江戸時代

江戸の庶民に関する雑学まとめ19選!トリビア&豆知識を一覧にしました

雑学カンパニー編集部

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江戸の庶民に関する雑学まとめ

江戸の庶民の暮らしや感性は、とにかく現代と共通点が多い。現代の暮らしに受け継がれているものや「今も昔もかわらないんだなあ」と思うことが、江戸時代の庶民生活にはあふれている!

長く続いた徳川幕府の「戦のない世の中」が、現代と通じるものがあるのだろうか。とにかく庶民が元気で、たくさんのアイディアやユーモアがうまれた江戸時代。我々も見習いたいトリビアがたくさんあるぞ。

時代劇を見ているだけではわからない、江戸庶民の生活をのぞいてみよう。

江戸の庶民に関する雑学まとめ19選!トリビア&豆知識を一覧にしました

さっそくトリビアをチェックするでござるよ!

江戸版100均に関する雑学

江戸時代にも百円ショップがあったという雑学
商人魂!江戸時代にも百円ショップ(100均)みたいなお店があった

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みんな大好き100均! 生鮮食品以外、大抵のものが揃っているし、価格が均一だから値段を見比べて悩む必要もなし。安いからたくさん買えてストレス解消! これを考えた人はすごいなあ。と、思っていたら…。

なんと、江戸時代に同様の店があったという! これが驚くほど現代の100均と共通点が多いのだ。知れば知るほど感心しかない! 楽しそうだから、タイムスリップして買い物してみたいぞ!

江戸時代の「マジで」に関する雑学

マジか!?「マジで」は江戸時代から同じ意味で使われている

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現代の若者にとって「マジで?」「マジっすか!」「マジかあ~」など「マジ」が含まれない会話は考えられない。そういえば、流行りすたりの早い現代において、「マジ」は他と比較にならないほど息の長い言葉だ。

実は、なんと江戸時代でも「マジで」は同じ意味で使われていた! 一気に親近感! マジ気が合いそうだぜ、江戸庶民!

江戸時代の入れ歯に関する雑学

クオリティ高っ!江戸時代の入れ歯がスゴい

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江戸の職人をなめてもらっちゃあ、こまる。江戸時代に入れ歯があったことにまず驚くが、その入れ歯のクオリティを知ったら、その何倍も驚くだろう。

おそらく、歯科医や歯科衛生士・歯科技工士など、入れ歯に詳しい職業のひとが読んだら目を丸くするに違いない。しかも、日本人らしい細かい気遣いまで…。

江戸時代に流行した麦茶に関する雑学

江戸時代に麦茶が流行した理由とは?実は栄養成分が豊富なんです

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現代でも「健康にいい」と宣伝されると様々な食品が流行る現象が起こる。たとえば青汁とか、野菜スムージーとか。江戸時代にも「健康のために飲もう!」とされて、流行ったものがあった。それは「麦茶」だ。

麦茶が流行ったのは、江戸庶民のビタミン不足を解消するためだったのだが…なんと、ビタミン不足に陥った背景にはまさかの食べ物が影響していた! そして、江戸庶民を救った麦茶の効能とは?

歌舞伎の"四枚目"に関する雑学

二枚目はイケメン、三枚目は面白い人、四枚目は何?に関する雑学
イケメンを"二枚目"と呼ぶ理由とは?8つある"◯枚目"を一気にご紹介!【歌舞伎】

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「二枚目俳優」というと、いわゆるイケメン俳優のことだ。これは、江戸庶民最大の娯楽である歌舞伎の芝居小屋で、役者が描かれた看板に由来する。ちなみに三枚目はお笑い担当。

ここまでは、多くの人が知っていると思うが、この先が真のトリビアである。実は、四枚目に描かれた役者にもキャラクター設定が!? さらに、看板はまだまだあった!

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"イケメン=二枚目"と呼ぶ理由に関する雑学

「イケメン」と同様の意味をもつ「二枚目」という言葉は江戸時代にうまれた。カッコイイ男性を指す他の言葉「美男子」などと比較すると、直接表現されていないところが、江戸庶民らしい粋な言葉だと思わないか?

