アニメ

ルパン/ヤマト/ガンダムのアニメは、1作目で打ち切りだった…

ルパン/ヤマト/ガンダムのアニメは1作目で打ち切り!に関する雑学

「ルパン三世」・「宇宙戦艦ヤマト」・「機動戦士ガンダム」といえば、1970年代に初めて放送され、21世紀になっても続編や関連商品が制作されるほどの人気アニメである。

そんな人気アニメだけに、1作目から人気絶頂だったに違いない…と思うかもしれないが、実は初回放送時は視聴率が低く、打ち切りになっているのだ。

現在も続く人気作品は、なぜ初回放送時に人気がなかったのか? 逆に、なぜ再放送で人気が出たのか? 今回は、そんな不思議な雑学を紹介していくぞ!

【サブカル雑学】「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」は初回放送時に打ち切りになっている

ゆい
ルパン、ヤマト、ガンダムが初回放送のときに打ち切りにあったって聞いて驚いたんだけど、どうしてだか知ってる?
ひかり
知ってるよー!初回放送のとき、子供向け作品じゃなかったから視聴率があがらなかったんだって!

【雑学解説】「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」は再放送で人気が出た

ここでは、「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」のそれぞれについて、初回放送時の背景などを解説しよう。

ルパン三世

1971年に放送された「ルパン」1作目は、原作マンガのハードボイルドな雰囲気を忠実に再現していたが、当時アニメといえば子供向けのものとの認識が強く、低視聴率が続いた。

そのため、シリーズ中盤からは、のちにジブリで活躍する宮崎駿と高畑勲も制作スタッフに加わり、子供向けの内容に舵を切ったものの、視聴率はさほど上昇せずに23話で打ち切りに。

しかし低視聴率のおかげで放映権が安く、何度か再放送されると、その作品性が評価されたのか、ルパンは高視聴率を獲得した。

1作目から6年後となる1977年に続編が制作されて人気はさらに高まり、現在も続く人気コンテンツへと成長している。

関連雑学

原作のルパン三世は峰不二子に冷たいという雑学
アニメと全然違う!原作のルパン三世は峰不二子への扱いが冷たい

続きを見る

宇宙戦艦ヤマト

1974年に本格SFアニメとして放送された「ヤマト」は、裏番組が「アルプスの少女ハイジ」や「フランダースの犬」などの人気アニメだったためか、視聴率は低迷し、全39話の予定が26話で打ち切りとなった。

汚染された地球を救うために、ヤマトがはるか遠いイスカンダル星にコスモクリーナーDを取りに行く…というストーリーだが、イスカンダルへの往路に25話かけたにもかかわらず、残り1話で地球に帰ってくるという急展開に、打ち切り作品の悲哀を感じる。

「ルパン」と同様に、「ヤマト」も再放送で中高生などから評価され、TVシリーズの総集編として制作された、劇場版「宇宙戦艦ヤマト」で人気を確固たるものに。

その後1978年に「宇宙戦艦ヤマト2」、1980年に「宇宙戦艦ヤマトⅢ」が放送され、それぞれ映画化もされている。

ひかり
大人気のアニメたちも、けっこう苦労してたんだね…!
機動戦士ガンダム

「無敵超人ザンボット3」・「無敵鋼人ダイターン3」に続くロボットアニメとして、1978年に放送された「ガンダム」。

戦争をテーマにした内容や、主人公であるアムロ・レイの内気な性格など、従来のロボットアニメとは異なる作風から子どもたちには不評であり、スポンサーの玩具の売上も低迷した。

そのため、当初予定していた52話から43話に短縮されたものの、放送終了後もアニメ雑誌の特集や中高生の口コミなどで評判となり、再放送では高視聴率を獲得。

その後、作中のロボット(モビルスーツ)をプラモデル化した「ガンプラ」が発売され、爆発的な売上を記録した。

こうして見ると、どの作品も当時の子どもたちは不評だったものの、中高生たちからの支持で人気が高まったことがわかる。アニメといえば子ども向け…という固定概念を覆したことが、「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」がいまだに人気コンテンツである理由なのだろう。

ゆい
ほんと、どれも今では大人気のアニメだよね!
ひかり
私もぜーんぶ見たことあるよ!

