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銭形警部は原作とアニメで性格が違う!ルパンを殺そうとするよ…

zatsugaku

雑学カンパニー編集部

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原作の銭形警部はルパン三世を殺そうとしている、という雑学

ルパン三世の名物キャラクター…銭形警部。ルパンの仲間ではないが、「登場人物のなかで一番好き!」という人も多いのではないか。

銭形警部を主人公にしたドラマまであって、しかもこちらではルパンが出てこない。普通に主役も張れてしまうぐらいの人気ぶりである。

そんな銭形警部…アニメの印象だと、ルパンを逮捕することにいつも情熱を燃やしているものの、"憎んでいる"という感じはまったくない。ライバル的な意味合いで、むしろちょっと「好き」まであるのではないか…と思うぐらいだ。

しかし原作になるとちょっと違う。なんでも原作の銭形警部は、ルパンをガチで殺そうとしているというのだ…。ええ! いつものとっつあんじゃないよ!

今回は、そんな銭形警部の雑学をふんだんに紹介していくぞ!

【サブカル雑学】銭形警部は原作とアニメで性格が違う!

ひかり
原作の銭形警部は、「とっつあん」ってキャラじゃないんだよ…!ルパン一味の処刑を望んでるんだから!
ゆい
しょ…処刑…!???

【雑学解説】原作の銭形警部が望むのはルパンの「処刑」!

原作の銭形警部は基本的にルパン三世の命を狙っているというトリビア

銭形警部は国際刑事警察機構(ICPO)に所属する国際警察で、本名は銭形幸一。あの「誰が呼んだか~誰が呼んだか~」でおなじみの江戸時代の御用、銭形平次の子孫だ。

アニメではルパンに出し抜かれるドジな印象が強いが、そもそもICPOに所属できるのは警察のなかでも超エリートだけなので、実はかなり優秀な人である。

ゆい
たしかに…!イメージが先行しちゃいがちだけど、経歴を考えるとスゴい人よね…!

性格は作品によって微妙に異なるが、基本的には真面目で情に厚い。だからこそ人気だし、いつも追い掛けられているルパンだって敬意を込めて(?)とっつあん呼びなのだ。

以下の動画は、2017年に放送されたドラマ『銭形警部』の予告編である。うん、これはアニメでおなじみのコミカルなとっつあんだ!

しかし…原作の銭形警部は、この愉快なとっつぁんとはちょっと違うのだ。

原作の銭形警部は相当な切れ者で、ルパン一味からは厄介な敵役と認識されている。もちろんとっつあんとも呼ばれない。また銭形警部はルパンよりけっこう年上だが、原作ではほぼ同世代。年齢的にもとっつあんではない。

そして…最大の違いはルパンを殺そうとすることである。

ゆい
えええええ!??「敵と味方だけど仲良い」っていう感じじゃないんだ…!

おいおい…ルパン三世ってそんな物騒な作品だったか…? たしかにとっつあんなんて呼んでる場合じゃないぞ…。

原作の銭形警部はルパンのことをライバルとは思っていても、逮捕ではなく処刑しようと考えているのだ。「八つ裂きにしても飽きたらない」なんてセリフが出てくるぐらいだから、ルパンに抱く感情は明らかに"憎しみ"である。

ひかり
アニメ版の銭形警部と全く違うよね…!

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原作の最終回ではルパン一味を抹殺!

原作の最終回は銭形警部がルパン一味を抹殺するという雑学

原作の銭形警部は、あのルパンでも「汚い」と罵るほど卑怯な手を使うこともいとわない。

特に衝撃的だったのは、漫画『新ルパン三世』の最終回。なんとこの話で銭形警部は、ルパン一味を巧みに罠にはめ、マジで抹殺してしまうのだ…。

どんな罠だったかを説明すると…

  1. 「財宝が隠されている」というデマを流し、ルパンを孤島におびき寄せる
  2. 銭形警部も変装をして部下を連れ、財宝を探す一団として登場する
  3. ルパン一味が島の奥まで到達したところで出口を塞ぎ、銭形警部の一行は脱出
  4. 出られなくなったルパン一味を島ごと爆破