この、ちょっと業界用語っぽい表現のしかたは、まさに江戸の業界「歌舞伎」から誕生している。さて、なぜカッコイイ男性を「二枚目」と呼んだのだろうか?

生類憐れみの令に関する雑学

生類憐れみの令の時代、飛んできた蚊を一匹潰すだけで島流しに処されることもあった
"生類憐れみの令"はどのくらい厳しかった?蚊を殺すと島流し!

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世界中には「おかしいやろ!」とツッコミたくなる法律がたくさんある。日本は意外とまともなのだ。しかし、かつて日本にも「生類憐みの令」という悪名高いトンデモ法律が存在していたことは、歴史の授業で習ったであろう。

なんとこの法律、対象はお犬様だけじゃなかった! 実際の処罰例にはびっくりだ! 江戸庶民、よくこれに耐えたな…これじゃあ人間が全滅しちゃうだろ。人間だって、生類なのに。

江戸時代のカステラに関する雑学

江戸時代、カステラに大根おろしをかけていたという雑学
江戸時代はカステラに大根おろしをかけていた…。おかずだった…。

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甘くてふわふわ、砂糖たっぷりでザラメの入ったカステラ…現代ではおなじみのお菓子だ。カステラといえば長崎。江戸時代にも、すでにカステラはあったようだ。

しかし! 江戸時代に庶民が食べていたカステラは、めっちゃ和風アレンジされていた! ただの和風じゃないぞ。「絶対合わないって!」と全力で止めたくなるようなレシピで食べていたのだ。それって、おいしいの?

江戸時代の物価に関する雑学

江戸時代の品物の値段は現在だといくらくらい?に関する雑学
江戸時代の物価はどのくらい?現代の値段に換算&比較してみた

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時代劇で、町娘がおいしそうに食べている団子は、いったいおいくらなのだろう? 同心が食べているソバは? きっと江戸の町には安くておいしいものがたくさんあったのだろうなあ。

そこでこのトリビアでは、気になる江戸時代の物価について調べてくれている。「なるほど、そのくらいか」と納得する値段から「当時は高かったんだな~」と、のけぞっちゃう値段まで。価格に見合った商品なのか、タイムスリップして実際に試してみたくなってしまう。

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"ヤバい"の由来に関する雑学

「ヤバい」は江戸時代から使われていて語源は矢場という雑学
"ヤバい"の由来は江戸時代!大人な場所"矢場"とは?

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若者言葉を「昔ながらの美しい日本語が失われる」と嘆く年配者もいる。しかし、実は昔からの言葉が再ブレイクしているパターンがいくつもあるのをご存知だろうか? そのうちのひとつに「ヤバい」がある。

「ヤバい」は、江戸時代のある場所からうまれた言葉だが、現代も使う場面は一緒! 江戸のギャルは「え~ヤバ~い! キャハハ!」と笑っていたのか? いや、実は由来となっている場所は、まじでヤバい場所だったのだ。

江戸時代まではあった"ミドルネーム"に関する雑学

江戸時代までは日本人にもミドルネームがあったという雑学
ミドルネーム!江戸時代まで日本人の名前はとっても長かった

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なぜ日本人にはミドルネームがないのだろう…イギリスのロイヤルファミリーみたいに、超かっこいいミドルネームをつけたい! あれは、うらやましい。

実は、日本人にだって、江戸時代まではミドルネームがあったのだ! しかし、武士っぽさは出るが、長ったらしくて若干うっとおしい気が…。

"指切りげんまん"に関する雑学

「指切りげんまん」の由来は江戸時代の遊女という雑学
遊女はメンヘラ!?"指切りげんまん"の由来は江戸時代にあった

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「指切りげんまん」という遊び唄は、単なる約束の文句にしては、嘘ついたときの罰が重すぎると思わないか!

実はこの「指切りげんまん」は、江戸の遊郭からうまれたという。その唄の内容にドン引き…しかし、事情を知れば納得。江戸の華やかさの裏で懸命に生きる、遊女たちのつらさを感じずにはいられないトリビアだ。

江戸時代の瓦版に関する雑学

江戸時代の新聞販売員は内容を読み上げて客の気を引いていたという雑学
売上を伸ばす!江戸時代の瓦版の売り込み方法とは?

