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デカっ!"初代モスラ"は実写版ゴジラより大きい"最強の怪獣"

zatsugaku

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初代モスラは実写版に登場するほとんどのゴジラより大きい

初代モスラ

モスラはかつて「東宝三大怪獣」と呼ばれていた。ゴジラに登場する怪獣のイメージが強いが、もともとは「モスラ」という映画の主役である。平成の時代でも、モスラが主役の映画がシリーズ化された。

さて、ゴジラに登場するモスラは、他の怪獣と比べて小さいイメージがあるのではないだろうか。

しかし、初代モスラは他の怪獣と比べて圧倒的に大きく、現在でも東宝の映画に登場する怪獣としては最大級である。

今回は、初代モスラの大きさについて、そしてモスラが小さくなってしまった理由についての雑学も解説しよう。

【面白い雑学】初代モスラは実写版に登場するほとんどのゴジラより大きい

ひかり
初代モスラは幼虫の時点で、全長180mもあるの!成虫になったら翼長は250m!
ゆい
大きすぎて…なんだかよくわからないわ…

【雑学解説】初代モスラは東宝特撮の怪獣で最も大きかった

ゴジラは、時代が進むごとに大きくなっている。

初代ゴジラは体高50m・体長110mだが、平成に入ると体高は100mになり、ハリウッド版のゴジラが108m、シン・ゴジラが118mと、だんだん大きくなっていることが分かる。ちなみに体長(頭から尻尾まで)は、体高の2.2倍という設定だ。

他の怪獣も、ゴジラに合わせて大きくなっているものがほとんどだが、例外がある。それがモスラだ。初代モスラの幼虫は、全長が180mある。成虫の体長が135mで、翼長は250mにも達する。幼虫の時点でめちゃめちゃデカい。

ゆい
ゴジラより全然大きいのね!

これは、体高100m・翼長150mの初代キングギドラよりも大きい。昭和では最大の怪獣とされることが多い、マンダの体長150mよりも大きいのだ。ちなみにだが、宇宙大怪獣ドゴラは数百mと推定されるほど大きいのだが、ドゴラは大きさが設定されていないので比較のしようがなかった…。

つまり! 初代モスラは、東宝の実写映画に登場した怪獣では最大級である。

下の動画は「モスラ」の予告編だが、東京タワーを破壊する幼虫モスラの巨大さがわかる。

今までのゴジラよりも尻尾が長いシン・ゴジラになると、初めてモスラを超える体長333mに達する。初代モスラは、シン・ゴジラ以外の実写版ゴジラを超えるほどの大きさなのだ。

ひかり
シン・ゴジラに抜かれちゃったけど、シン・ゴジラ好きだから許す!

この大きさにどのくらいのインパクトがあるかというと、初代ゴジラと初代モスラを並べると、体高(身長)がほとんど同じなのだ。初代モスラは顔の部分が胴体で一番大きいので、体高は顔の長さということになる。つまり、初代モスラは顔だけでゴジラの体高とほぼ同じというわけだ。やっぱりデカすぎる。

同スケールのシン・ゴジラと初代モスラの幼虫を並べても、モスラは全く見劣りしないこともわかる。さらにいうと、成虫モスラの翼長を越える怪獣は、東宝の実写映画には登場していない。

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【追加雑学①】初代モスラvsハリウッド版ゴジラの怪獣たち

ここで、2019年5月に公開された、ハリウッド版ゴジラの怪獣たちと初代モスラの大きさを比較してみよう。まずいえるのは、初代モスラはハリウッド版ゴジラの怪獣と比べても大きいということ。

ハリウッド版モスラは、体長(頭〜尻尾)15m・翼長248mだ。初代モスラは依然として最大のモスラである。

ラドンに関しては、体高45m・翼長265m! ついに登場した、初代モスラ(250m)以上の翼長を誇る怪獣だ。しかし体の大きさに関しては、初代モスラの1/3である。

ハリウッド版ゴジラの正確な体長は不明だが、特別尻尾が長いわけではない。過去のゴジラの体長と全長の比率を考えると、ハリウッド版ゴジラの全長が初代モスラの翼長を超えるとは考えづらいだろう。

ちなみに翼長は不明だが、キングギドラは体高158mで巨大な翼を持っている。さすがの初代モスラもこれには勝てない可能性が高い。キングギドラは、実写版ゴジラに登場した最大の怪獣になるだろう。

というわけで、ハリウッド版とはいえ、ついに初代モスラを超える大きさの怪獣が現れたということになる。しかし、最新作に登場する怪獣と比較しても、初代モスラはまだまだ大きな怪獣といえる。

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【追加雑学②】初代モスラが"最強"といわれる理由とは?

