体の仕組み

超大事!人間の65%は水。その役割と必要な水分量は?

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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人間の身体の65%は水でできているという雑学

人間は食べ物がなくても、水さえあれば1か月ちかくは生きることができるといわれている。しかし、水がまったく飲めない状態になると、4日ほどで命を落としてしまうのだ。それほど、水は大事なのである。

今回の雑学では、人間の体内の水分についてご紹介しよう。

【人体雑学】人間の身体の65%は水でできている

ダヴィンチさん
私たち人間の身体は、成人で体重の65%が水分でできているんだよ。
科学者くん
ええっと、体重60kgの成人だったら、約40リットルの水分を抱えているということなりますね!

【雑学解説】水の主な役割

では、私たち人間の主成分である水の役割について紹介しよう。

① 酸素・栄養の運搬

体内に必要な酸素や栄養分を血液として身体中に運んでくれる。

② 体温調節

気温が低いときは水分を体内で循環させているが、気温が上がると汗を出して体温を一定に保ってくれる。

③ 老廃物の排出

タンパク質が分解されてできる尿素・アルコール・摂りすぎたナトリウムなどの塩類を体外に排出してくれる。

④ 代謝の手助け

食べ物に含まれる栄養を必要な成分やエネルギーへとスムーズに変換できるようにしてくれる。

⑤ 環境維持

体液が酸性に傾かないように調節してくれ、体内の酵素などが働きやすくなる弱アルカリ性をキープしてくれる。

人間の半分以上が水であるだけに、非常に重要な役割を果たしている。

【追加雑学①】体内の水分が10%以上減ると死ぬことも

非常に重要な役割を果たしてる水分だけに、不足すると大変危険なのである。では、水分が減るとどうなるのだろうか。

通常、喉の渇きを感じたときは体内の水分の2%が失われており、運動能力が低下しはじめている状態だ。これが3%になると頭がぼんやりしたり、食欲不振に襲われたりする。また、5%になると疲労感・頭痛・めまいなどの脱水症状が起きる。

そして、10%以上になるとけいれんなどを起こして死に至ることもあり、非常に危険な状態となる。

怖い話だ。水分は早め早めに摂ることが大事である。

喉渇いたときが、補給どきーー(家電芸人風)

科学者くん
喉が渇いたと思ったときにはすでに水分量が減っているんですね!
ダヴィンチさん
こまめに水分補給をしておかないと、大変なことになってしまうんだ。

【追加雑学②】1日に必要な水分は2,400ml

では、体内を水不足にしないためには、1日にどれくらいの量を飲めばいいのだろうか。栄養素と違い、水に1日の摂取基準量は決められていないが、1日に排出される水の量から必要量がわかる。

1日に体外に排出される水分は、尿量で約1,500ml・便で約100ml・呼吸で約300ml・で約500mlとなり、合計で約2,400mlとなる。つまり、1日に摂るべき水分量は2,400mlだ。

しかし、すべてを飲料水から摂る必要はない。私たちは1日の食事で約1,100mlの水分が摂れているからだ。

また、体内の栄養素がエネルギーに変換される際にも「代謝水」と呼ばれる水分が約300ml生成されるため、飲料水で摂らなければいけない水分は約1,000mlとなる。

500mlのペットボトル2本分であれば、無理なく飲める量だろう。

科学者くん
食べ物からでも水分が摂れているんですね!
ダヴィンチさん
そうなんだよ。水を2リットル必ず飲まなくてはいけないわけではないから安心したまえ。

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【追加雑学③】女性は男性よりも水分量が少ない

体を細かく見ていくと部位としては、脳・腸・筋肉・腎臓・肝臓などは水分含有量が80%と多く、逆に脂肪は水分含有量が33%と低くなっている。

先ほど、成人の身体の65%は水でできていると紹介したが、女性は男性よりも水分量が少ない。なぜなら、個人差はあるが、一般的に女性は男性と比べて筋肉より脂肪のほうが多いからだ。

脂肪が多くなると、水分含有量が減ってしまうので、女性の方が水分量が少ない傾向にある。

ちなみに、高齢者になってくると体内の水分は体重の50%に下がる。これは脂肪の多い少ないではなく、細胞内の水分が減少することが原因だ。

逆に赤ちゃんは体重の80%が水分でできている。ほとんどが水分なのだ。そう考えると、赤ちゃんの肌がプルンプルンなのも納得がいく。

科学者くん
ダヴィンチさん、細胞内の水分が減ってるっていわれてますよ!
ダヴィンチさん
悔しいが年齢には逆らえん。こうなったら水分量を増やす方法を知りたいぞ!!

【追加雑学④】体内の水分量をアップする方法

人間に必要不可欠な体内の水分を増やす方法を紹介しよう。もちろん、水をがぶ飲みしろというわけではない。3つのことを意識すれば、自然と体内の水分量はアップし、乾燥による不快な症状を解消でき、若さを保つことができるだろう。

① 水は一気に飲まない

人間の体が吸収できる水の量は決まっている。その量は30分間に200cc程度なので、それ以上の量を飲んでも吸収できずに体外に排出されてしまう。水は時間をおいて少しずつ飲む方がしっかりと吸収され、体内の水分量アップにつながる。

また、寝ているあいだは水分を摂取できないので、寝る前と寝起きは水分補給をするのが良い。

② 鼻呼吸をする

口呼吸をすると、蒸発する水分量が増えてしまう。ドライマウスの原因にもなるため、口呼吸はおすすめできない。慣れるまで意識する必要があるが、鼻呼吸をするようになれば、口からの蒸発を抑えられ、体内の水分量を保つことができる。

③ 塩分を控えめにする。

体内の塩分濃度が濃くなると、浸透圧によって薄めようとする作用が起き、細胞内の水分が流れ出てしまう。そうすると細胞内の水分量が減ってしまい、体内が水分不足になってしまうのである。細胞内の水分を守るためにも、塩分の摂りすぎには注意が必要だ。

ダヴィンチさん
少し気をつければできそうなことばかりで良かった!
科学者くん
ダヴィンチさんファイト!

雑学まとめ

今回は人間の身体の水分についての雑学をご紹介した。人間の体において、水分が非常に重要なものであることがわかった。体内の水が10%減るだけで命の危険にさらされる。水なしでは人は生きていけないのだ。

地球の70%が水であるように、地球で生まれた人間の身体も65%は水でできている。そして、毎日水を体内に取り込んで、毎日水を体外に出している。地球が水を循環するように、私たち人間も水を循環させて生きている。まさに人間は地球と同じである。

ちなみに、生ニンニクも約65%は水でできている。………。

科学者くん
生ニンニクの方がダヴィンチさんよりみずみずしいんですね!
ダヴィンチさん
なんと!!乾燥ニンニクには勝てるかなぁ…。

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