のタイルに埋め込まれたマークのこと知ってる?
おばあちゃん
あ、もしかしてあの衝撃事件の現場を示すマークのことかい?
孫ちゃん
そう!衝撃的な事件!しかも2ヶ所!

【雑学解説】マークがあるタイルは、2人の首相が襲撃された場所だった!

マークがあるタイルは、2人の首相が襲撃された場所だった!というトリビア

円の内側に六角形というマーク。このマークが東京駅の中に2ヶ所ある。この2ヶ所のマークは、2人の首相が襲撃された場所を示すものだ。

まず1つ目は、丸の内南口の切符売り場横。大正10年11月4日、ここで、第19代の内閣総理大臣・原敬(はらたかし)が山手線大塚駅の職員だった中岡艮一(なかおかこんいち)に短刀で襲われた。短刀は原首相の右の肺から心臓に達していて、駅長室に運ばれたがほぼ即死だったという。

もう1ヶ所は、八重洲中央口新幹線乗り場へ向かう通路だ。ここで襲われたのは、第27代内閣総理大臣・浜口雄幸(はまぐちおさち)。

昭和5年11月14日、右翼団体の愛国社社員・佐郷屋留雄(さごうやとめお)に腹部を銃で撃たれた。腸の30%を摘出する大手術を受けて、一時は回復するも、翌昭和6年にこのときの怪我が元で亡くなった。

首相暗殺という恐ろしい出来事だが、東京駅の当時の駅長が「事件を風化させないために」とこの場所に目印を付けることを提案したという。マークの付いたタイルの近くには、この2つの事件について書かれたプレートも設置されている。

孫ちゃん
昔のこういう事件を聞くとさ、今ってなんだかんだ言っても平和なのかなって思っちゃうよね。
おばあちゃん
たしかに最近ではこういう事件はないねえ。

そしてこれが実際の現場だ。

首相暗殺事件を知らないと、見過ごしてしまいそうだ。普通にこの上を歩いている人もいるし…。まぁでも、なんだか知ってしまうとね、その上を歩くのはちょっと躊躇しちゃうよね…。

孫ちゃん
知らないとこれは気付かないな~。
おばあちゃん
みんな忙しいから、なかなか周りをじっくり見ることもないだろうしねぇ。

【追加雑学①】東京駅の地下にはまぼろしの道路が!?

実は東京駅の地下にも秘密がある。NHKの「ブラタモリ」という番組の事前取材のときに発見されたらしいのだが、その秘密とは、自動車2車線分の道路が2本、合計4車線の自動車道があることだ。

昭和42年に計画された自動車道の建設。ちょうどこのころ急激に自動車の交通量が増え、東京駅周辺の渋滞回避のためのアンダーパスとして、地下鉄の工事に合わせて道路となる空間を確保したという。だが結局計画は途中で頓挫してしまい、空間だけがそのまま残ったとのこと。

ブラタモリの事前取材期間中に、ちょうど東西線大手町駅のバリアフリー化工事が行われていて、天板をはがしたら見つかったということだ。東京メトロの職員によると、「その道路があることは知っていたが、入り口がどこだかわからなかった」って、おーい! 入口知らんかったんかい!

孫ちゃん
この番組って、たしか前にも「歴史的発見!」みたいなことあったよね。
おばあちゃん
さすがはタモさん!持ってるね!
孫ちゃん
いや、なんか友達みたいなノリになってるけど…。

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【追加雑学②】2007年からの改修工事により創建当時の姿に復元された東京駅

2007年からの改修工事により創建当時の姿に復元された東京駅についてのトリビア

2007年から始まり、5年以上の年月をかけて復元された東京駅。第二次世界大戦でアメリカ軍による空襲で焼失したドーム屋根などを復元させ、大正時代に創建された東京駅の駅舎を再現した。

東京駅の改修工事にあたって、特徴的な赤レンガ造りの駅舎を残すか、高層化するかといった議論がたびたび行われていたが、そうした議論に対して市民団体による赤レンガの駅舎を残すための市民運動も行われたという。

おばあちゃん
東京駅は、やっぱり赤レンガじゃないと。

こうして決まった改修工事。当時の材料や工法をできるだけ使い、焼失したドーム屋根もみごと復活、赤レンガの壁もきれいに復元された。

安全性にいたっては、最新の免震装置を取り入れたという。材料や工法は創建当時のもの、免震装置は最新のもの。復元された東京駅の駅舎は、過去と現在の技術がミックスされて造られたのだ。

できる限り創建当時の工法で…なんて、当時の駅舎を造り上げた人たちへのリスペクトがひしひしと伝わるじゃないか。たしかに東京駅といえば赤レンガ・モダンでおしゃれ、というイメージ。復元された東京駅舎はとにかく素敵だ。

復元された東京駅。その完成形をどうぞ。

地上から東京駅を仰ぎ見たり、向かいの新丸ビルの展望デッキから見下ろしたり、東京駅周辺を案内したり…。のんびり歩いてみたくなる場所だ。

孫ちゃん
わ~!なんかいいね。ちょっと散策するのにもよさそう!

そしてお次はこちら。東京駅のリニューアルオープンが2012年10月1日。そのイベントの1つとして、9月22日・23日にプロジェクションマッピングが上映された。そのプレス公開日の様子だ。

いいねぇ、プロジェクションマッピング。SLや電車の車内・SUICA・路線図のような電車に関連するものから、日本らしい和の映像まで、思わず見入ってしまうこと間違いなし。

おばあちゃん
おやまぁこれはおもしろい!SUICAとか路線図とかをうまく使って作ってるねぇ。
孫ちゃん
すごいね~!見入っちゃう。

雑学まとめ

2人の首相が襲撃された場所にマークがあるという東京駅に関する雑学をご紹介したが、知っていた人はどれくらいいるのだろう?

私は正月の帰省でほぼ毎年新幹線を使い東京駅を利用しているが、この話はまったく知らなかった。新幹線乗り場へ向かう通路なんて、毎年通ってるのに。次の帰省のときには、子供たちに「このマークはね、昔日本の総理大臣がね…」とドヤって説明してあげよう。

孫ちゃん
ププ。ぜひともドヤって下さい。
おばあちゃん
お子さんが小さい場合は怖がらせないようにね。

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