みんな大好きポケットモンスター。もちろん私もポケットモンスターはやっていた。新しいポケットモンスターが出たらすぐに買いに行ったし、学校でもポケットモンスターの話で持ちきりだった。ポケットモンスターはいくつか持っていたし、友達に貸したりもした。
「ポケットモンスター」をめちゃめちゃ使ってみたが、実はこの文章、英語になおすとめちゃくちゃ卑猥。
今回は、アメリカでは「ポケットモンスター」ではなく「ポケモン」が正式名称として使われている理由についての雑学をお届けする!
【面白い雑学】アメリカで「ポケットモンスター」の正式名称が「ポケモン」である理由
【雑学解説】「ポケットモンスター」はアメリカでは隠語(スラング)にあたる
日本でもたくさんある隠語(スラング)。これは当然アメリカにもある。そのスラングのうちのひとつが「ポケットモンスター」だ。
そもそも英語圏においては「ポケット」に「おち◯ち◯」を連想させるニュアンスがあり、「ポケットモンスター」も「お◯ん◯ん」のスラングとされている。
そうなると「ポケットモンスター」と言うのがダメなのは当然だ。「学校終わったら一緒にポケットモンスターやろうぜ!」もまずいし、「今のポケットモンスター飽きたから、新しいポケットモンスター欲しいなぁ」もまずい。
当てはめて文章にするのが面白さの表現かと思うが、さすがにやめておく。
そのためアメリカでは「ポケットモンスター」ではなく「ポケモン」が正式名称として使われているのだ。
【追加雑学①】アメリカに「ポケットモンスター」に似た商標登録があったためという説もある
実はもうひとつ説がある。それが商標問題関係だ。アメリカではポケットモンスターより先に「Monster in My Pocket(モンスターインマイポケット)」という名称が商標登録されていたのだ。
この「Monster in My Pocket」は、フィギュア・ボードゲーム・カードゲーム・アニメ・ゲームと展開されており、アメリカでは割と人気のものだったそう。
確かに「モンスターインマイポケット」と「ポケットモンスター」は似ている。「セブンイレブン」がすでにあるのに「イレブンセブン」というコンビニを出すようなものだ。
以上のことが、アメリカでポケットモンスターの正式名称が「ポケモン」となったもうひとつの説だ。
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【追加雑学②】初代ポケモンの2色、日本とアメリカでは別の色が選ばれた
日本の初代ポケモンといえば「赤」と「緑」。リザードンとフシギバナのパッケージは非常に懐かしい。そしてその後に出たのが「青」、カメックスのパッケージだ。
これがアメリカでは違うことがわかった。アメリカの初代ポケモンは「赤」と「青」、リザードンとカメックスなのだ!
理由はアメリカの国旗にある。アメリカの国旗を思い浮かべてほしい。カラーはどうだ。「赤」と「青」ではないか! アメリカンカラーで出そうという、任天堂の計らいがあったのではないかと言われている。
【追加雑学③】「ハードオフ」もアメリカで使ってはいけない
ポケットモンスター以外にもスラングはたくさんある。例えば「ハードオフ」が挙げられる。「ハードオフ」は日本では有名なリサイクルショップだ。ちなみに「ハードオフ」と「ブックオフ」は非常に似ているが、全くの別会社だ。プチ雑学である。
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そんな「ハードオフ」であるが、ポケットモンスター同様、アメリカではあまり良い意味ではない。その意味は「ふにゃち◯」である。
ハードオフはアメリカにも出店されている。さすがに「ふにゃ◯ん」の意味のまま出店はできないので、名前は「エコタウン(ECO TOWN)」となった。
「アメリカとポケモン」の雑学まとめ
今回はアメリカで「ポケットモンスター」の正式名称が「ポケモン」である理由についての雑学をご紹介した。大好きなポケットモンスターが、スラングのため使えないのには驚いた。あ、今のはゲームの方のポケットモンスターを指してるので。念のため。
でもそれいったら、あの美味しい駄菓子の「チョコバッt」
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