甘酸っぱくて、ジュースにしても美味しいグレープフルーツ。香りは爽やかで、香水やハンドクリームにも使われている。
グレープフルーツには「グレープ」が入っているから、ブドウの仲間なのかと思った方もいるだろう。しかし調べてみたところ、グレープフルーツは見た目と香りでわかるように、みかんなどと同じ柑橘類である。
ではなぜ、グレープフルーツという名前なのか。
今回の雑学記事では、グレープフルーツの名前の由来や栄養、その効果について解説する。グレープフルーツを食べるときの注意点も解説するぞ!
【食べ物雑学】グレープフルーツの名前の由来は「ぶどう」
【雑学解説】グレープフルーツの由来はグレープ(ぶどう)のようだから
グレープフルーツが木になっている姿を想像してみよう。グレープフルーツは、その大きさから、木に1個ずつなっている姿を思い浮かべた人がほとんどではないだろうか。
しかしグレープフルーツは、ブドウの房のようにゴロゴロと、まとまって木になるのである。そのため、「グレープ」フルーツなのだ!
だが…グレープフルーツがブドウのように木になっている姿を日本人が想像できないのは当然のことである。なぜなら、日本で販売されているグレープフルーツのほとんどは、アメリカや南アフリカから輸入されているからだ。
グレープフルーツは温暖な地域での栽培に適しており、日本では九州地方の一部のみ生産されている。
さらにグレープフルーツが木になっている様子を日本人が見たことがない理由は、もう1つある。それは、グレープフルーツができるまでには10年もの歳月が必要だからだ。
ちなみに、ブドウのような香りがするからグレープフルーツ、という説もあるようだ。しかし香りは柑橘類に近いと思うのだが…。
というわけで、私は、グレープフルーツが木になっている姿からその名がついたという説を支持したい。
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【追加雑学①】グレープフルーツの栄養と効果
グレープフルーツには多くの栄養素が含まれており、健康促進に効果的である。
グレープフルーツに含まれる主な栄養素と期待できる効果について、簡単な表にして紹介してみよう。
【主な栄養素や成分】 | 【期待できる効果】 |
ビタミンC | 免疫力向上・美肌効果 |
ポリフェノール | 脂肪酸の分解 |
カリウム | 血圧正常化 |
食物繊維 | 整腸作用 |
クエン酸 | 疲労回復 |
いかがだろうか。このように、非常に多くの栄養素が含まれており、特にダイエットをしている方にはオススメである。
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【追加雑学②】薬を飲んでいるときにグレープフルーツはNG
多くの栄養素を含んでいるグレープフルーツだが、薬を服用している方は注意が必要である。
グレープフルーツには、薬の分解を遅らせてしまう成分が入っている。そのため、薬が効いている時間が長くなってしまい、効きすぎてしまう危険性がある。
特に、血圧に関する薬を服用している場合は、グレープフルーツを食べないようにと指示されていることがほとんどである。
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【追加雑学③】かわいい! グレープフルーツを美味しそうに見せる切り方
そのまま食べても、ジュースにしても美味しいグレープフルーツだが、皮が厚く、どのように切ればいいのか分からない方もいるかも…。
そこで! 皮を剥くのが苦手な人でも可能な、グレープフルーツを美味しそうに見せる切り方をYoutubeで発見!その動画がコチラ。
この方法なら、かつら剥きのような剥き方が苦手な人でもオシャレに切ることができる。飾り切りをしているわけではないのに、皮をお皿にすることで可愛く見える。ぜひ試してみたい。
グレープフルーツの雑学まとめ
グレープフルーツの名前の由来は「ブドウのように連なって木になっていることから」という雑学を紹介した。みかんのように1つずつではなく、まとまって木になることに驚いた。
日本では一部の地域でしか見れないが、機会があればグレープフルーツが木になっている様子を見てみたい。