江戸時代

遠山の金さんは痔だった。しかも馬に乗れないほど重度の…!

雑学カンパニー編集部

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遠山の金さんは痔だったという雑学

「遠山の金さん」のモデル・遠山景元

あるときは稀代の遊び人、またあるときは町のお奉行様。そんな遠山の金さんといえば、桜吹雪の刺青が有名だ。

片肌脱いで桜吹雪を見せつけ、悪人を裁いていく姿がなんとも痛快でかっこいい。…が。実は彼、重度の痔だったようである

「背中に咲いた桜吹雪がてめぇらの悪事をちゃんとお見通しなんでぇ!」とコワモテで啖呵を切ったものの、実はお尻がずーっと痛くて我慢している…という裏設定があったりして。

今回は、遠山の金さんの痔に関する雑学をご紹介する。

【歴史雑学】遠山の金さんは痔だった

遠山の金さんは痔だったという雑学

秀吉くん
僕も『背中に咲いた桜吹雪が、てめぇらの悪事をちゃんとお見通しなんでぇ!』とか、カッコいいこと言ってみたいっす!

信長さん
お前みたいな猿がそんなこと言ってもまったくカッコよくないが…。ところで、遠山の金さんは痔を患っていて、馬にも乗れないほど重症だったらしいぞ。

【雑学解説】いつの時代も痔で悩む人はいる。肛門は大切に。

今回のトリビアとしては、タイトルのとおり「遠山の金さんは重度の痔で悩んでいた」ということである。しかし、もしかしたら「遠山の金さん」を知らない読者もいるのではないだろうか

「子どもの予防接種の際、『遠山の金さんのように腕だけ服から出して』と医者がいっても、今の若いお母さんには伝わらなかった」…という話をちらりと聞いたことがある。

筆者は「遠山の金さんのように腕を服から出す」と聞いてピンと来る世代だ。これがジェネレーションギャップというやつか…。

そんな方のために、遠山の金さんについてまず説明させていただきたい。

遠山の金さんとは

遠山の金さんに関する雑学「遠山の金さん」というのは、遠山金四郎景元(とおやまきんしろうかげもと)を主人公とした時代劇のタイトル。

本来は北町奉行所のお奉行様である遠山金四郎景元が、「遊び人の金さん」として悪党どもがいる場所に潜入し黒幕を突き止め、被害者含め関係者がすべて出そろったところで罪を暴露する。悪人たちは金さんの前でご丁寧に数々の罪を自白し認めていく。

金さんが実はお奉行様だということを知らない悪人たちは彼を殺そうとするが、金さんは「この金さんの桜吹雪、散らせるもんなら散らしてみろぃ!」といいながら背中に彫られた桜吹雪の刺青を見せ、峰打ちで悪人をおとなしくさせる。

黒幕とその手下の大勢を、金さんが一人で制圧するのだ。金さんめっちゃ強い。

秀吉くん
一人で?!かっこいいっす!!

そこへ「御用だ御用だ!」と奉行所の人間がやってきて悪人はひっ捕らえられるが、金さんは奉行所の到着前にすでに姿を消している。

後日、ひっ捕らえられた悪人がお奉行様の裁きを受けることになるのだが、それを裁くのが北町奉行・遠山景元

悪人たちはもちろん「そんな悪いことやってない」「俺たちは知らない。誰か証人でもいるのか」と騒ぎ立てる。そこで遠山景元は「この見事に咲いた遠山桜、忘れたとは言わせねぇぜ!」と片肌脱ぐ。桜吹雪の刺青バーン!

「畏れ入りました…!」と悪人が観念し、刑が言い渡されるというものだ。

信長さん
典型的な勧善懲悪ものだな。

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遠山の金さん名シーン

歴代の「遠山の金さん」の桜吹雪バーンのシーン。

秀吉くん
おぉ~!しびれるっす!

