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オズワルドよ…ディズニーが著作権に厳しい理由はユニバーサル社が原因…。

雑学カンパニー編集部

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ディズニーが著作権に厳しいのは、ユニバーサル社にキャラクターを奪われたからという雑学

ディズニーといえば、著作権に厳しいことで有名だ。

どれくらい厳しいのかというと、昔プールにミッキーのイラストを描いた小学校に、「著作権侵害だから消しなさい」と連絡がきたほど! このほかにも、ミッキーの著作権を守るために、著作権期間を延長する法律が作られたという話もある。

いったいどうしてディズニーは著作権に敏感なのだろうか? 実はそれには、ある1匹のウサギが絡んでいる。今回は、少し悲しいディズニーの歴史についての雑学を紹介しよう。

【サブカル雑学】ディズニーが著作権に厳しいのは、ユニバーサル社にキャラクターを奪われたから

ゆい
ディズニーが著作権に厳しいことは知っていると思うけど、どうしてここまで厳しいのか…ひかりちゃん、知ってる?
ひかり
えー!考えたことなかったなぁ…!なんでなんで!?
ゆい
実はね、ミッキーの前に生み出したキャラクター「しあわせウサギのオズワルド」を、ユニバーサル社に取られてしまったからなのよ。

【雑学解説】1年で生みの親から引き離された悲劇のウサギ

オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット

オズワルドは、ウォルト・ディズニーがアニメシリーズを作る際に作られたウサギのキャラクターだ。オズワルドが生まれたのは1927年…1928年にデビューしたミッキーよりも先輩ということになる。

ウォルトは、ユニバーサル・ピクチャーズの仲介役であるチャールズ・ミンツと契約し、オズワルドシリーズを世に送り出した。オズワルドシリーズは好評に好評を重ね、ディズニーキャラでは初のグッズ制作をされるくらいの人気者になった。

さて、ミンツとの契約は1年間だったので、ウォルトは契約の更新をしに行ったのだが、ここで大事件が! なんと、オズワルドの権利がミンツに移ってしまったのだ!

つまり、オズワルドは生みの親であるウォルトではなく、ミンツのものになってしまったというわけだ。

ひかり
えー!そんなことってある!?

信じられないことだが、オズワルドの権利がミンツにあることは、契約書に書いてあった。「捏造したのでは?」と思うかもしれないが、本物の契約書だった。

普通に考えれば、ウォルトがそんな契約に同意することはないと思うのだが、実はウォルトはオズワルドの著作権に関する記述をちゃんと確認してなかったのだ…。

オズワルドの著作権に関しては、最初の契約書からという説や、契約書の変更の中でいつの間にか…という説がある。しかし、いずれにせよウォルトの確認不足で、オズワルドの権利がいつのまにかミンツのものになってしまったのだ…。

ゆい
契約書は、きちんと確認してサインしましょう…!これ、絶対…!

オズワルドを奪われたウォルトは落ち込みながらも、オズワルドに代わる新しいキャラクター・ミッキーを生み出し、作品を作り続けていったのであった。

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【追加雑学①】80年以上の時を経てディズニーへ

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さて、ミンツに奪われたオズワルドは、その後どうなったのか…。オズワルドの権利はミンツからさらにユニバーサル社へ移っていた。

そこからオズワルドは、何回かキャラクターデザインを変更されながらユニバーサルの作品に登場し続けたが、人気は徐々に落ちていくという状態に…。

そして、ユニバーサルの代表的なキャラクターであるウッディー・ウッドペッカーが誕生。それに伴ってオズワルドシリーズは作られなくなっていき、オズワルドはひっそりと歴史の陰に埋もれてしまったのだ…。

ひかり
え?オ、オズワルド…?う、うそでしょ…。

しかし、時は流れて2006年、やっとオズワルドがディズニーに帰ってきたのだ!

ひかり
え!マジ!?うおおお!おかえりオズワルド!!
ゆい
(ひかりちゃんの喜怒哀楽がスゴイ…!)

この年に、ユニバーサルからは「ディズニー時代のオズワルドとその作品」が、ディズニーからは「ディズニー傘下のテレビアナウンサー」が交換された。

なぜアナウンサーとキャラクターを交換したのかというと、ユニバーサル傘下のテレビ局が、スポーツアナウンサーを引き抜きたかったから。

というのも、ユニバーサルはアメフトの放映権を得たのだが、経験がなかったため番組作りに悩んでいた。その当時、ユニバーサルがアメフト放映権を得る前は、ディズニー傘下のテレビ局がアメフトを放送していたので、ノウハウのあったディズニー傘下のテレビアナウンサーが欲しかった。

しかし、テレビ局に所属しているアナウンサーを簡単に引き抜くことはできない。穏便に引き抜くために、ユニバーサルは交換条件としてオズワルドの権利をディズニーに返したのだ。

こうしてオズワルドは再びディズニーの仲間となり、2014年には「アナと雪の女王」と同時に公開された「ミッキーのミニー救出大作戦」のラストシーンに、ちょこっと出演している。

生みの親であるウォルトがもういないのが残念でならないが、これから徐々に知名度を上げて、ミッキーたちのような人気者に戻ってほしいものだ。

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【追加雑学②】USJにグッズが売られていた時期があった

実はオズワルドはユニバーサル時代に、USJでグッズが販売されていた時期があった。どことなくミッキーに似たデザインの水色のウサギのグッズを見た人は、もしかしたらいるかもしれない。

グッズのキャラの説明には、こんなことが書かれていた。

1927年に米国アニメ界を代表する二人の巨匠が育てた、ユニバーサル・スタジオの秘蔵キャラクター”オズワルド・ザ・ラッキー・ラビット”

ゆい
…なんだか、何とも言えない複雑な気持ちになるのは…私だけかしら…?

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【追加雑学③】ガールフレンドは猫

ミッキーにミニーがいるように、オズワルドにもガールフレンドがいる。初期のころは同じウサギの女の子だったのだが、現在では猫の女の子・オルテンシアがオズワルドのガールフレンドとなっている。

どうしてウサギのオズワルドに猫のガールフレンドを合わせたのかは不明だが、一説によれば、「オズワルドとの見分けをつけやすくするためでは?」と言われている。

オルテンシアもチャーミングな女の子で、オズワルドと一緒にいると、ミッキーとミニーを思い出させる。オズワルド作品を見る機会があったら、ぜひオルテンシアのことも見てみよう。

オズワルドの紹介動画を見てみよう!

最後に、YouTubeにてディズニー公式チャンネルが、オズワルドを紹介する動画を投稿していたので、オズワルドがどんなキャラクターなのか見てみよう!

ひかり
オズワルドくーん!時代を感じておもしろいなぁ…!

「きっとラッキー、ずっとハッピー」…オズワルドが今後もディズニーのしあわせウサギとして、みんなの人気者になれることを願っている。

雑学まとめ

オズワルドよ…ディズニーが著作権に厳しい理由はユニバーサル社が原因…。についてのトリビアまとめ

ディズニーが著作権に厳しいのは、オズワルドというキャラクターをユニバーサル社に奪われてしまった過去があったからという雑学を紹介した。

この事件を受け、ディズニーはミッキーをはじめとした自分の作品に対する著作権を厳しくしたのだ。もうオズワルドのような悲劇的なキャラクターを生み出さないためにも…。

オズワルドは、いたずらっ子ながら愛嬌のあるキャラクターだ。ミッキーのお兄さんとして、今後もどこかで活躍してほしい。

ひかり
この記事を読んだみんなの力で、オズワルド君をもっと有名にしてあげたいね!

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