という流れだ。…容赦なさすぎ。こうして原作のルパン三世は、ルパン一味全員死亡という、衝撃のラストを迎えるのだ…。

ゆい
ほんとに殺しちゃうなんて…

ファンのあいだでは「ルパンのことだから、実は脱出してたりして」などと考察されることもある。しかしモンキーパンチがその後を描くことはなかったので、原作は「ルパンが死んでしまった」で完結している。

ちなみに原作の銭形警部は変装の名人で、この回ではルパンはもちろん、読者にも終盤まで正体がわからない展開になっている。

変装といえばルパンのお家芸でもある。お互いに変装していて気付かないという、ちょっとマヌケな回もあるぞ。こういうとこは、ある意味アニメのとっつあんに近いかも…。

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【追加雑学①】銭形警部の本名は?

銭形警部の本名は銭形幸一だが、実は本来は違う名前になる予定だった。

銭形警部は「銭形平次の子孫」という設定なので、原作者のモンキーパンチはここから一文字とり、「銭形平一」という名前で考えていたという。

しかし雑誌に掲載する際に、モンキーパンチの手書きが読みづらかったため、編集者が間違って「幸一」と書いてしまったのだ。これに対してモンキーパンチは「いちいち訂正するのもめんどくさい」とそのままにしたのだとか…。

ひかり
モンキーパンチ先生…!ざっくりしてる…!

それどころか、話によっては「銭形平太郎」という名前に変わっていたり、映画『ルパンvs複製人間』では、先祖とそのまま同じ「銭形平次」になっていたり…。本名なんてどうでもいいといわんばかりである。

まあ、とっつあんが下の名前で呼ばれることなんてまずないし…と思うところだが、アニメでもそういう描写はあるにはある。

1998年に放送されたテレビスペシャルシリーズ『炎の記憶~TOKYO CRISIS~』では、アパートの大家さんや近所のおばちゃんから「幸ちゃん」の愛称で親しまれているのだ。

銭形警部のことだから、普段のご近所づきあいもいいのだろうな…。

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【追加雑学②】文武両道の超エリート

銭形警部は天才だった?というトリビア

銭形警部は、警察でも相当なエリート組であることは前述した。

原作ではその要素が表立って表現されており、モンキーパンチも「銭形は天才」と発言するほどだ。ここでは、そんな銭形警部の天才エピソードについての雑学をご紹介しよう。

出身大学は東大

まず出身大学は東大レベル。しかも法学部を卒業したエリートである。

作中では「東西京北大学」とされているが、モンキーパンチはこの大学を東大をイメージして描いたという。

ちなみにルパンも同じ大学に通っていた過去があり、「東大出の盗賊の肩書が欲しい」と発言している。

設定は銭形警部のほうが3学年上。なるほど…道を外れた後輩を正すために奮闘しているのか!

ひかり
「正す」っていうか殺しちゃったけどね…

銃の腕前は次元以上・柔道も強い!

原作の銭形警部は銃の扱いもスゴい。

銃の名手である次元大介に普通に勝っている。

まさかあの次元に後ろを向いたまま勝っちゃうなんて、ほんとにいいウデしてるヨ…。

また柔道は5段。近接戦闘だってそうそう負けない。「5段ってそんなにすごいの?」と思うかもしれないが、5段は黒帯の最高段位で、それ以上は紅白帯である。

紅白帯の柔道家なんて、オリンピック代表でもそういない。つまり銭形警部の柔道の腕前は、普通に世界レベルということだ…。とっつぁん、オリンピック出ちゃいなよ!

ゆい
頭がよくて銃撃がスゴくて柔道も強い…ハイスペックすぎね…!

ちなみに1996年公開の映画『DEAD OR ALIVE』は、モンキーパンチが監督をしたこともあって、原作に近い銭形警部の戦闘スキルを目の当たりにできる。

上の動画は、銭形警部がルパンを逮捕しようとして不法滞在をし、現地の警官に逮捕されそうになるというシーンだ。「ワシを呼び捨てにできるのは、警視総監だけだ」って、クールすぎるよとっつあん!

