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毛の本数は億…!世界で最も毛深い動物はラッコ【動画あり】

最も毛深い動物はラッコという雑学

くりくりの目に小さい耳、半開きの口に短い手と、かわいさ満載のラッコ。バンザイしながら泳いだり、目隠ししたり、コンブを体に巻き付けて眠ったり…癒し系のその姿は、こちらも口を半開きにしながら見惚れてしまうほどだ。

そして、あのモフモフ感! できることならだっこして顔をすりすりしたい!

それにしても、ラッコはずいぶんモフモフしている。体の部分は水に濡れていてわかりづらいが、あのモフモフ、実はかなりの本数の毛が生えていて、地球で最も毛深い動物といわれているのだ。

何本くらい生えているか予想してみてほしい。ちなみに猫の毛は、全身で約100万本くらい生えているらしいぞ! はたしてラッコの毛の本数は…? 予想ができたら、以下の雑学を読み進めていってほしい!

【動物雑学】世界で最も毛深い動物はラッコ!

ラッコの体には約8億~10億本の毛が生えている。

【雑学解説】ラッコの毛は生命維持装置の役割をもっている

ラッコの体毛の役割について

ラッコの体には約8億から10億本の毛が生えていて、1cm×1cmの1平方センチメートルあたり10万から14万本の毛が生えていることになる。

毛のおよその本数とかどうやって調べるのだろう…。1平方センチメートルの毛の量と全身の面積の比で表わすのだろうか。1センチ四方でも10万本だからもっと小さい範囲の毛を数えるのだろうか…うーん、気になる。

話を戻そう。人間の毛は約10万本だという。ひとりの人間の毛の全部が、ラッコの体のほんの一部分の毛の量と同じなんて…。

全身に10万本程度しか生えていない人間にしてみれば、1平方センチメートルの中に10万本の毛というのは想像しづらいが、とにかくラッコは世界一毛深い(毛の密度が濃い)動物なのだ!

ラッコが毛深い理由とは?

ラッコがこんなにも毛深いのには、ちゃんとした理由がある。北大西洋を中心に繁殖した彼らは、厳しい寒さや冷たい海水の中でも負けずに生きていくために体中が毛で覆われているのだ。

ラッコの毛は、ガードヘアと呼ばれる長い毛の下に、アンダーヘアと呼ばれる短い毛が束になって生えている。

部位によっては、1本のガードヘアに対しアンダーヘアが100本くらい生えているようだ。…アンダーヘアといっても、変なことは想像しないように。

この毛の束の間に空気の層を作ることで、冷たい水が直接皮膚に触れないようになっているのだ!

ちなみに、ラッコの肉球部分は毛が生えていない。目隠しをしたりバンザイをしながら泳いだりという胸を撃ち抜かれるようなかわいらしい仕草は、肉球を冷たい水につけないようにしているだけである。

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ラッコの毛のお手入れ

ラッコの毛は手入れをしっかりしないと保温機能が下がってしまうため、毛づくろいが欠かせない。1日のうち数時間は毛づくろいをしているそうだ。

その毛づくろいの様子がこちら。

頭の毛づくろい、かわいすぎか!

かなり癒やされる映像だが、彼らは寒い海で生きていくために必死でメンテナンスしているのだ。

隣のラッコ、寝てばっかだけど大丈夫かな…。

【追加トリビア】ラッコのかわいすぎる生態

ここからは、ラッコの生態についてご紹介しよう。

これを読めば、あなたもきっとラッコが好きになること間違いなし!

大食いすぎる

ラッコが1日に食べるエサの量をご存知だろうか。

人間の成人男性が1日に必要なカロリーは約2000kcalほどだ。ラッコはというと…なんと、40kgのラッコで1日5000~6000kcalを摂取する。

体重60kgの人間で表わすと、1日に15kg食べるということに! 大食い選手権に出る人たちでもそんなに食べないぞ。

でも、ラッコはスリムだ。それだけ食べても太らないのは、食べた分のカロリーのほとんどを体温の維持に使っているから。皮下脂肪として蓄える分のカロリーが残らないそうだ。

人間は、寒い中にいても必要以上に食べていれば太る一方。ちょっとうらやましい。

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石へのこだわりがすごい!

石へのこだわりがすごい!というトリビア

ラッコはエサとなる貝類をおなかの上に置き、石で貝を割って食べる。これはよく知られた生態だ。

では、その貝を割るのに使う石。あれはその辺にあった石を食事の都度探して使っているのではなく、自分が選び抜いたお気に入りの石なのだ。自分のお気に入りの石を仲間に見せて自慢することもあるらしい。

ラッコの脇の下には皮膚がたるんでいるポケットと呼ばれる部分があり、そこにお気に入りの石やエサのストックを入れておく。

あとは、海や陸で見つけた「おたから(いわゆるガラクタ)」やおもちゃをポケットに隠しておくこともあるようだ。ガラクタまで大切にとっておくとか、かわいすぎる…!

貝を割るために選んだお気に入りの石は、一生使い続ける気持ちで見つけたもののため、万が一なくしてしまうと本気でヘコむ。

どのくらいヘコむかというと、生きていくのに大切な食事がのどを通らなくなるくらいヘコむ。

…モノを大切にするのは良いことだ、うん。

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仲間と一緒に寝る

野生のラッコは、海で寝ているときに流されてしまわないように大きなコンブを体に巻きつけて眠る。

そして、コンブがない水族館なとでは仲間と手を繋いて眠るという。

手を繋いだとしても、2匹とも一緒に流されると思うのだが。

しかし、もう私のライフは0だ…完全にラッコにやられた。かわいすぎる。

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「ラッコの毛」のトリビアまとめ

今回はラッコの毛にまつわる雑学や、ラッコの可愛すぎる生態についてのトリビアをご紹介した。

人間以外の毛の生えた動物は、どれも毛の量はたいして変わらないと思っていた。しかし、ラッコの毛の本数が他の動物とは比べものにならないほど多かった。しかもその毛が生命維持装置になっていたとは!

人間含め、動物の体の機能とは本当に良くできたものである。

そして、今回新たにラッコの大ファンになった方もいるだろう。私もその一人だ。あのモフモフと愛くるしい生態から、今後も目が離せない。

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