初代モスラが最強と呼ばれる理由

1961年の初代モスラ

初代モスラは大きいだけでなく、最強の怪獣とも呼ばれることもある。モスラが映画化される以前には、ゴジラ以外にも「空の大怪獣ラドン」「大怪獣バラン」が映画化された。

これらの映画では、怪獣は人間に倒されている。基本的に人間の兵器は怪獣に通用しないことが多い。しかし、最終的に超兵器が登場することでゴジラすら倒されている。そんな中、モスラだけは、人類の力が通用しない怪獣として描かれた。

モスラを倒すために、原子熱線砲という超兵器が登場する。原子熱線砲の攻撃でモスラが入った繭は短時間で黒焦げになってしまう。しかし、繭の中から、無傷の成虫モスラが現れるのだ。

ちなみにモスラの繭(まゆ)は、ゴジラの攻撃がほとんど通用しないほど頑丈な糸で作られている。その繭を黒焦げにした原子熱線砲は相当強力な兵器のはずだが、モスラには通用しなかったのである。予告編では「不死身の大怪獣モスラ」という表現も使われていた。

つまり、初期の東宝怪獣映画で、人類が倒すことのできなかった唯一の存在であるため、初代モスラは最強と呼ばれているのだ。

ひかり
うーーーカッコいいなあ!

初代モスラが非常に大きいのも、強さやスケールを表現するためだったと考えられる。実際のシーンではカットされているが、映画「モスラ」の脚本には「ゴジラより大きい」というセリフがある。意識的に、ゴジラより大きな怪獣として設定されていたことがわかる。

幼虫モスラは移動するだけで全てを踏みつぶし、成虫モスラは空を飛ぶだけで、自動車を木の葉をのように吹き飛ばして巨大な橋を倒壊させる。

怪獣が空を飛ぶことで、周囲に被害が出るシーンは多い。しかし、モスラによる被害は明らかに他の怪獣とは一線を画しており、モスラの羽ばたきが起こす暴風はケタ外れな威力で描かれている。

人類の兵器が全く通用せず、移動するだけで甚大な被害を与えるモスラ。モスラの大きさは、その強さを表すために必要だったのである。

ちなみにモスラが強いのは、最強の怪獣として企画されたものの失敗に終わった、「大怪獣バラン」のイメージが投影されたためともいわれている。

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【追加雑学③】初代モスラはゴジラと戦ったせいで小さくなった

異常に大きな怪獣として設定された初代モスラだが、ゴジラと戦うことで状況が変わってしまう。1964年の映画「モスラ対ゴジラ」で共演したモスラは、たしかにゴジラより大きく見える。

下の動画では、モスラとゴジラが一緒に映っているので見てみよう。

しかし、大きく見えるのは巨大な羽のせいで、顔はゴジラと比べてそこまで大きくはない。映画では、モスラがゴジラを引きずるシーンがあるので、大きさを比較しやすい。体長135mのはずなのに、尻尾を含めないと、50mのゴジラよりも体が小さく見える。

ゆい
たしかに…変ね…

このように、明らかにモスラは小さくなってしまったのだ。一応、「寿命が尽きる寸前で体が小さくなった」という設定が存在する…。

初代モスラはデカすぎて危険

1991年の「ゴジラVSキングギドラ」で、宙吊りにしたメカキングギドラが落下するという事故が起きてしまった。メカキングギドラはかなりの重量で、釣り上げるのが困難だったそうだ。

「モスラ対ゴジラ」のゴジラの体高は50m。しかし、「ゴジラVSキングギドラ」でのゴジラは体高100mになっている。さらにメカキングギドラの体高は140mもあるのだ。

そうすると、ゴジラが2倍になっている以上、モスラの体高も2倍で作らなければならない。さらに翼長はさらに大きくする必要がある。

あれ…メカキングギドラで事故が起きてるのに、モスラをそれ以上の大きさにするって…無理じゃない?

ひかり
これはヤバいわ…

設定通りの大きさの初代モスラで撮影するのは危険すぎる。モスラがそのままの大きさでゴジラ作品に登場するのは無理があったのだ。

大幅に小さくなるモスラ

ちなみに「モスラ対ゴジラ」では、途中から幼虫モスラが登場する。

しかし、体長は50mになっている。生まれたばかりで小さいという設定だが、ゴジラに合わせて縮小されたのだろう。巨大な幼虫モスラは登場しなくなった。

その後、モスラは大幅に小さくなり、平成版「モスラ」では翼長50m、「ゴジラ・モスラ・キングギドラ 大怪獣総攻撃」では翼長72mになっている。モスラが超巨大怪獣だったのは、すっかり過去になってしまったのだ。

ゆい
なんだか切ないわね…
ひかり
デカいモスラ出てきてくれないかなあ…

雑学まとめ

今回は、初代モスラの大きさについての雑学をご紹介した。

50mの怪獣が普通だった時代に、100mを軽く超えるモスラは、まさにケタ外れの超巨大怪獣だった。そのため、ゴジラ作品に登場するようになってからというもの、モスラは小さくなるしかなかった。現在では大きいというイメージはなくなり、小ぶりな印象である。

2010年代からゴジラはますます大きくなり、初代モスラと同じか、それ以上の怪獣も登場するようになった。ハリウッド版モスラの翼長はかなり大きいが、共演する怪獣と比べると小さいといえる。

できれば、初代のように最大級の怪獣として登場するモスラが見たいものだ。

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