こんな感じで、原作の銭形警部は強すぎるので、お宝を手に入れる前にルパン一味が逃げ出してしまう場面はよくある…。

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アニメでドジキャラになったのはなぜ?

では、アニメではなぜそこまでキャラが違うのかというと、銭形警部のアフレコを担当した声優・納谷悟朗の提案だったという。

なんでも納谷さんは、ルパン一味にクールなキャラクターが多いので、「もうちょっとお茶目なキャラがいてもいいんじゃない?」と思ったのだそう。

たしかに次元も五ェ門もクールでストイック…そこにとっつあんのドジっぷりがいい味を出している。モンキーパンチ的には「銭形はこんなキャラじゃない!」という感じだったらしいが…。

ひかり
原作でもアニメでも、銭形警部は魅力的なキャラクターだよ!

【追加雑学③】アニメでもほんとはスゴい

銭形警部はアニメでもほんとはすごいという雑学

前述のように、アニメではモンキーパンチが不満を唱えるほどギャグ要員と化してしまっている銭形警部。

しかし実のところ、警察官としての優秀な設定は変わっていない。よく見てみると、タダモノではない描写が随所に登場するぞ!

ひかり
アニメ版での銭形警部のスゴいところを紹介するよ!

警部レベルではない手柄

警部という立場は、一般企業に置き換えると課長ぐらいの立場で、超がつくエリートとはいえない。

しかし銭形警部は、普通なら警視や警視長…それどころか最高責任者の警視総監になっていてもおかしくない手柄を上げている。

そもそもルパンは、悪をくじくために盗みを行う義賊。そのため彼を専属で追っている銭形警部も、その過程で巨悪と相対する場面は多い。

そして警察官という立場上、ルパンに変わって犯罪組織をいくつも摘発している。

  • カリオストロ公国の偽札工房
  • 国際的な武器輸出組織
  • 非合法カジノ
  • 世界14ヵ国に支部をもつカルト集団

…などなど、ざっと挙げただけでも、国家を脅かすレベルの巨悪を多数壊滅させているのだ。

ゆい
めちゃくちゃ出世してもおかしくないよね…!

これだけ優秀でありながらなぜ警部の座を貫いているのかというと…警視以上の立場になると本部勤務になり、現場に出ることができないからである。実際に昇進の辞令を断った描写もある。

つまり、銭形警部にとってはルパンの逮捕がすべてであり、出世に興味はないということだ。…男気だなあ!

案の定、銭形警部以外の警官ではルパンの相手にはならず、テレビアニメ第2シリーズ82話『とっつあん人質救出作戦』では、ルパンも物足りなさを口にしている。

「扉のない金庫から盗んでもちっとも面白くねぇんだ…。とっつあんに追われてないと一味違うんだよなぁ」

やっぱりルパンを逮捕できるのはとっつあんだけなのだ!

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超人的な身体能力

銭形警部は超人的な身体能力をもっているという雑学

アニメ版の銭形警部は、その身体能力に関しても原作にまったく劣っていない。

ルパン一味といえば、次元も五ェ門も高い格闘スキルをもっているが、1対1で戦えば誰一人、銭形警部には敵わないのだ(実際に3人と順に戦い、全員を打ち負かした話もある)。

また手錠を投げて相手を捕まえるという人間離れした技ももっており、本気を出せばルパン一味相手でも一度に手錠をかけてしまえるほどである。…かけても結局逃げられちゃうんだけど。

またこのほかにも超人的なエピソードはたくさんあって…

  • 映画『ルパン三世vs名探偵コナン』にて、象を30分眠らせるコナンの麻酔銃をくらって、30秒で目を覚ます
  • 心停止状態からICPO長官の「ルパン」発言に反応して息を吹き返す
  • 死んだと思われて埋葬されるものの、墓から這い出てくる

などなど、なんかもうバイオハザードのゾンビみたいな扱いである。

ひかり
銭形警部、無敵説だね。

女性にもモテる!

