皆さん、毎日朝食はきちんと取っているだろうか? 朝は時間がなくて食事を抜いてしまいがちだ。
取ったとしても、コンビニのパンやおにぎりで簡単に済ませる方が多いだろう。しかし、朝食は意外と大切なもの。なんと朝食を抜くと目覚めが悪くなってしまうようだ。
朝は目覚め良く起きたいものだ。一日の始まりはシャキッとした万全な感覚で迎えたい。前日が飲み会で酒が残っているような状況であれば仕方ないが、そうでなければ毎日気持ちよい朝日を浴びたいものだ。ここでは目覚めと朝食の関係について調べてみたので、雑学としてご紹介していこう。
【人体雑学】朝食を抜くと目覚めが悪い理由
【雑学解説】朝食で栄養を取れば脳がはっきり目覚める
朝目覚めた瞬間から、頭が冴えわたっている人はおそらくいないだろう。寝起きはだるかったり気分が優れなかったりする。なかには機嫌が悪く、親切で起こそうとしたらぶち切れるような輩もいる。
この状態では脳はまだスリープモードに近いので、何か刺激を与えて正常に働かせる必要がある。そこで適しているのが朝食。朝食で脳にドカッと栄養が行きわたれば、脳が元気になるのだ。
脳はかなりの大食いの臓器。一日の消費エネルギーの5分の1は脳の活動に使われるほどだ。そのため、朝食もたくさんの栄養が含まれていたほうが望ましい。
朝食の脳に栄養が行きわたれば、やるべき仕事や家事・学習への意欲が高まるのだ。意欲が高いと集中力や記憶力も向上するので、よりよいパフォーマンスの実現には、朝食の摂取は必須事項だといえる。
朝食がガソリン代わりとなって、私たちの日々の活動にターボをかけているのだ。朝食を取ったほうがいいからといって、何を食べてもいいわけではない。むろん、カップラーメンやチョコレート、アイスクリームなどを朝食にしたら、栄養的な観点からは好ましくない。
ではどのような朝食が理想的か、見ていくことにしよう。
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【追加雑学①】理想的な朝食のメニュー
朝食で脳に栄養素を送り込むことが大事なので、栄養バランスの取れた食事をとることが大切。おにぎりやパンなどの炭水化物は、エネルギーにすぐ変わるので悪いわけではないが、それだけではちょっと物足りない。ビタミンやミネラル・たんぱく質なども合わせてバランスよく摂取したい。
具体的なメニューとしては
- 雑穀入りご飯(タンパク質・ミネラル・ビタミン・食物繊維などがアップ)
- 納豆(お米と大豆の食べ合わせは互いに不足しているアミノ酸を補うことができる)
- 卵(タンパク質)
- わかめ入りの味噌汁(不足しがちな海藻を朝食で摂取)
- フルーツ(ビタミン・ミネラル・食物繊維などを効率的に摂取。また調理も不要なので忙しい朝に適している)
といった食品だ。
【追加雑学②】朝食を抜くと太りやすくなるって本当?
朝食については、抜くと太りやすくなるという噂もよく聞く。「朝食を抜けば食べる量が減るのに何で?」と思ってしまうが、これは体内時計が異常をきたすためだと考えられている。
どういうことかというと、朝食を取らないとその分体内時計の活動が遅れてしまうらしい。体内時計に乱れが起きると、代謝が落ちたり、体温の上昇も抑えられ、消費エネルギーが少なくなってしまい、肥満につながるとのこと。
つまり、朝食を食べることで体温が上昇したり、代謝が正常に働いていたというわけだ。朝食を抜くことで1日の摂取カロリーは減るのだが、それ以上に消費カロリーが減ってしまうので、結局は体重は増えてしまうというわけだ。
単純にはいかないから、ダイエットは難しいものだ。食事制限するよりも運動によるダイエットのほうが好ましいように思える。しかし、運動をするとその分食べ過ぎてしまったりもするのだが…。
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雑学まとめ
今回の雑学はいかがだったろうか。朝食は脳の目覚めをはっきりとさせる効果があるのだ! でもこれはわざわざ説明しなくても、何となく感覚で感じていた人は多いだろう。筆者も朝食を取らないと元気が出ないので、毎朝の朝食は欠かしたことがない。
最近の若者は朝食を取らない人がけっこういるらしいが、その習慣はぜひ改めてほしいものだ。朝食を取らないデメリットは頭が冴えないだけではなく、太りやすくなる・自律神経が乱れやすくなるなどけっこうある。しっかり朝食をとることが健康な生活への第一歩である。
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