かなり昔から楽しまれてきた人気の時代劇であることがわかる。

他にも金さんを演じた俳優さんがいるが、「遠山の金さんといえばどの俳優?」というところでも、ジェネレーションギャップを感じそうである

金さんが痔だったという話

上記のとおり、遠山の金さんは北町奉行所の名奉行として、かっこよく数々の悪人を裁いている。まあこれはテレビの中の話だが、遠山の金さんこと遠山金四郎景元は実在の人物で、実際にも庶民の味方のヒーローだったらしい。

奉行としての裁きも、徳川の将軍に褒められるほどだったといわれている。

そんなかっこいい金さんだが、痔で悩んでいたというのは先述のとおりである。馬に乗るのも困難なくらい、重度の痔だったようだ

秀吉くん
江戸時代で馬に乗れないのはキツイっすよ…。
信長さん
戦国時代の侍なら、恥ずかしくて切腹ものだな。

奉行であった金さんは江戸城に参上しなければいけない場面が多々あったのだが、参上する殿さまたちは「城の門まで駕籠(かご)に乗ってきていい人」「馬になら乗ってきていい人」というように身分によって分けられていたそうだ。

金さんは、駕籠を使って参上してはいけない身分だった。しかし、お尻が痛くて馬には乗れない。

そこで金さんは「馬ではなく駕籠で参上したい」という旨の申請書を幕府出したそうだ。その記録が残っていたため、「金さん=痔」という話が現代に伝わったのである。

時代劇でやっていたような「片肌脱いで足をドン!」…という激しい動きを実際に金さんが裁きのときにやっていたら、ものすごい痛みであっただろう。痛みをこらえながら一人で悪人集団と戦ってたのか…と考えたら笑える。

秀吉くん
かっこよさ半減どころかゼロっすね。

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【追加雑学】痔の予防方法

痔の予防方法に関する雑学名奉行も悩まされた痔。単なるお尻の傷やできものではなく、れっきとした病気なのだ。金さんのように、痔がひどくて通勤もままならないという状態にならないよう、しっかり予防しよう。

強くイキまない

トイレでイキむ時間の目安は3分。便意を催したときは軽くイキむだけで便の7~8割は出るので、100%出そうとはせず出た時点で終わりにするのが良い。強くイキめば肛門にかなりの圧力がかかってしまうのだ。

決まった時間にトイレに行って排便習慣をつけるというのは、痔の予防のためには良くない。したくなったときだけトイレに行くのが良いそうだ

うんちの後はキレイに洗う

肛門はシワだらけなので、紙で拭くのはそのシワの中に便をこすりつけているのと同義である。便の中には刺激物質がたくさん。それをお湯で洗い流すことで便が流れ、痔の予防にもなる

ウォシュレットがない場合は、ウェットティッシュや濡れ綿棒で優しくぬぐうと良いそう。駕籠通勤になりたくない人は、ウェットティッシュをいつも持ち歩くようにしよう。

長時間座ったままなのは良くない

長時間座ったままだと肛門がうっ血してしまう。座り仕事の方は難しいかもしれないが、たまに立ち上がってストレッチなどを行うと良いそうだ

アルコールや刺激物は控えめに

香辛料のほとんどは吸収されずに便として排出されるので、肛門が刺激されてしまう。また、アルコールはうっ血や下痢を起こしやすいので肛門に負担がかかりやすいのだ。

信長さん
痔はなかなか他人に相談できない悩みだからな。日々の生活習慣で、これ以上ひどくならないようにしたいものだ…。
秀吉くん
これ以上ひどくならないように…?信長さん、まさか…?!

雑学まとめ

遠山の金さんは痔だったという雑学まとめ今回は遠山の金さんについての雑学をご紹介したが、いかがだっただろうか。「痔」というと笑い話にされてしまいがちだが、れっきとした病気である。そして痔に悩むのはなにも現代人だけではない。

名奉行として庶民に愛されていた遠山の金さんでさえも、重度の痔に悩んでいたのだ。江戸時代の移動には必須だった、馬にも乗れないくらいに。

もしかしたら、痔を放置してしまったのかもしれない。痔は放っておくとどんどん悪化し、最悪麻酔を使った手術が必要になってしまう病気だそう。痔の手術自体は江戸時代にも行われていたそうだが…。

痔を恥ずかしいことと思わずに、お尻の異変を感じたら治療を行うことをおすすめする

他の偉人たちも痔で苦しんでいたのだから…。

信長さん
痔で悩んでいた偉人といえば、松尾芭蕉や夏目漱石、さらにはナポレオンなんかもいるぞ。お前の部下の加藤清正もそうだな
秀吉くん
あ〜…清正痛がってたっすねえ…。

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