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元祖多すぎ!ハヤシライスの由来が混沌としている…

ハヤシライスの由来は?に関する雑学数種の野菜と薄切り牛肉で香り豊かに煮込まれたハヤシライス。この上品でコク深い味わいが人々を虜にする。

だが、ハヤシライスはどんなにあがいても永遠に2番手止まりなのだ。なぜなら同じジャンルにヤツがいるから。そう、ヤツの名は「カレーライス」。

そんな不遇な目にあっているハヤシライスであるが、そもそもハヤシライスのハヤシって何だ?

今回の雑学は、ハヤシライスの由来を紹介していこう!

【食べ物雑学】ハヤシライスの由来とは?

ぷよぷよくん
ハヤシライスって日本発祥の食べものだよね?やっぱ「林さん」が作ったから?
ガリガリさん
ハヤシライスの由来は諸説あるんが、「早矢仕有的(はやし ゆうてき)説」と「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス説」が有力だな。

【雑学解説】ハヤシライスの由来は諸説あり!

ハヤシライスの由来は諸説あり!というトリビア

実は、ハヤシライスの由来は諸説ありまくりで、はっきりと断定できるものはない。

おおまかにわけても、5つも由来の説がある。

ハヤシライスの由来

  1. 早矢仕有的(はやし ゆうてき)説
  2. あちこちで林さん説
  3. ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス説
  4. 早いライス説
  5. 早死ライス説
ぷよぷよくん
5つもかよ…おいしければなんでもいいけど…

それでは、ハヤシライスの由来の説について見てみよう。

由来①早矢仕有的(はやし ゆうてき)説

丸善の創業者で、福沢諭吉の門下生でもあった早矢仕有的が、福沢諭吉が滋養があるからと周囲に勧めていた牛肉を、野菜と共にごった煮にして作ったもの、という説。

きっかけは医者でもあった早矢仕が患者向けに作った「病人食」や、ご飯とおかずが一皿で済むため丸善の従業員に出す「まかない」として考案したとも言われている。

病院食でハヤシライス…かなりハイセンスな病院だな。

また、早矢仕有的の息子の四郎が考案したとする説もある。

ガリガリさん
説の中でも説が分岐してるんだよな…

由来②あちこちで林さん説

由来②あちこちで林さん説についてのトリビア

「上野精養軒の林さんが作った」「林さんという客が毎日来店して注文していた料理」「横浜の林さんが作った」など、あちこちにいる「林さん」が広めたという説。

佐藤さんが広めていたら「サトウライス」だったのかもしれない…甘ったるい名前にならなくて良かったかも。

ぷよぷよくん
これはありがちだよね〜。

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由来③ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス説

「hashed(ハッシュド)」とは英語で「薄切り・細切れ」の意味で、「ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス」が訛ってハッシュドライスからハッシライス、さらにはハヤシライスに変化した説。

現在でも近畿方面では、年配の方はハヤシライスのことをハッシライスと呼ぶ人もいる。

由来④早いライス説

門司港の栄町商店街にあった大衆レストランが、急いで船に乗り込む乗船客のために、ケチャップベースのソースをご飯にかけて出した「早いライス」が訛ってハヤシライスへと変化した説。

ガリガリさん
これはちょっと苦しい気がするけどな…

由来⑤早死ライス説

明治時代、牛肉を食べることが文明開化の象徴とされ「すき焼き」がブームとなっていたが、牛肉を食べることが解禁されたばかりで一般的にはまだ受け入れられておらず、四つ足のものを食べると早死にすると言われていた。

そのため「早死にライス」からハヤシライスになったという説もある。なんとも恐ろしいネーミングの料理である。

ぷよぷよくん
なるほどね〜…。うーん、どれもありえるっちゃあありえるなあ…

何が正しいかは今となっては分からないが、①早矢仕有的(はやし ゆうてき)説と③ハッシュドビーフ・ウィズ・ライス説が有力と言われている。

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【追加トリビア①】「ハヤシライス元祖」を名乗る店舗が多い!

「ハヤシライス元祖」を名乗る店舗が多い!というトリビア

ハヤシライスの特徴のいえば、「うちこそがハヤシライスの元祖である」と名乗る店舗が実に多い!

前述の早矢仕有的の丸善以外にも、銀座の煉瓦亭はドミグラスソースを使ったハヤシライスは自分の店が元祖だと語っていたり、上野精養軒はコックの林さんが考案したからハヤシライスの名で広まったのだと主張したりと様々である。

ガリガリさん
これも証明のしようがないからなあ…

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【追加トリビア②】実はカレーライスよりハヤシライスは古い!?

カレーが日本で初めて登場したのは、1860年に福沢諭吉が出した「贈呈華英通語」で「Curryコルリ」と書かれていた。カレーの調理法を記載し出版したのは、1872年に出された「西洋料理指南」である。

一方ハヤシライスが日本で初登場したのは、1888年の「軽便整容料理法指南:実地応用一名・西洋料理早学び」であるが、ハヤシライスがハッシュドからきているものであれば、カレーライスよりも前から存在していたことになる。

【追加トリビア③】ついでにカレーライスの由来は…

カレーの由来は、南インドに住むタミル人の話すタミル語の「Kari(カリ)」からきており、「汁・ソース」を意味する言葉で元々は辛いものではなかった。辛くなったのはトウガラシがインドに伝わった17世紀に入ってからだという。

現在のカレーライスはインドからイギリスを経て、イギリス料理として日本に伝わり、それをもとに改良したものが広まったものである。

本来のカレーはさらさらとした状態であったが、イギリス海軍のメニューとして採用された際に、揺れる船上でもこぼれにくいようとろみを強くしたという説がある。

ぷよぷよくん
サラサラカレーもとろろろカレーもどっちもうまいよね。

ハヤシライスのトリビアまとめ

元祖多すぎ!ハヤシライスの由来が混沌としている…というトリビアまとめ

ハヤシライスにまつわる雑学を紹介してきた。ハヤシライスは、好きな人と嫌いな人にはっきり分かれる食べ物である。

子供の頃、家に帰った時に漂ってくる匂いで「あ、今日はカレーだな?」と思っていたのにハヤシライスが食卓に上り、ガッカリしたことがある人もいるのではないだろうか。

トッピングにしても、カツ・卵・唐揚げ・納豆などとの相性もやはりカレーには及ばず、ハヤシライスはバリエーションもほとんどないと言っても過言ではないだろう。

だが、単品で食すのであれば、ハヤシライスの上品で深い味わいはカレーには出せないのではないだろうか。

よし、今日のランチは決まりだ!カレーにしよう!!

ぷよぷよくん
突然の裏切り!!
ぷよぷよくん
じゃあボクは、カレーとハヤシライスどっちも食べることにするよ。

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