タイといえば「微笑みの国」として有名である。そして、タイは親日国としても知られており、旅行で訪れた際にとてもいい笑顔で迎えられた記憶がある日本人も多いことだろう。
だが、そんなタイ人女性の笑顔を、一瞬で引っ込ませる日本語があることをご存知だろうか? その悪魔のような日本語とはいったい何なのか…。タイ旅行に行く前に必見の雑学を紹介しよう。
【面白い雑学】タイ語で「キレイ」は「ブス」という意味
【雑学解説】タイ語の「キレイ」はどんなときに使う言葉?
すでに書いてしまったが、タイ人女性に使ってはいけない言葉とは「キレイ」である。日本では、女性に対して「キレイですね」というのは褒め言葉なのに…。
だが、理由を聞けば納得いってもらえるはず。実は、タイ語で「キレイ」とは、「ブス・ブサイク」という意味なのだ! つまり、あまり容姿がよろしくない人に対して使う言葉ということ。
なので、タイ人の女性に向かって「キレイ」と連呼すると、「ブス」と言い続けていることになる。どんなに美人なタイ人女性に出会っても、「キレイですね」というのだけはやめていただきたい。
ちなみに、タイ語で「キレイ・美人」を意味する言葉は「スワイ」というらしいので、タイ美人には「スワイ」を使って褒めてあげよう。
日本語の「ハイ」もタイ語では違う意味になる
「キレイ」と同じように、日本語とタイ語で意味が異なる言葉として「ハイ」がある。
日本では「Yes」という肯定の意味で使う「ハイ」だが、タイ語では「あげる・渡す」という意味らしい。そのため、タイの人と話しているときに「ハイ、ハイ」と相づちを打っていると「何かくれるのかな?」と誤解されるかもしれない。
とはいえ、日本でも「ハイ、これ」といいながらモノを渡すこともあるので、ある意味似たような意味の言葉といえるかも!?
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【追加雑学①】タイ語でも通用する日本語は?
ここまでは、タイ語では意味が変わる日本語について説明したが、それとは逆に日本語とタイ語で同じ意味になる言葉もあったりする。
その言葉とは、数字の「3」。タイ語でも3は「サン(サーン)」と発音するらしいのだ。また、タイ語で数字の「4」は「シー」らしいので、こちらも日本語の「4(し)」と似ている。
そういえば、かつて「3がつく数字のときだけアホになる」というネタをやる芸人がいたが、タイで披露すればまた大ブレイクするかもしれない!?
【追加雑学②】海外で使ってはいけない日本語たち
タイ語での「キレイ」のように、海外で使うと変な意味になる日本語はたくさんあるようだ。ここでは、そんな日本語を紹介しよう。
「バカ」・「アホ」
日本語だと悪口でしかない「バカ」と「アホ」だが、スペイン語では「バカ」は「牛」で、「アホ」は「ニンニク」の意味である。
つまり、「牛肉のニンニク炒め」は「バカのアホ炒め」ということに!? これだと、まったく食欲がわかないのは筆者だけだろうか?
「近畿(きんき)」
「近畿(きんき)」は、英語で「変態」を意味する「kinky」と発音が似ているらしい。
つまり、ジャニーズの「Kinki Kids」は「変態少年」になり、マグロの養殖で有名な「近畿大学」は「変態大学」となってしまうのだ! それを気にしてか、近畿大学は2016年から英語表記を「KINKI UNIVERSITY」から「KINDAI UNIVERSITY」へと変更している。
ちなみに、「変態」が「エッチ」の語源なのは、別のトリビアだったりする。
「ブラジャー」
厳密には日本語ではないが、女性用の下着である「ブラジャー」は、インドネシア語では「勉強する」という意味になる。
インドネシアでは、男性が「ブラジャーして」といわれても、変な意味はない…と思いたい。
このように、普段使ってる日本語が外国ではまったく違う意味になることがあるのだ! 海外で日本語を話す際には、ぜひ気をつけていただきたい。
雑学まとめ
タイ語に限らず、日本語と同じ発音でも海外ではぜんぜん違う意味になるのはとても面白いことだ。
とはいえ、こちらとしては褒めたり、いい意味で使った日本語が失礼な言葉になることもあるので、海外旅行に行く前にはチェックしておきたい。
逆に、今回の雑学をネタにして、外国人との交流に役立てていただければ幸いである。
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