関連雑学

ガンダムで「シャアザク」の色がピンクの理由に関する雑学
赤い彗星なのに…"シャアザク"がピンクの理由とは?【ガンダム】

続きを見る

スポンサーリンク

【追加トリビア①】ルパンの素顔は誰も知らない!

ルパンといえば、変装の名人として知られているが、実はルパンの素顔は誰も見たことがないのはご存知だろうか?

このことは、原作であるマンガ版で触れられている。作中でルパン家に伝わる盗術の第33条を問われたルパンは、「いかなるときでも素顔をさらすな」と答えおり、「次元だって五ェ門だって、銭形だって、俺の本当の顔を知らない」と語っているのだ。

つまり、我々がイメージする短髪で面長、サル顔のルパンは、本当の顔ではないということ。だが、この設定に関しては、原作者のモンキー・パンチが自分の絵柄が変わったときの言い訳にするため…という噂もあったりする。

ひかり
ええ!それじゃあ、素顔はめちゃくちゃイケメンなのかもしれないってこと…!?

関連雑学

ルパンの素顔は誰も知らないという雑学
実は変装中。ルパンのいつもの顔は素顔ではない

続きを見る

スポンサーリンク

【追加トリビア②】小説版「ガンダム」でアムロは戦死してしまう

アニメ版「ガンダム」の監督を務めた富野喜幸(現・富野由悠季)が高年齢層向けに執筆し、1979年に朝日ソノラマ文庫から発売された小説「機動戦士ガンダム」を読んだことがある人はいるだろうか?

この小説版「ガンダム」だが、アニメ版とはさまざまな点でまったく異なる。

まず、舞台となるのは宇宙(そら)だけであり、地球に降り立つことはない。そのため、ジオン軍のモビルスーツはザクとリックドムしか登場せず、なんとも地味な印象だ。

また、アムロは最初からパイロット候補生となっており、民間人が巻き込まれるというストーリーも完全に無視されている。

そして、最大の衝撃は、物語の終盤で主人公のアムロ・レイが戦死すること。

しかも、シャアとの死闘のうえで戦死したなら格好もつくが、「シャアと協力してザビ家を倒そう」と味方を説得している間に無名のパイロットに撃たれるという、なんとも間抜けな死に様である。

ちなみに、テレビ版が打ち切りにならなかった場合、アムロは小説版と同様に戦死する可能性があったらしい。アムロにとっては、打ち切りのおかげで命拾いしたという皮肉な結果となっている。

ゆい
打ち切りは悲しいけど…アムロさん、生きててよかった…!
ひかり
アムロ、行きまーす!

なお、個人的に小説版の最大の衝撃は、アムロとセイラさんが大人の関係になっていること。子ども時代にアニメの延長として小説を読んでいたため、急に訪れるアダルトな展開には戸惑ったものだ。

トリビアまとめ

今回は、初回放送時に打ち切りになってしまったアニメ、「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」についての雑学を紹介した。

日本を代表する人気アニメも、初回放送時は不遇だったことに驚いた方も多いだろう。

逆にいえば、現代においても最初はあまり話題にならなかったコンテンツが、突然人気になる可能性があるといえる。

最近はSNSなどにより口コミのパワーが強くなっているため、その可能性はかつてよりも高いのではないだろうか?

ひかり
ということは、私たちが大人気になる可能性も十分あるってことじゃない…!?
ゆい
た、たしかに…!(わくわく)

現在応援しているコンテンツの人気がない…と嘆いている方も、第2の「ルパン」・「ヤマト」・「ガンダム」になる可能性を信じて応援し続けてほしい。

Copyright© 雑学カンパニー , 2020 All Rights Reserved.