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600℃の法則!桜の開花には目安があるんです

桜の開花には「600℃の法則」という目安があるということに関する雑学

春になると気温の上昇とともに、様々な花が咲き始める。春に見ごろを迎える花の中でも特に人気があるのが、桜だ。

桜の時期には仲のいい友人や会社の同僚と集まり、お花見をしている光景は日本各地でみられる。それほどに桜は人気なのだ。

しかしお花見の予定をたてるときに悩むのが、開花時期である。お花見で桜が咲いていないと楽しみも半減だ。そこで今回の雑学では、桜の開花の目安となる「600℃の法則」について説明しよう。

この法則を知ると、自分で開花予想もできるようになるぞ!

【自然雑学】桜の開花には「600℃の法則」という目安がある

じいさん
2月1日から最高気温を足していって、合計が600℃を超えた日が桜の開花日の目安なんじゃ!
ばあさん
そうなんですか…!とっても便利なことを知れました。

【雑学解説】2月1日からの最高気温を足して600℃が開花の目安

桜の開花予想を見ると、春がきたとワクワクする一方で、開花予想日が前後すると、お花見の予定をたてるのに苦労する。そもそも開花予想日が前後してしまうのはなぜなのか。開花の予想の仕方を理解すれば、自分でも開花予想ができるかもしれない。

誰でもかんたんにできる桜の開花の予想に、「600℃の法則」というものがある。その名の通り600℃がこの法則の鍵となっており、2月1日から最高気温を足していき、合計が600℃を越えた日が桜の開花の目安となるのだ。

ばあさん
これでお花見の予定もバッチリですね。

最高気温を足すだけなら、根気さえあれば誰でもできる。開花予想日が前後するのも、気温が関係しているから季節はずれの寒さや暖かさが原因だろうと納得だ。しかしなぜ2月1日からなのか? 1月1日からだと区切りもいいし、覚えやすいと思うのだが。

桜の花が咲くメカニズムには、「寒さ」と「暖かさ」の2つが関係している。冬の寒い期間をすごしてから暖かくなると、花が咲くのである。1月1日ではまだ気温が低いため、寒さがやわらいでくる2月1日が予測を始める日にむいているようだ。

2月1日からだと一ヶ月以上、毎日計算をすることになる。三日坊主になりそうで不安だ…。私のように三日坊主になりそうな人は、気象庁公開している、過去の最高気温などの気象観測データを利用するといいぞ!

【追加トリビア①】桜の開花は「400℃の法則」でも予測できる

調べていると桜の開花の目安には600℃の法則だけでなく。「400℃の法則」というものもあることがわかった。200℃も下がっているが、どのような法則なのか。

600℃の法則は最高気温を使用したのに対し、400℃の法則では「平均気温」に着目して計算を行う。やり方は600℃の法則と同じで、2月1日以降の平均気温を足していき、合計が400℃を超えた日が桜の開花の目安となる。

最高気温と平均気温、どちらの数値でも予測が可能ということである。数字が大きくなると計算ミスをするかもしれないと不安な人は、400℃の法則で計算してみるといいぞ。毎日計算するのは大変だが、やりとげたときには達成感が得られるはずだ!

じいさん
達成感も得られ、美しい桜も見ることができる…!まさに一石二鳥じゃな!

それにしても、最高気温と平均気温では同じころまで計算をしても、200℃も差があるのに驚く。冬から春へと季節が移り変わる時期は、昼間は暖かくても朝と夜は寒い日も多い。お花見を楽しむためには開花予測をしながら、体調管理にも気をつけよう。

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【追加トリビア②】桜は種類によって開花時期が異なる

桜とひとまとめにしているものの、実際には全てが同じ種類というわけではない。枝が垂れ下がっている「シダレザクラ」や、花びらの枚数が多い「ヤエザクラ」などのグループがある。桜の種類を紹介した、こちらの動画をご覧いただこう。

ばあさん
こうしてみると…同じ桜でも種類が違うと、見た目はけっこう違うんですねぇ。

桜にこんなにもたくさんの種類があるとは…。種類が多いのに、全ての桜が同時期に咲くのかと気になる人もいると思う。桜は、種類によって開花時期にも少し差があるのだ。

今回は代表的な桜の開花時期の差をまとめてみた。

  • ソメイヨシノ:3月下旬~4月上旬頃
  • シダレザクラ:3月下旬頃。ソメイヨシノよりも1週間程度早い
  • ヤエザクラ:4月上旬頃。ソメイヨシノよりも1~2週間程度遅い
じいさん
ちなみに、花見の名所の7〜8割は「ソメイヨシノ」が植えられているみたいじゃぞ!

600℃の法則からもわかるように、桜の開花には気温が関係している。日本では地域によって気温差も大きく、必ずしも日本全土で上記の時期に咲くわけではないので、注意してほしい。

桜は気象庁によって開花宣言が行われており、開花宣言の指標となる標本木が「ソメイヨシノ」である。そのため、開花予想もソメイヨシノで行われることが多い。シダレザクラやヤエザクラを見たい人は、開花時期の差も考えて予定をたてるのがおすすめだ!

開花時期の差をうまく利用できれば、シダレザクラとソメイヨシノなど、複数の種類の桜を1日で見られるかもしれない。タイミングがあわなければ、散った後と開花前でただの桜の木を見ることになるが、そんな失敗も春の楽しい思い出になるかと思う。

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トリビアまとめ

今回は桜の開花には600℃の法則という目安があることと、桜の開花にまつわる雑学を紹介した。開花予想はニュースで見てもワクワクするが、自分で予想するとよりいっそう開花が楽しみになるだろう。

ばあさん
私も、次のお花見がもっと楽しみになりました。

桜が咲くころには気温も上がり、日中は外でもすごしやすい天気となる。天気のいい日には、桜を見ながら散歩するのも楽しいものだ。普段は通らない道にも行ってみると、新たな発見や出会いがあるかもしれないぞ。

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