フェラーリやポルシェがほしい! スーパーカーを颯爽と乗り回すために、日々頑張っている人もいるのでは。ただ…めちゃくちゃ高い…私の稼ぎでは到底無理。生まれ変わってもたぶん無理。
私も跳ね馬を乗り回して、羨望の眼差しを向けられたい! いや! 素直になろう…世間からキャーキャーいわれたい!
私と同じように思っている多くの人に朗報だ。
そんなに大金をかけなくても跳ね馬に乗る方法がある。
答えは簡単。実際に馬に乗ればいいんだ!
そういうことじゃないし、牧場で乗り回しても意味ないんだよ! という声が聞こえてきそうだが…待ってほしい…馬は道路を走ることができるのだ。
ということで今回は、馬で公道を走ってもいいという雑学を紹介していこう!
【ルール雑学】公道を馬で走ってもいい
【雑学解説】馬の扱いは自転車と同じなため公道も走ってOK!
「馬に乗って公道を走ってもいいと簡単に言うけど、みんながみんな、武豊騎手や藤田奈七子騎手のように騎手免許持ってないよ! むしろ持っていない人の方が多いわ!」と、みなさんは思っただろう。
だが安心してほしい。馬は道路交通法上、軽車両に該当する。つまり、自転車と同じ扱いなので免許は不要なのだ。さらに、ノーヘル乗馬も大丈夫。
さらにさらに、もしもの時の保険にも入れちゃう。馬は生き物。いつ人を蹴ってしまうかわからないから、自転車保険以上に入っておくと安心だ。
気になるお値段だが…なんとサラブレットでも100万円以下で購入可能。乗馬クラブや牧場で直接買い付けできるのだ。軽自動車を買うよりもリーズナブル。フェラーリなんかはだいたい安くても3000万円くらいなので、馬を30頭持つことも可能だ! それに車検代もかからないから、本当に車よりもお得かも!?
ちなみに、飼育代として、餌代が年間6万円程度、そして馬の蹄を手入れする費用として年間8万円くらいかかる。フェラーリの維持費が年間100万円くらいなので、破格の安さ。
これは馬に乗るしかない!
馬で公道を走るときは、車以上にご用心
ただ…もちろん問題もある…。繰り返しになるが、馬はやっぱり生き物。機嫌が悪いことだって、体調が悪いときだってある。馬に乗るときのリスクなどを紹介しよう。
・落馬の恐れが常にある
馬は非常に繊細な生き物。周りの音などで驚いたときや、馬自身の怪我なんかの影響で振り落とされてしまうこと多いだろう。しっかり受け身の練習をしておこう。
・噛みつかれる
案外噛む。甘噛みならいいが、本気で噛まれたらかなり痛い。ニンジンやリンゴをそのまま食べているんだからそれなりにあごの力も強いのだ。
・乗るのは車よりも簡単。でも…
乗馬そのもの難易度は実はそこまで難しくない。5分くらいの講習で歩いたりすることができる。それに走ることも、慣れとコツをつかめれば、すぐにでもできる人もいる。
ただ問題は、スピード感と高さ。風よけもない生身で走るのだから、その恐怖感は相当なものだし、馬に乗ったときの視点は車よりも高いので、木の枝やトンネルの入り口で頭をぶつけるてしまうこともあるかもしれない。
・走行中に糞をしてしまう
当然生き物なのだから、道路を走っている間に糞をしてしまうこともある。それを放置してしまうと軽犯罪法に違反してしまう。住んでいる地域によっては条例違反にもなる。だから走行中も、粗相をしたらその都度降りて処理をしないといけない。これが一番の問題だな…。
通勤通学で乗るのなら、時間に余裕をもって家を出ないといけないだろう。
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【追加雑学①】馬に乗っていても法定速度は道路標識に従う
軽車両なのだから、当然従うべき交通ルールもある。
・走行の際は左側通行
これも自転車と同じ。ときどき道路の右側を走っている自転車を見かけるが、ダメ! ゼッタイ!
・夜間走行時には照明灯が必要
車のライトのように馬の目は光らないから、一工夫が必要。いっそのこと鞍をド派手に装飾して、デコトラみたいにしてしまえばいいのか!?
・路上駐馬は厳禁
軽車両ということは…違反すると自転車みたいにトラックに載せられて、自転車保管所に運ばれるのか…。試してみたい!
・法定速度は道路標識に従う
一般道の法定速度は、だいたい時速60キロメートル。サラブレットもだいたい時速60キロメートルで走るとされているからちょうどいい。法定速度は馬に合わせられてできているかもしれない。
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【追加雑学②】お酒を飲んで馬に乗れば、飲酒運転になる
飲酒運転に厳しい時代…それはやっぱり馬にも適応される。ひどい場合は5年以下の懲役または100万円以下の罰金となる。
ウエスタンカウボーイを気取って酒瓶片手に馬に乗ってはいけないぞ! もちろん自転車に乗ってもダメだ。
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【追加雑学③】お店次第で馬に乗ってドライブスルーにも入れる
基本的にドライブスルーがあるファストフード店は車を想定しているが、店舗によっては軽車両も、つまり馬だって可能なのだ。
ただ…ドライブスルーの待ち時間に粗相をしてしまったら…ファストフードどころではなくなってしまう…
雑学まとめ
今回の雑学はいかがだっただろうか。まさか馬が自転車と同じで公道まで走れるとは…。しっかりルールとマナーを守れば、馬での通勤通学は本当に現実的。馬をどこに繋いでおくとか、そんな問題が解決できれば排ガスも出さないし、案外エコロジーでいいかもしれない。
それに白馬の王子さまを待っているそこのあなた! 交通手段での馬が流行れば、本当に白馬に乗った王子さまが現れるかもしれない。
私は白馬に乗ったお姫さまをお待ちしております! よろしくお願いします!