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時代劇に登場する「瓦版屋」は、いつも大勢の庶民に囲まれている。江戸の瓦版屋が、瓦版を買ってもらうためにしていた工夫に「なるほど!」と感心するぞ。

インターネット普及で売り上げが減少している新聞業界だが、やみくもに玄関訪問するのではなく、もっと江戸の瓦版屋のような、活気ある盛り上げ方が必要なのかもしれない?

江戸時代の銭湯に関する雑学

江戸時代の銭湯は混浴が当たりまえだったという雑学
羨ましい…?江戸時代の銭湯は混浴が普通だったなんて…!

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日本には、まだいくつか混浴の温泉が存在している。しかし、庶民的な銭湯ではありえないはなしだ。ところが、江戸の銭湯は混浴が当たり前だった! ざわざわ…よくない、よくないぞ!

男女別にすることはできなかったのだろうか? なんと、明治時代でも混浴で頑張っていたところが、さすが江戸庶民!

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"さじを投げる"の語源に関する雑学

「さじを投げる」の語源は、江戸時代の漢方医が使う道具が由来だったという雑学
"さじ加減"も!"さじを投げる"の語源は漢方医の医療器具!

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「無理。やーめた!」を慣用句で表すと「さじを投げる」だろう。なぜ、見限って諦めることを「さじを投げる」というのか? これは江戸時代の医者の様子からうまれた言葉である。

そして、当時の医者にとって非常に重要なグッズだった「さじ」とは? 大事な「さじ」を投げちゃだめ! 諦めたらそこで試合終了だぞ。

新宿の誕生に関する雑学

新宿は江戸時代に色街として誕生したという雑学
幕府非公認だけど…。新宿は江戸時代に色街として誕生した

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東京を代表する繁華街「新宿」は、江戸時代に幕府非公認ながら、色街として栄えた場所だった。非公認にもかかわらず発展したのは、なにか秘密があるのだろうか? 今でも新宿には無許可のお店がたくさんあると噂を聞くほどだから、江戸時代からかわってないのかもなぁ。

現在は華やかな顔をみせている新宿だが、実は昔の色街の切ない名残が、そこかしこに残っている…。

お歯黒の効果に関する雑学

お歯黒は虫歯予防になっていたという雑学
優れたお歯黒の効果!化粧だけじゃなく虫歯予防にもなっていた

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時代劇や昔の資料などで見かける「お歯黒」は、江戸の女性のたしなみ。現代人にとっては完全にホラーだが、当時の人々は謎の美的センスで歯を黒く塗っていた…。

ところが現代になって、お歯黒の驚くべき「ある効果」が発見されている。江戸庶民はそんなこと知らずに、ひたすら黒く塗りまくっていたのだろう。結果オーライ!

江戸時代の豆腐料理本に関する雑学

江戸時代に「豆腐百珍」という料理本が刊行され、空前の豆腐ブームになったという雑学
料理本"豆腐百珍"→江戸で豆腐ブーム到来!100種類の豆腐料理が載っていた

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江戸時代には、なんと料理本があった! 当時、珍しいながらも庶民の口にはいるようになった「豆腐」を扱った料理のレシピが100も載っているのだ! これはベストセラーの予感がするぞ。

この料理本、驚くべきことに料理方法によってカテゴリ分けまでされている。どれどれ、どんな豆腐料理が載っているのか? と、トリビアを読んでみると…本格的すぎる。本の著者は、カリスマ料理人か!

日本最古の本屋に関する雑学

日本で最も古い本屋に関する雑学
日本で一番古い本屋は京都にあった!江戸時代から続いてます

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日本最古の本屋は、江戸時代初頭より現在までずーーーっと、京都で営業され続けている。400年の歴史を誇るすごい本屋である。

しかしそれだけではない…。京都にはこのほかにも、同時代から続く本屋が2店舗もあるというのだ! 京都すげえ! 販売されている本にしても、いかにも歴史ある本屋さんって感じだ。

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