マヌケなイメージからすると意外だが、アニメ版の銭形警部はけっこうモテる。

テレビ第2シリーズ69話『とっつあんの惚れた女』では、マフィアに追われる銀行家のローラ・ジョーンズを助け、両想いになっているし、スピンオフ作品の『峰不二子という女』では、なんとあの不二子とも肉体関係をもっている!

うらやましい! …ではなくて、まあそりゃあそうだよ。とっつあんカッコイイもん。

ちなみに…映画『ルパンvs複製人間』『風魔一族の陰謀』などでは、それぞれ妻や娘が登場している。浮気はダメだよとっつあん…と言いたくなるが、この辺りは設定が一貫しておらず、一応の基本設定は独身なのだ。

なんでルパンを捕まえられない?

ここまで紹介したように、アニメ版でも銭形警部はとっても優秀だ!

それなのにいつもルパンを捕まえられないし、捕まえても結局逃げられてしまう…。これに関しても、理由は銭形警部の能力が足りないからではない。

ざっと挙げても…

  • ルパンは基本的に完全犯罪なので、逮捕がかなり難しい
  • ルパンが盗む相手が巨悪なので、そちらの摘発を優先することが多い
  • タッグを組んだ相棒が無能・もしくは実は犯罪組織の黒幕という場合が多い
  • 逮捕した際にルパンの拘束を強めるよう進言しても、立場が低すぎて認められない

などなど…銭形警部には落ち度がないケースがほとんどである。

ゆい
銭形警部が歯がゆい思いを感じてるシーンが想像できるね!

持ち前の正義感ゆえ、逮捕にいたっていないことも垣間見える。ルパンのおかげで事件が解決したりすると、逮捕できるシチュエーションでも見逃したりするし…。

…なんだこれ、逮捕できていない理由までカッコイイぞ。

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【追加雑学④】銭形警部が主人公の推理漫画がある

銭形警部が主人公の推理漫画があるというトリビア

2017年に放送された実写版の『銭形警部』はよく知られているが、実は漫画でも、銭形警部を主人公にしたスピンオフ作品があることを知っているだろうか。

双葉社が発刊する『ルパン三世Officialマガジン』では、2010~2017年にかけて『警部銭形』という漫画作品が連載されていた。もちろんモンキーパンチの原作である。

その内容は、ルパンを名乗る犯人による殺人事件の謎を、銭形警部が解明していくというものだ。

古畑任三郎のような刑事ドラマでありがちな、「最初に犯行シーンが描かれ、そこから捜査に移っていく」という展開で描かれる作風になっている。解き明かせそうもないトリックを提示して、推理の見事さを際立たせる手法だ。カッコイイとっつあんに会える!

モンキーパンチの原作なので、やっぱり銭形警部は切れ者。アニメのようなドジ要素は期待できない。しかし性格はけっこうアニメ寄り。不満を唱えてはいても、モンキーパンチもアニメ版を受け入れていたのだろうか?

ちなみに、登場する犯人はルパンを名乗る偽物ばかりで、ルパン本人はほとんど登場しない。ルパンを逮捕する話もあるにはあるが、こちらも結局は逃げられる…というお決まりのパターンである。

銭形警部の雑学まとめ

原作の銭形警部は、ルパン三世の命をガチで狙っているという雑学まとめ

今回は「原作の銭形警部はルパンを殺そうとしている」という雑学を紹介した。殺そうとしているというか、普通に殺しちゃってるからびっくりである。

それにしても原作の銭形警部は、とことんハイスペックでカッコイイ…。でもアニメのドジなとっつあんも好き…うーん! どっちも捨てがたい!

アニメしか知らない人は、原作を読んでみるのも新鮮で楽しめるはずだ。

ゆい
スゴかった…!銭形警部ってこんなカッコいいキャラだったんだね。
ひかり
そうだよ!ゆいちゃんも原作のルパン三世読んでみてよ!

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