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大人の事情…。"ウッディ"の吹き替えは山寺宏一から唐沢寿明に変更された【トイ・ストーリー】

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雑学カンパニー編集部

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「トイ・ストーリー」のウッディは、最初違う人物が吹き替えをするはずだったという雑学おもちゃたちの冒険的ストーリーが繰り広げられる、ディズニーピクサーの名作の1つ「トイ・ストーリー」。日本語版では、ウッディ役の「唐沢寿明」と、バズ役の「所ジョージ」が物語を盛り上げている。

しかし、実はこの配役には、ある理不尽な出来事があったことを知っているだろうか? 最初は別の声優がウッディ役やバズ役だったのに、それが降ろされて今の配役になったのだ…!

一体どういうことか…? 今回は、そんな雑学を紹介しよう。

【サブカル雑学】「トイ・ストーリー」のウッディは、最初違う人物が吹き替えをするはずだった

「トイ・ストーリー」の主役であるウッディ役は、当初「山寺宏一」が吹き替えをするはずだった。ちなみに、バズ役も当初は「玄田哲章(げんだてっしょう)」だったが変更されている。

【雑学解説】吹き替え作業も全部終わったのに…

吹き替え作業も全部終わったのに…というトリビア

最初「トイ・ストーリー」は、ウッディ役に山寺宏一が吹き替えをしていた。山寺宏一といえば、ディズニー作品だとドナルドダックや「アラジン」のジーニーなど、多くのキャラクターを演じている大ベテランだ。

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バズ役には、アーノルド・シュワルツェネッガーの吹き替えや、「クレヨンしんちゃん」のアクション仮面などを演じる玄田哲章が抜擢されていた。こちらもベテランの声優である。

この2人の声優によって、「トイ・ストーリー」の吹き替えが行われた。吹き替え作業も全部終わって、あとは公開を待つばかり…。

しかし、ここで事件が起こった! なんと映画会社が「無名の声優よりも、知名度のある有名人を使ったほうが話題になる」と言って、ウッディ役とバズ役を変更したのだ! それが、唐沢寿明と所ジョージだった。

今ではベテランの山寺宏一や玄田哲章だが、「トイ・ストーリー」が公開される1996年当時は、まだそんなに知名度があるわけではなかった。

時代が進むにつれて声優のメディア露出も増えているが、当時は声優よりも俳優やタレントの方が広く知られていて、宣伝効果も大きい。映画会社はそこに注目したわけだ。

だがこれはあまりにも理不尽ではないか! 吹き替えをするにあたって、山寺宏一や玄田哲章は、原語版に合わせた役作りをしていたはず。その時間や労力を、映画会社の一声ですべてなかったことにされてしまった!

唐沢寿明や所ジョージの吹き替えも合っているし、私も2人の演じるウッディとバズが好きだ。しかし、理不尽な理由で変更されていたとは…。山寺宏一や玄田哲章はもちろん、唐沢寿明や所ジョージも気の毒に思える…。

ちなみに、山寺宏一と唐沢寿明は、のちに「みんなのいえ」というドラマにて共演をしている。あの事件のせいで「共演NG」ということになっていなくて良かった…。

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【追加雑学】この事件から山寺宏一はタレント活動もするように

この事件から山寺宏一はタレント活動もするようにというトリビア

理不尽な配役のチェンジ…。しかし、山寺宏一はそれをバネにした。

「知名度がないのなら、知名度を上げれば良いじゃない!」

山寺宏一は、声優業だけでなく、タレント業にも活動の幅を広げた。有名なのが、平日の朝にテレビ東京系列で放送された「おはスタ」のMCだ。「おーはー!」という独自の挨拶で、子供たちを楽しませてくれた。

私も「おはスタ」で山ちゃんの存在を知った口だ。

このほかにも、「ものまねグランプリ」や「タモリ倶楽部」など、幅広いバラエティ番組にも出演。テレビに積極的に出演するようになったおかげか、山寺宏一の知名度は上がり、現在では知らない人はいない有名な声優となった。

「災い転じて福となす」とはこのことか。もしも「トイ・ストーリー」で理不尽な目に遭っていなかったら、山寺宏一はテレビ出演をここまでしていなかっただろう。

知名度から理不尽なキャスティングの変更をした映画会社には腹が立つが、その結果、山寺宏一が知名度を上げたことについては、感謝しようと思う。

雑学まとめ

大人の事情…。"ウッディ"の吹き替えは山寺宏一から唐沢寿明に変更された【トイ・ストーリー】についての雑学まとめ

今回は「トイ・ストーリー」の主役ウッディの声についての雑学を紹介した。

近年でもよくタレントや俳優、お笑い芸人などが声優を務めていることがある。知名度や宣伝ゆえのキャスティングであることがほとんどだろう。それは、今も昔も変わらない。

続編もいくつか作られている「トイ・ストーリー」でも、知名度を理由に理不尽なキャスティングの変更があった。その被害者が山寺宏一と玄田哲章だ。

今の唐沢寿明や所ジョージのキャスティングも好きだが、山寺宏一と玄田哲章での「トイ・ストーリー」も見てみたかった。

知名度がある人は宣伝効果が高いことは分かるのだが、正直、もっと声優を大切にしてほしいと思ってしまうエピソードである。

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